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2009年7月、香港で開催された「“祖国の光”陸海空兵器模型展」。 「中国航空母艦」のキャプションがつけられた模型が展示された。 全長306m、全幅73m、基準排水量5万3千トン。 航空機約40機搭載可能。 ワリャーグの再生は中止されたようだがが、それに合わせて新造の情報が伝えられた。 中国政府は空母建造を明言していない。 いずれにしろ、航空母艦は全体で一つのシステムとなっており、模倣は容易ではないと想定される。 模倣によりロシアとも問題を抱えることが多い中国。 ロシアとうまく折り合いをつけてノウハウを引き出せるかがカギのようだ。 中国の空母、 実戦配備は早くても2015年と予測 ―台湾 (2010年3月22日 Record China) 2010年3月19日、環球時報によると、台湾の情報機関にあたる国家安全局の蔡得勝(ツァイ・ダーション)局長は17日に立法院で行った機密報告で、中国の空母が相応の攻撃力を備えるのは早くても2015年になるとの見方を示した。 また、張顕耀(ジャン・シエンヤオ)立法委員は国家安全局の報告を引用し、「中台関係は緩和されつつあるものの、軍事情勢については緊張が続いている」とした上で、「中国が昨年実施した31回の軍事演習のうち、74%は台湾の攻撃を想定したものだった」と述べた。 一方、台湾紙・中国時報による「中国は福建省にS-300PMU2型地対空ミサイルを配備した」との報道について、台湾当局の高官は「台湾当局は2年前にこの情報をつかんでいた」とし、「同ミサイルが福建省に配備されたのは中台直行便が就航する前のことで、最近の動きではない」と語った。 中国海軍廃棄空母ワリャーグの再生 (2006-03-12 北大路機関) 昨今、一般紙において中国海軍がロシア製正規空母“ワリャーグ”の改修工事を進めていることを報じている。 中国海軍は'小平時代から海洋戦略の遂行に当たって航空母艦の保有を目指して進んでおり、1997年の台湾総統選挙に際しての示威行動を米海軍空母機動部隊派遣に封じ込められる形となり一気に必要性が進んだ感がある。 …(略)… 中国海軍が2015年に空母1~2隻を就役させる予定か (2008年09月18日 GIGAZINE) sinodefence.comが関係筋の情報として伝えたところによると、中国人民解放軍海軍が5万トン~6万トン級の航空母艦を1~2隻建造する計画があるそうです。 もしこれが真実であった場合、初の中国国産空母が2015年までに就役することになります。 中国海軍には過去空母が在籍したことがなく、もし就役すれば初の空母戦力となります。 詳細は以下から。 …(略)… 改装中のワリャーグ
2010年03月23日
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潜水艦には夢がある。 人が普通には永く過ごすことの出来ない環境に挑むのりもの。 宇宙船に感じると憧れと似たところがある。 個人でも持つことの出来る潜水艦が開発された。 潜水艦への憧れを持つ人々は世界中にいるようだ。 ロシアが足でこぐ2人乗り潜水艦を開発 (2010年1月4日 ロケットニュース24) 動力は人力! そんなペダル式の潜水艦がロシアの企業によって開発されました。 この潜水艦は2人乗りで、2人がペダルをこぐ事で潜水と前進をする事ができるといいます。 今まで潜水艦を人力で動かすのは難しいとされていましたが(潜る力が足りないため)、これで好きな時に手軽に潜水する事ができるわけですね。 この潜水艦のコストは当初、約750万円も必要だったらしいのですが、生産ラインの完備によって約225万円くらいにすることは可能らしいです。 大金ではありますが、潜水艦が約225万円で買えるのであれば非常に安いですよね。 この潜水艦はロシア・サンクトペテルブルクの企業がマサチューセッツ工科大学の協力を得て開発したもので、ちゃんと緊急時用に電力で移動する事もできるようになっているといいます。 体力がなくなっても電気で移動できるなら安心ですね。 もしかすると今後、ロシア中の海や川に潜水艦がいっぱい出現するかもしれませんよ。 耐久度がどれ程のものかわかりませんが、交通事故に遭わないよう、潜水艦も安全運転で走行・潜行しましょうね。 第二次世界大戦で、ドイツと米国の海軍は潜水艦乗りが海軍を指揮した。 航空艦隊の重要性を知りながらも、大鑑巨砲主義から抜け出せなかった日本の海軍との違いはロジスティクス戦略にも色濃く反映された。 正面の充実が先行し過ぎの自衛隊もその系統を受け継いでいる気がする。
