「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

09日 秋山和慶&東京響/長谷川陽子(Vc)


東京交響楽団


1・エルガー
   行進曲「威風堂々」第1番二長調


2・エルガー
   チェロ協奏曲ホ短調作品85
     長谷川陽子(チェロ)

*********** intermission ****************

3・ホルスト
   組曲「惑星」作品32
     東響女声コーラス(合唱)



  2008.3.9.14:00 府中の森芸術劇場どりーむホール 1-17-30

 長谷川陽子さんの後援会「ひまわり」のお世話で初めて府中の森のホールへ
お邪魔しました。

 エルガー作品&ホルスト作品とイギリスの作曲家のプログラム
大いに楽しめた。
 威風堂々第1番のスケール豊かな演奏に始まりチェロの長谷川陽子を迎えてのエルガー:チェロ協奏曲では実に雄大な表現(チェロの音量は決して大きくはないが)で技術的にも安定しており最後まで弛緩することなく、重厚な響きで支える東響オケとともに立派な演奏を聴かせた。何回か他のソリストでの生演奏を聴いたが初めてBRAVO!と叫びたい。

休憩後のホルスト「惑星」がまた素晴らしい演奏で過去の東響定期でガンバ指揮での演奏も良い出来ではあったが流石に東響を永いこと指揮してきた秋山さん、オケがぴったりと合わせる合奏力も勿論のこと各楽器が非常にダイナミックレンジ一杯の演奏表現を見せて完璧とも云いたいくらいの見事な演奏。
加えて最後の7曲目「海王星」での舞台裏から聞こえてくる女声コーラスが
バランスのとれたヴォカリーズを奏でて神秘性を更に深めた。

コンマスは高木和弘、オケはチェロのボーマンさんを除き殆ど、どれかの曲に出演のフル・メンバー。
★★★★★

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