⑥ボランティア


H13.12.24ちまたはクリスマスイブ。その日、障害福祉センターで、『もちつき大会』があるので、レクリエーションを・・・と声がかかっていた。

そのボランティアに、留学生を誘った。
色々なボランティアグループのサポートで、イベントは成功に導かれる。例えば、もちつきなので、その出来た餅で料理を作る、炊き出し係・障害のある方々が楽しめる様にその方達のサポートを主とするグループ・・・・など、色々ある。
そんな中で私達のすることは、障害のある方のサポートはもちろんだが、場の雰囲気を盛り上げたり、途中30分ほどパフォーマンスの時間がもうけられていた。それが、『レクリエーションボランティア』だ。

当日は、クリスマスイブということで、サンタクロースの格好をしたり、着ぐるみを着て、餅つきの間は場内を盛り上げることにし、パフォーマンス時は、皆で歌ってゲームをする事にした。

メンバーに、留学生を紹介。今日は、秋とメグと2人の友人のシシが来ていた。留学生を誘うことにしたのは、私のボランティアメンバーの中に大学生の女の子が2人いて、私と違い、彼女達と同じ年齢なので、話も合うだろうと思った。そして何より、留学生は「クラスメイトに日本人はいるけど、そこまで親しいことはない・・・」と、日本人の友人はいないようなので、よい友人ができるのではないか・・・と思ったからである。

その考えは的中したようで、紹介後すぐ打ち解けてキャーキャー話していた。そして、アドレスの交換など行っていた。

ボランティア活動として、秋・メグ・シシの三人には着ぐるみを着て、子どもと握手したり場内を盛り上げるように、と役割した。私は、一応メンバーのリーダーなので、その後の進行などの企画があったので、メンバーの方や大学生達に留学生をお願いした。また、その途中、三人のした事のないもちつきを行える様、配慮した。

秋・メグ・シシは三人交代で着ぐるみを着て、役割を彼女達なりにこなし、着ぐるみの「ポン太」は大人気だった。

もちつきは、杵が重かったようだが、やってみたと話していた。

すべてが終了後、全体反省会があり一人一人コメントを発表しなければならなかった。私の隣に座る彼女達は、緊張して私に「どうすればいいですか・・・」と尋ねてきた。どこからきたか、などの自己紹介ともちつきの感想などを言う様話した。

私のコメントが終り・・・秋・メグ・シシはそれぞれ、出身や、今いる大学など自己紹介をした。そして、初めてしたもちつきの感想も話したが、こういうボランティアに参加することは初めてで、良い事だなどと話していた。三人の参加に周囲(私と同じグループメンバーは知っていたことだが・・・)は、びっくりしていた。
三人は、ぱっと見て中国人には見えないので、じっくり話さなければわからない。だから、コメントを言うときに初めて、留学生であることがわかったからだ。
反省会の後、少しだけ留学生と里親である私に質問がきた。いつまでいるのか、中国にもボランティアはあるか・・・などから、好きな花は何か・・?など、里親である私には、その里親もボランティアなのか、どのくらいの期間なのか・・・など。

ボランティアなので、ホントは何もないのだが、反省会では、ジュース・お菓子が出た。また、5個入りの巻き寿司も昼食にと配られた。
反省会で残ったお菓子は「寮で食べて」と、持たせて下さった。

思いがけず、新しい経験・新しい友達・そして、お土産ももらいよかったと思う。
私の家にくるだけでは、餅つきまでは出来ない・・・何より、色々な方とのふれあいによって、日本語の上達にもつながると思う。

そして、バリアフリーで楽しめている場を知ってもらえたことは、私にとってよかったなぁ・・・と思った。



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