発達障がいな息子たちとの日常

アデノイド

motoが熱を出しました。
高熱ではないので本人は元気ですが
３７～３７．５度で続いています。
月の初めにもそんな状態があって
休日に耳が痛くなって救急外来へ走りました。
その時は内科医しかいなかったので耳の痛みの原因まではわからず、
ただ、「扁桃腺が大きいので一度専門医に診てもらっては」と言われました。

それからずっと気にはしていたのですが
かかりつけの耳鼻科医に相談したところ
「別に切る必要ないんじゃないの」とそっけない返事。
「イビキもかなりひどいんですよ」と突っ込むと今度は
「じゃあ手術すれば」
自分の病院では手術はやっていないせいか
面倒なことは受け付けないという態度に言葉も出ませんでした。

そうなるとやっぱり設備の整った市民病院。
でも市民病院って予約しても待ち時間が長いのに
新患では何時間待たされることやら…
そう思うと腰も重く、そのうえなかなか病院に行く時間がなくて
延ばし延ばしにしていたところへ、この熱…

見たところ今回はそんなに扁桃腺が腫れているようには見えないし
頭が痛いと言うので
かかりつけの小児科に行こうかとも思ったのですが
今日を逃すとまた病院に行ける日がないので
一日仕事と腹をくくって市民病院へ行ってみました。

待つこと１時間強。
それでも新患にしては短い方かな・・・
motoはこういう時ホントに手のかからない子で、
時間つぶしにと売店で子供雑誌と２００mlのポカリを買っただけで
本を見ても一人でなんだかんだとしゃべっては
イスに座ったままぐずることなく待つことができました。

「よく鼻をすすりますか？イビキはかきますか？口をポカンと開いてることはありませんか？」
と聞かれた後、「念のためレントゲンを撮りましょう」と
今度はレントゲン室へ移動。
ここでもmotoは
１人で上手にレントゲンを撮ってもらってきました。

写真をもらって耳鼻科へ戻ると今度はすぐに「鼓膜の検査をします。
器具の装着も嫌がることなく
おとなしく検査も終了。

「アデノイドですね」
レントゲン写真を見ながら先生が言いました。
「かなり大きいんですよ。イビキもこのせいですねぇ。４歳なら切除してもいい年齢ですけど…」
アデノイド？！切除？！
待って待って～心の準備ができてないよ～（＞＿＜）
「あの…扁桃腺の方は…」
「あぁ、扁桃腺は問題ないですよ。特に大きいわけではないです」
えっ<？！これで？！
「鼓膜の検査でも右耳に少し水がたまっているようです。よく耳が痛いといいませんか？」
「あ、確かに・・・」
それからアデノイドと切除の方法について説明を受けましたが…
「急ぐほどの症状もないようですので、よく家でご相談なさってください」

アデノイドって、言葉はたまに耳にしていましたが
まさか自分の子供がそう診断されるとは思ってもみなかったので
先生の話を聞いていても何が何だか分からない状態で
今思えば「なんでもっと質問してこなかったんだろう」と悔やまれます（-_-；）
帰宅してネットで調べてみました。

アデノイドとは、のどちんこの裏側にあるもので
３～５歳頃に大きさはピークを迎えるとか。
１０歳頃から小さくなっていって、思春期にはほぼ消失するものなのだそうで
その１０歳頃まで生活や命に何の危険もなければ
特に切除する必要もなさそう…

motoの場合は、
イビキは年齢の割に大きいし、この頃よく耳の痛みも訴えます（正月にも走ったし）。
鼻の奥の道がふさがっているので、
呼吸もしにくくて（特に睡眠中は）口呼吸になるし
風邪などの菌も耳に移りやすいとか。
起きている間には口をポカンと開いたりはしていませんが
睡眠中は完全に口呼吸。
でも問題は「睡眠時無呼吸」かどうか…
しっかり一晩見たことがないのでなんとも言えませんが
イビキの間に「ゴッゴッゴッゴッ」と小刻みに息を吸うことがあるのです。
これが、ネットで見た、
「無呼吸の後に慌てて息を吸う」という状態に似ている気がします。
あと気になるのはやっぱり耳。
今思えば、日頃から聞き直すことがよくある子なのです。
でも、地獄耳かと思うほど小さなつぶやきも聞いていることが多く、
まさか聞こえが悪いとは疑ったこともありませんでした。

切除の方法は口から器具を挿入して切るというものらしく
比較的低年齢にもリスクの低い手術のようですが
とはいってもすぐ近くには脳の神経も走っていることですし
手術の後も出血があるようです。

はぁ・・・
どうしたものかしら・・・
家族会議では、しばらくは様子を見ようという答えを出したものの、
やっぱり気になってたまりません。
一度、無呼吸かどうかの検査を受けた方がよさそうだなぁ・・・
なんたって苦しいには違いないんだもんね。
あぁ～でもなぁ～
切るのもコワイなぁ～～～～～（＞＿＜）

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