「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

23日 児玉宏&早稲田大学交響楽団


早稲田大学交響楽団第184回定期


1・リヒャルト・シュトラウス
   交響詩「英雄の生涯」
     安田真里奈(ヴァイオリン)


*********** intermission ****************


2・リャルト・シュトラウス
   家庭交響曲



 2008.3.23.19:00 サントリーホール 2-C5-27

先月に続きワセオケの定期演奏会を聴いた。
楽員の構成も違うのかも知れないが今晩の児玉宏の指揮の演奏は素晴らし
いもので前半、後半に演奏された両作品とも澱みのないスムースな流れで
曲を進行させてワセオケの実力を遺憾なく発揮した手腕は見事。

惜しむらくは「英雄の生涯」でのホルン・ソロが落ちてしまったシーンで危うい場面
であったがオケは何とか持ちこたえた、また休憩後の「家庭交響曲」冒頭の
ラッパ・ソロでも大きなミスが出て、この先の曲の進行に不安を感じさせたが
中盤、後半あたりからオケ全体が完全に持ち直して素晴らしい音の絵巻を
繰り広げた。

総じて弦楽器群が安定した音色で素晴らしい、木管も名手揃いでこの
オケの層の厚さが感じられた。
次回の定期演奏会も楽しみになってきた。(2008.11.25.東京芸術劇場)


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