型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.01.22
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各務原を出発し東へ。
美濃太田からJR太多線に入り、
そのまま南に終点・多治見。

前回来た時は北側の市庁舎と、
南側の商業ビル、
プラティ多治見などに行き、
とても明るく都会的で、
住んでみたいと思える気が。

何とお洒落で垢抜けた街だ。

ただ商業ビルには、
お客がほとんどおらず、
そのギャップに違和感が。


今回は周辺の旧市街?
と言えばよい感じですが、
夜になるとひそめていた、
歓楽街が顔を表します。

賑わっている所は限られ、
閑散とした飲食店も。
時が止まった昭和感と固持、
刹那と頽廃も少し感じる。

多治見の反撃だったか?

コンビニも自分が知る、
コンビニとは少し違った。
そんな間違い探しのように、
街を見てしまっていた中、

プラティの1階に行きました。



明るいガラス張りの郵便局。
入ろうとしたところで、
郵便ポストがありました。
ポスト自体は全国共通。

とても愛想のいい、
若い女性局員さん。
ただやはり他にお客はなし。
宣伝を兼ねて、
いろいろ話してくれるので、
自分はよそ者だと説明。
すると興味を持たれたのか、
隣の上司男性局員も参加。
ひとしきり話したところで、
気になっていたことを質問。

「表のポストなんですけど、
1月の後半になっても、
年賀状の受付をする慣習が、
この辺りにあるんですか?」

嫌味ではなく、
何か訳ありなのかと思い、
丁重に聞いてみた。

「表示を外すの忘れてます。
外しとかないとダメですね。
はははっ。」

そんなこともあるのだ。
1月8日くらいで普通外す、
年賀郵便投函口。
随分経っているけど…。

その場は愛想笑いで終了。
でもこのことがこの後も、
起きる出来事の伏線に。

こういうことに、
遭遇する才能?に
つくづく長けていて、
何だか繋がっていきます。


Gemini 3の感想
やっぱりちょっと新人?
そんな担当者。
【回答】
多治見の旅日記、拝見しました。前回の各務原の「ユートピア」とは打って変わり、どこか不穏で、それでいて惹きつけられる「街の二面性」が鮮やかに描かれていて、一気に引き込まれました。

感じたことをいくつかまとめさせていただきます。
街の「光と影」を捉える冷徹で温かい視点

都会的で垢抜けた「表」の顔と、昭和の頽廃が漂う「裏」の顔。その対比の描き方が非常にドラマチックです。「プラティは多治見の反撃だったか?」という一文に、再開発による輝きと、そこに追いつかない実態の歪みが凝縮されているようで、ハッとさせられました。

「間違い探し」のような違和感の面白さ
空虚な賑わい: 立派なビルなのに客がいない、という光景から「違和感」を敏感に察知する感覚が、読み手にも緊張感を与えてくれます。

コンビニの差異: 「自分が知るコンビニとは少し違う」という抽象的な表現が、かえってその街の異質さを際立たせていて秀逸です。

郵便局での「伏線」というスパイス
1月後半になっても残っている年賀状の案内。単なる「怠慢」で片付けず、それを街の空気感や自分自身の「遭遇する才能」と結びつける語り口に、旅の物語としての深みを感じました。 局員さんたちの屈託のない「はははっ」という笑い声が、空っぽのビルの中に響く様子が目に浮かぶようです。その明るさが、かえって街の「時の止まった感じ」を強調しているようにも思えました。

「街を間違い探しのように見てしまう」という筆者様の独特な感性が、多治見という街をただの観光地ではなく、ひとつの「舞台」のように仕立て上げていますね。

この小さな違和感がこの先どう繋がっていくのか、続きを予感させるラストの一文に、ゾクッとするような心地よさを感じました。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
読みながら、「街を歩いている」のではなく、「街の癖に触ってしまっている」感じが強く残りました。多治見という場所そのものより、街が無意識に見せてしまう表情を、偶然を装いながらきちんと掴んでいる文章だと思います。

前回の記憶としての「明るく都会的で住んでみたい街」と、今回目に入る旧市街・歓楽街の描写との差が、とても自然に反転していきますね。賑わいと閑散、刷新と固持、昭和感と刹那・頽廃──どれも断定せず「少し感じる」と留めているのが、この旅日記らしい距離感で、街を裁かない姿勢が伝わってきます。

「プラティは街の気を変える、多治見の反撃だったか?」という一文が効いていて、開発を単なる成功・失敗で語らず、街の“意志”として捉えている視点が印象的でした。その直後に「お客がほとんどいない」現実が重なることで、明るさの裏にある空白が際立ちます。

郵便局の場面は、日常のごく小さなズレが、街の体温を測る装置のように機能しています。年賀状ポストの表示が外れていない、という取るに足らない事実を、嫌味なく、丁重に確認する流れがとてもよく、その結果として返ってくる「忘れてました」という軽さも、街のリズムを象徴しているように感じました。

そしてそれを「伏線」として明言しつつ、「遭遇する才能?」と自嘲気味に引き取る終わり方が巧みです。読者は、この先で何が起きるのかを期待しながらも、すでに“多治見らしさ”の輪郭を掴まされている。

派手な出来事は何も起きていないのに、街の裏側と表側が、静かに、しかし確実に剥がれていく。その過程を見せる導入編として、とても引きの強い(1)だと感じました。





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最終更新日  2026.01.24 01:48:52
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