TAIWAN BLOG

いつも生活している空間が台湾の田舎ゾーンなので、
たまに隣町の新竹へ出かけると、物価の違いに驚嘆する。

物価と言っても、日本人相手の「日本料理」「日式カラＯＫ」のこと。

日本料理の値上がりには驚愕する。
日本人が多くて、社用族の多いこと、出張族の多いこと、台湾自体のエンゲル係数の低さ、（すなわち日本人よりも収入が少なくても生活費がそれなりに小額で済むこと、）が手伝ってか、９５～２０００年で生活していた時の物価とつい比較してしまうので、怖くて日本料理へは行けない。

例えば、料理１品が、２５０元する。（ｘ３．５５＝約８８８円）
１品だけで、普通の日本人ならば、３～４品は注文し、ビールも呑む。
焼酎は、日本からの取り寄せだ。
安い訳がない。

竹南の日本式の串焼きも高い。
名前だけ日本料理店もあるが、これも味がいい加減な割りに価格は高い。
そんな店が潰れないのも不思議。
台湾のお金持ちがたくさんいるということ。

我が社が台湾に進出した約４０年前の駐在員は、当時は、１００元札が最高紙幣で、
持ちきれない１００元札をポケットに入れて、台北行きのバスに乗ったそうだ。
物価？　　比較できないくらい安かった。
しかし、衛生面も悲惨だったそうだ。

しかし、変わらず人情には厚かったという。
やはり、親日。
外省人が悪事をしたこと。

しかし、そんな純粋な国家も、経済を発展させるために、美国（米国）、日本、ドイツ等の技術移転を優遇した。
そして、結果として、国家経済は発展し、労働力すら確保し辛くなり、タイ、ベトナム、大陸へと安い労働力へ求めて、各企業の工場は移転して行った。

ここ台湾にも空洞化を感じさせる。
日本が向かえている、足元の弱い国家がここにも出来ている。

カラＯＫ店を見ても、驚く

ボトルは一番安くて、３，５００元程度する。（約１２，０００円）
そして、小姐は日本語を使う。
このサービス料が高いのかな？
しかし、小姐自身の時間給は、低い。
差し障りがあるので、ここには書かない。
やはり経営しないと利益は得られないのは、いずこも同じ。
しかし、経営者には、当然、多額の借金を造るリスクは有る。

【竹南】
わたしの宿舎の下の田舎のカラＯＫは、最低消費額２００元というシステム。
カラＯＫだけ歌って、ビールを飲まなくても、２００元を支払う。
ビールが１００元だから、仮に３人でビールを６本飲む。そして、歌う。
２００元／人ｘ３人＝６００元／３人・・・時間無制限
つまみ、果物・・・無制限サービス

ビール　１００元ｘ６本＝６００元
最低消費が、２００元だから、これで帰宅すれば、ビール２本＋つまみ＋果物
だけの支払い。
つまり　２００元支払えば終わる。

昨日、もうひとりの日本人家族が歓迎会を【新竹】で、開いてくれた。
日本料理でご馳走してくれた。
暖かい家族で、綺麗な若い奥さんもとても明るい。
非常に感激した。

その後、彼らに感謝して、別れた。
昔馴染みの店に顔を出した。

このカラＯＫは、やや日本式の店。
小姐の日本語もあまり上手ではない。
だから私は日本語は使わない。

日本語分のサービス価値へ割り引きして欲しいくらいだ。
ここでも、生意気に、ボトルが３，５００元もした。
日本式クラブじゃないだろ！！
結局、２人分で合計　５，０００元支払って、店を出た。

仮に竹南で、ビール　１０本呑んで　１，０００元
５回　カラＯＫに行ける。

出張者が来て、お客さんが来て、どうしようもない時意外は、無用な場所だと痛感している。

台北は、この新竹よりも価格は高い。

通常生活物価は、このブログで紹介するもので、比較していただきたい。
水果（スイコウ）は、比較にならない。
美味しくて新鮮で、結果、安い。

今日の昼飯
【竹南】
小さな海鮮料理店

　　チャーハン
　　イカ焼き
　　羊肉焼き
　　小さなカキの揚げ物
　　台湾ビール　１本
　　林檎ジュース　１本（呑み終わらなかったので持ち帰った）
　　刺身

で、５６０元（ｘ３．５５＝約２，０００円）

地元台湾の牡蠣

おっと、画像アップしていて気が付いた、刺身も食べた。

さしみ・・・日本語が通じるくらい、今の台湾の人は、刺身を食べる。
鮮魚片（センユイピエン）
１２年前は食べる人は少なかった。
今は、誰でも平気で食す。

むりやり焼かせたイカもアップしとこう。
香料がないので、揚げるか、炒めると主張していたが、客の意見を聞けと無理やり焼かせた１品。

ま、日本料理を食べたくなったら、新竹へ行こう。
しかし、自分で造った方が安いけれど。

研究を続けましょう。

そんなことを書いている折、ＴＶニュースで台北の日本料理が繁盛しているとの報道。
政府高官御用達だそうだ。みんなが知っている台湾高官。
価格は書きたくないほど高い。