2010年01月30日
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資料の公開は歴史を残す、検証する観点からたいへん重要なこと。 ただ、敗戦後時間がたってからの発言録は、たとえ本人の発言でも鵜呑みにするべきではない。 自らの失敗は小さめに、功績は大きめに語られることもよくある(語る人もいる)。 言い訳に繋がる発言もある。 後世人々の評価は、当時の状況を軽く見て、当事者の決意不足を指摘するような、建前的なものになりやすい。 これらの要素はどの発言、記録にも常にある要素。 発言が公開されることは大いにプラス。 栗田艦隊のレイテ沖海戦での「謎の反転」が兵力温存策だとしたら、大局から見て栗田中将は実戦部隊の指揮官に相応しくないことになる。 彼我の戦力を知っていて作戦に臨んだはずだからである。 陽動作戦を担当した小澤艦隊を無駄死にさせたとすれば、そのことも問題。 本当にそうなのだろうか? <太平洋戦争> 旧海軍大将らの証言記録、刊行準備進む (2009年12月7日 毎日新聞) 旧日本海軍の大将ら幹部47人が、太平洋戦争を振り返った膨大な証言記録を旧海軍OBらで構成される団体が保管。 来年春の刊行を目指し、準備を進めている。 戦後、公の場に出ず「沈黙の提督」と呼ばれた井上成美(しげよし)、嶋田繁太郎元大将らが後輩の元軍人の聞き取り調査に応えたもので、昭和海軍の実像を伝える貴重な資料だ。 【栗原俊雄】 記録を保管しているのは、旧海軍OBらが構成する財団法人「水交会」(東京都渋谷区)。 1956~61年ごろ故・小柳富次元海軍中将らが聞き取り、冊子にしたもので「小柳資料」と呼ばれる。 全44冊、400字詰め原稿用紙で約4000枚。 元大将が10人、中将が30人(うち陸軍1人)。 嶋田元大将は戦後、外部の取材には一切応じなかったという。 だが小柳元中将に対しては能弁で、1941年12月8日の真珠湾奇襲成功後、衆議院で戦況を報告した際に議員の「感激熱狂振(ぶ)り」をみて「これからが難しくなるのだ。肩に重荷を感じ、胸つまる思いであった」と当時の心境を述べている。 また山本五十六連合艦隊司令長官と親しかった井上元大将が、「(山本が)対米作戦に自信がないと云(い)うことであれば、職を賭しても太平洋戦争に反対すべきであった」などと山本の言動を批判している。 栗田健男元中将は1944年10月、連合艦隊が敗れたレイテ沖海戦で主力艦隊を率いた。 当初の目的、米軍輸送船団砲撃の寸前まで迫りながら撤退したことが海戦史上の「謎」とされている。 栗田は艦隊が連日、米機動部隊の空襲を受け「敵の制空権下では水上部隊の戦闘は成り立たないと思った」と証言。 またフィリピンの味方航空部隊が想像以上に脆弱(ぜいじゃく)だったと振り返った。 「謎」をとく一つの鍵になりそうだ。 水交会では「小柳資料」は非公開だったが、後世の研究に役立ててもらおうと刊行を決めた。 資料の写しは防衛省防衛研究所(東京都目黒区)で01年ごろから順次公開されている。 昭和史が専門のノンフィクション作家、保阪正康さんは「身内に話すという安心感からか、外部には口を閉ざし続けた元軍人たちが、驚くほど多くのことを語っている。 昭和の日本海軍の全体像をうかがわせる資料だ」と話している。
2009年12月09日
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自衛隊史上初の全通甲板を装備した輸送艦「おおすみ」。 左派勢力はミニ空母と称していたが、もともと「災害後の支援活動に最適」との声もあった。 フィンスタビライザーも装備され、外洋航海時の安定性も増したことだろう。 遠距離の航海にも向いているし、収容能力も高いので、器材や人を大量かつ経済的に輸送可能。 新党日本、田中康夫党首が前回総選挙中に唱えた自衛隊のサンダーバード化(=国際救助隊化)が進展! <防衛省> 友愛ボートに海自輸送艦「おおすみ」検討 (2009年11月17日 毎日新聞) 防衛省は16日、災害地域に自衛艦を派遣して医療活動などを行う「友愛ボート」に、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(全長1788メートル、幅25.8メートル)を活用する検討を始めた。 同艦は医療機器などを積み込むスペースが大きく、陸上自衛隊の部隊330人を運ぶ能力を持つ。 来年度実施される米国などとの共同訓練に参加後、友愛ボートとして派遣したい考えだ。 「友愛ボート」は鳩山由紀夫首相がシンガポールで行ったアジア政策に関する演説で表明した。 …… 海上自衛隊所属の新「しらせ」は11月10日、処女航海出発。 新「しらせ」処女航海へ 51次観測協力 南極目指し出発 「新たな歴史を開け」統幕長訓示 (2009年11月12日 朝雲新聞社) 海自の3代目砕氷艦として今年5月に就役した新「しらせ」(1万2650トン、艦長・小梅三津男1佐以下179人)が11月10日、文部科学省の第51次南極地域観測協力のため、東京・晴海から観測隊員や家族ら1000人に見送られ、南極への処女航海に出発した。 先代「しらせ」は49次隊支援後に退役したため、海自が南極観測事業に協力するのは1年半ぶり。 海洋の汚染防止などにも配慮した最新のエコシップとして完成した新「しらせ」は先代より一回り大きく、コンテナ化などで搭載量も1割増しの約1100トンが搭載できるようになった。 …… 南極観測船 宗谷
2009年11月20日
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海上自衛隊初の「全通甲板型」のヘリコプター搭載護衛艦、「ひゅうが」。 海上自衛隊最大でも固定翼機は搭載できない。 安全保障面では海上交通路の安全確保、海外での邦人の保護などでの活躍が期待できる。 国内での災害時の救援本部としての役割に対する期待は大きい。 自己完結型の装備と訓練を受けた人々の果たす役割が、大自然災害後にどれほど重要であるかは、周知の事実だ。 旗艦としての運用を想定していることから戦闘指揮所(CIC)の機能も災害後に有効に機能するだろう。 移動可能な洋上ヘリポートの存在とドクターヘリ、大型飛行艇US-2とをセットにして、医療を中心とした災害対策を考えて欲しい。 「ひゅうが」の1000億円とイージス艦の1500億円とでは国民に果たす役割が大きく違う。 ただし、帝国海軍の航空戦艦「日向」と同じ音の名前は自衛隊としてのセンス感じさせない。 他にも帝国海軍時代と字こそ違え同じ艦名がある。 ×だと思う。日本初の“軽空母”が誕生増強される海上兵力 (2009年4月3日 東洋経済オンライン) 「君が代」の演奏とともに、国内最大となる「軍艦」の船尾に旭日旗が翻った。 新型護衛艦の名は「ひゅうが」。全長198メートル、最大幅33メートルで、基準排水量は1万3500トン。就役中の「こんごう」の7250トンと比べて排水量は一挙に2倍となり、大型ヘリコプター4機が同時に着艦できる。 3月18日、IHI子会社のアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド横浜工場で正式に海上自衛隊に引き渡された。 海自期待のヘリ搭載大型護衛艦 「ひゅうが」が就役 (2009年3月26日 朝雲新聞社) ひゅうが型DDH (海上自衛隊ギャラリー) 「テポ丼」 列島騒然の中、つくば市でひっそり人気 (2009年4月6日 スポーツ報知) 『知って驚く飛行機の話』
2009年04月07日
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いったい何のために大和を引き上げるのだろう? ロマンは分かるがかかる費用(数百億円!)を聞くと、「もっと世の中のためになるお金の使いようがあるはず」と思ってしまう。 発足時期が世界的不景気と重なったのは、準備委員会のせいではないのだが。 大和引き揚げで準備委発足 =数年内の実現目指す-広島・呉 (1月22日 時事通信) 戦艦大和が建造された広島県呉市で22日、地元商工会議所などが中心となり「戦艦大和引き揚げ準備委員会」の初会合が開催された。数年以内の引き揚げを目指したいとしている。 会合には、委員長を務める奥原征一郎呉商工会議所会頭ら5人が顔をそろえた。正式な実行委員会は、大和沈没の日に合わせて4月7日に組織する予定。奥原会頭は「(実行委メンバーは)全国的にも著名な方にお願いしたい」と話している。 課題は資金の確保で、準備委は可能なら船体全体の引き揚げを目指すとしているが、その場合、数百億円が必要。現実的な数字として数十億円を想定し、個人を中心に全国から募金を集める考えだ。 呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム(オフィシャルHP) 戦艦大和沈没地点 北緯30度43分、東経128度04分、長崎県男女群島女島南方176キロ、水深345m 『戦艦大和復元プロジェクト』 1/200 R/C 『レジェンドオブヤマタイカ(第一巻)』
2009年01月23日
