ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2007.10.05
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  4.勝浦温泉病院へ


6回目の手術が終わってから、私の身体はだんだん曲がっていった。
左足は付け根から外へ外転し、上半身は痛みのために左に傾いていった。
寝たきりで上を向いているのに、身体がくの字に曲がって固くなってしまっていた。

ある日、13歳の1回目の手術の時立ち会った、N医大の先生が来て、
「何で、こんなことになったんや」と言った。
すると病院の先生が、脇を抱えて話があると言って連れて行き、後で帰ってきた時、
「まあ、しょうないなあ。いずれこうなる体質やった。」と言った。
いつまでも治らない私を、N医大に移そうということだったが、衰弱が激しく、しばらく勝浦の温泉病院に行って、体力を改善せなあかんという話になった。

「私を離れ小島にやるんやろ?私は、先生のモルモット?」と言ってしまった。

18歳の11月、勝浦の温泉病院に入院した。
身体が曲がっているから温泉につかってまっすぐにならないかということやった。
この病院では、機械を使って寝たままお風呂に長い時間入る。
午後からは、ベルトで身体を固定されて、リハビリをする。
結局、この病院は私にとって拷問に近かった。

ただ、この病院で良かったのはK大学病院から来た先生に出会えたこと。
私の今までのレントゲンを見て、3枚が紛失しているという。
「何かあったんですか?」と聞かれた。
私にも知恵が付いてきて、やっぱりミスやったの?と思った。

病院の療養生活は辛かったけれど、勝浦の地域の人たちはありがたかった。


1月には私の体力ももう限界で、三重の先生が覗きに来た時、もう帰りたいと言った。
その二日後、車で帰ることになった。排出の機能がわからなくなっていたので、一度三重の病院に入院してから、N医大に移ろうということになった。





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最終更新日  2007.10.06 03:17:35
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