台北日本料理

豊原で日本料理を開いていた日本人の知人は今そこで、料理人として働いている。
その娘さんは、わたしの娘の挙式に、台湾からわざわざ出席してくれた。
わたしの娘と台中日本人学校での同級生である。
ありがたかった。

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最終更新日 2006.05.14 18:56:13
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■コメント

Re:物価感覚の相違(05/14)

銀治。さん

私の昔の台湾の彼女は山地人でした。
彼女のお母さんが
私によく言ってました。
台湾は日本になってほしかった！！

それにしても、
秋さんは
臭豆腐を食べれるって凄いです！
食べるとやみつきになると
言われてましたが
最後まで食べれませんでしたね～～～。

(2006.05.14 21:04:57)

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Re[1]:物価感覚の相違(05/14)

秋さん7942 さん

銀治。さん
＞私の昔の台湾の彼女は山地人でした。
＞彼女のお母さんが
＞私によく言ってました。
＞台湾は日本になってほしかった！！
＞
＞それにしても、
＞秋さんは
＞臭豆腐を食べれるって凄いです！
＞食べるとやみつきになると
＞言われてましたが
＞最後まで食べれませんでしたね～～～。
-----
こんばんは！
いつも書き込み、ありがとうございます。
わたしは山族歌が大好きで、タンバリン（鈴鼓：リンクゥ）は必需品です。
ナルワント・・・

そうですか、山地人ですか。
情に厚く、熱情派が多いですよね。

九族文化村には、３回行きました。
烏來には、１回だけ。
阿里山には、計画が２回キャンセル。
家族が帰国してから無計画。

今回の赴任では、是非登りたい。

臭豆腐も軽くなりまして、
少し残念です。

いつも例の屋台で食べますので、
私が嫌っている血の塊は、野良犬にあげています。
狗が居る屋台。
日本人には耐えられないですよね。
でも私から見ると、随分綺麗になりました。

(2006.05.14 21:56:26)

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日本料理は世界でも高級品ですね！

kamiogi さん

秋さん：こんにちは。
日本料理はステータスですね！
一説、台湾で日本料理屋の生き残り率が高い。
それだけ、イメージは高いけど、儲かる。
従来の食べ物に飽きたグルメ達は、日本料理屋を通っているだけで、ステータスに成る。
確かに、NY，パリー、ロンドン、何処へ行っても、日本料理は高い。
一流の金持ちが消費する店だ！ (2006.05.14 22:05:54)

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Re:日本料理は世界でも高級品ですね！(05/14)

秋さん7942 さん

kamiogiさん
＞秋さん：こんにちは。
＞日本料理はステータスですね！
＞一説、台湾で日本料理屋の生き残り率が高い。
＞それだけ、イメージは高いけど、儲かる。
＞従来の食べ物に飽きたグルメ達は、日本料理屋を通っているだけで、ステータスに成る。
＞確かに、NY，パリー、ロンドン、何処へ行っても、日本料理は高い。
＞一流の金持ちが消費する店だ！
-----
庶民的な日本人が行っては行けない店なんですよね。
総統とか、偉くないとね。
いや、相当偉くないとね！！

ま、屋台の味付け特注で、
また、海鮮料理屋無理やり自己チュウ料理法で、
対応してみます。

きょうは、涼麺（日本式）。
ツユは、日本製を使用しました。 (2006.05.14 22:28:59)

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Re:物価感覚の相違(05/14)

土壇場サヨコさん

＞やはり経営しないと利益は得られないのは、いずこも同じ。

ふ～ん？日本じゃ経営者の方が大変よ。
私の歳では、どこも雇ってくんないから、経営者を続けるけど……
(2006.05.15 16:09:13)

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Re[1]:物価感覚の相違(05/14)

秋さん7942 さん

土壇場サヨコさん
＞＞やはり経営しないと利益は得られないのは、いずこも同じ。
＞
＞ふ～ん？日本じゃ経営者の方が大変よ。
＞私の歳では、どこも雇ってくんないから、経営者を続けるけど……
-----
リスクしょわないと
可能性が無い・・・という訳ですね
でもチャイニーズの方の商売センスは、素晴らしい
商魂！！
凄いですよね。 (2006.05.15 18:56:11)

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