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新メカには興味がわく。 原子力潜水艦が持てない日本でケロシンと酸素を燃料とするスターリング機関を、潜水中のエンジンとして実用化することになる。 非大気依存推進潜水艦。 「うんりゅう」は21年3月竣工予定の「そうりゅう」型2番艦。 作動音も原子力機関より静かなのだろうか。 建造価格580億円。 水中排水量4,200t。 現代の通常動力型潜水艦で最大級とのことだ。 歴史を遡ればとんでもない大きさのものが存在する。 潜水空母と称された攻撃機3機搭載の伊400は水中排水量6,560t。 デカイ。 伊400計画が縮小され、攻撃機2機搭載の伊13型は水中排水量4,762t。 主砲で勝負という珍しい潜水艦、フランスのスルクフの水中排水量は4,304t。 重巡洋艦並みの20.3cm連装砲と水上戦闘機1機搭載。 搭載砲弾600発。 映画『ローレライ』、小説『終戦のローレライ』のモデル。 「うんりゅう」との命名にはちょっと疑問を持っている。 一番艦の「そうりゅう」も大日本帝国海軍の航空母艦(蒼龍)の名前。 また、海生生物に分類できる名前を航空母艦からひっぱてきたのか。 しかし…旧帝国海軍と関係ないとはいえ、また、船種が違うとはいえだ。 うんりゅうは潜水艦に沈められた航空母艦(雲龍)の名前。 わざわざ新しい潜水艦に「潜水艦に沈められた航空母艦の名前」をつける必要があったのか? 昭和史がそれだけ遠くになったということなのだろうが、それにしてもよく分からん。 海自の潜水艦「うんりゅう」進水式 (10月15日 産経新聞) 大日本帝国海軍航空母艦 雲竜(うんりゅう)の戦歴 1942年8月1日起工、1943年9月25日進水、1944年8月6日竣工。 起工から竣工まで約2年である。(ちなみに飛龍は約3年かかっている)。 捷一号作戦に敗北した結果、組織的艦隊行動が不可能となった上、台湾沖航空戦で搭載する航空機を失った為、竣工後、姉妹艦の天城と第1航空戦隊を編成したものの、空母機動部隊として運用されることはなく、空母として活躍することはなかった。 雲龍は重量物輸送船として用いられた。 1944年12月19日、東シナ海宮古島沖においてフィリピン方面への物資輸送任務中に バラオ級潜水艦レッドフィッシュ (SS-395) により右舷に雷撃1を受けた。 雲龍はただちに反転するとともに護衛の駆逐艦が爆雷攻撃を始めたが、8分後にまたもや右舷に1本被雷、その直後、物資が誘爆し沈没した。 搭載物資は震洋などの特攻機材であった (Wikipedia) スターリングエンジンって何 (科学工作館)
2008年10月17日
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2月19日、午前4時7分ごろ、海上自衛隊のイージス艦が漁船を轢いた。 イージス艦は「イージス・システム(Aegis System)」を搭載した艦船。 イージス・システムは「イージス戦闘システム」と「イージス武器システム」がある。 イージス戦闘システムは艦隊防空を主目的として開発されている。 センサー・システムを駆使して得た情報を分析して、武器システムを駆動。 データリンク装置で他の部隊との連携もはかる。 システムの価格は500億円程度と言われている。 海上自衛隊イージス艦5隻の中で最新鋭の「あたご」の建造費は約1,400億円。 対艦ミサイルも搭載している。 吉川幕僚長はレーダーが万全ではないことを示唆している。 艦隊防空が主目的であることも分かっている。 が、1,400億円の艦が、ちっぽけな魚雷艇や大日本帝国海軍の作った特攻艇、「震洋」のような小型ボートに爆弾をたっぷり積んだ舟には脆弱だということになる。 そんな安い舟の攻撃をかわせないような高価格艦では戦には勝てない。 闘うことはない(?)から良いのかもしれないが。 イージス護衛艦「あたご」 最新鋭艦なぜ…艦橋に隊員10人、漁船見えたはず (読売新聞) 最新鋭のイージス・システムはアメリカのノウハウが詰まったシステム。 日本の防衛機密であるだけでなくアメリカの軍事機密でもある。 秘密の漏洩は軍事大国アメリカとの国家間の信頼関係を損なう。 中国人女性スパイ説も出たイージス艦「特秘」情報流出 (J-CAST) 『軍事システムエンジニアリング』 秘密の流出防止、国家間の信頼関係回復には、ファイル共有ソフト搭載の個人用PCを秘密に接する役人に買い与える(ばら撒く)のが最良(?)なのかもしれない。 予約受付中
2008年02月20日
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