2024.04.28
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       間もなく能登半島地震発災から4カ月。まるで早々に被災地を放り出したかのような政府の対応

       と、遅々として進まない能登の復興状況。被災者の皆さんはどれほど疲弊し、先行きの見えない

       不安な日々を過ごしているだろう。

       近頃震度3前後の地震が、日本のあちこちで頻発している。政府の能登の扱いを見るにつけ、明

       日は我が身だと思う事態は絶望的で、これまでより地震の怖さが増した気さえする。

​       まだ​ 商店街 としての形があった隣町は、ここ2、3年であれよあれよいう間に店舗が減ってゆき、

       その跡地が普通の住宅の建て売りへと姿を変えている。商店街と書いたが、実際はもう商店街で

       はないのだそうだ。まだ残っている店舗もありはするが、かなりの歯抜け状態になってしまい、

       商店街としての運営が成り立たなくなってしまったため、商店街の届け出をやめたらしい。

       これが地方ならばシャッター街になるか、建物が無くなったぽかんとした空間になるのかもしれ

       ないが、この辺は更地や建売にすれば売れるのである。

       土地の広さには関係なく、あちこちでスクラップ&ビルドを繰り返し、10階建てのワンルームマ

       ンションや、狭い土地をパズルのように区切った建売住宅ができ、毎年空は浸食され形を変えな

       がら狭まってゆく。様々な騒音が増え、世代が移り変わり人が増えて、住民が入れ替わったこと

       を実感する日々。

       窓を開けたら見える企業の社宅跡地には、なんと百数戸のワンルームマンション計画があるのを

       知った。にもかかわらず、災害時の避難場所は、1㎡も増えていないのだ。”そのため”の土地

       がないので、増やしようもない。

       もし土地があれば、それが公有地であっても”金儲け”が見込める用途に使う。たとえ将来は福

       祉施設として利用できるよう、機能も耐震強度も備えた、頑強な造りの校舎が建つ広大な土地だ

       ったとしても、行政側は簡単に住民を裏切り、約束を覆す。福祉施設としての転用ではなく、売

       却すると言い出したものだから、「話が違う」と反対運動がおこったのだ。うちの自治体は、そ

       んなものだった。それが私が関わった住民運動。

       郵政所有と思われる、小学校の敷地ほどの土地が遊んでいる町があるが、それはよもや災害時の

       被災者のために使われることなどないだろうし、使えたとしても足りはしない。こんな軟弱な地

       盤の土地に建つ家々が、まるで”おしくらまんじゅう”でもしているかのように、ぎゅうぎゅう

       詰めにひしめき合っている地域だ。

       能登や台湾のように横倒しになりそうな細いマンションは、どれも二車線以上の通りに面してい

       るので、あちこちで通路がふさがれる可能性がある。田舎育ちの私には、もう…狂っているとし

       か思えない。

       私の田舎はかなり揺れ難い地盤な上に、田舎ゆえに隣近所との建物の間隔はゆったりしている。

       地震の揺れにドキッと身構えるたびに、ああ、田舎なら揺れてもいないだろうにと募る望郷。

       しかしふるさとは、この辺のような過剰な家の増え方はしないので、ゆっくりと過疎化している。

       様々がまったく対照的で、私の願望の多くは田舎にあるが、私が生活可能な必要条件はこの辺に

       しか揃っていない。

       なんというか、もう、泣き寝入り状態であるため、心の中はまだジタバタしているのだ。全く往

       生際が悪いものだと思うが、聞き分けのない子どものように、ああ、死ぬ前にもう一度だけあの

       田舎の春のレンゲ畑で、白いレンゲソウを探し回り、ヒバリの声を聴きながらレンゲソウの花輪

       を作りたいなどと、ばあさんは叶わぬ夢を見ているのだった。


​★  Stevie Wonder - Whereabouts  ★​




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最終更新日  2024.04.28 18:11:55
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

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特定・・・   
結女★11  さん
女性を怖がらせて喜んでるこの卑劣な男、特定されたんだ。
https://twitter.com/females_db_park/status/1784500951577174321

それでも逮捕されたわけではないので、女性は怖いだろうな。

ここ数年、女性や小さな子どもに危害を加える変態男による犯罪や、
セクハラ、パワハラの報告が多くなって、逮捕に至っても起訴もされないとか、
微罪で執行猶予付きとか、危害の対象にされる側からしたら、
本当に冗談じゃないと思うケースが増えている。

今までどれほどの被害者が、泣き寝入りしてきたんだろうかと思う。
「男社会」の弊害なのかと思うが、日本の場合はちょっと度を越している。

おかげで、「HENTAI」という言葉が、「TUNAMI」や「KAROUSI」と同じように、
そのままの日本語で世界に通じるようになってしまった。不名誉だとは思わないのかね。

うっわあ…かなり想像がつくわ。小学生でもやらないようなことを、
平気でやるって何以下だろか。
https://twitter.com/QQReal99/status/1784177091568902270

(2024.04.28 21:04:36)

おお・・・   
結女★11  さん
こんなことは日本共産党にしかできない。いつもありがとう…<(_ _*)>
https://twitter.com/miyamototooru/status/1784546920616313128

ほんとそれ。あの10月の参院選の時も、共産党は本当に共闘のために努力した。
選挙後、れいわの太郎ちゃんがひどいことを言っていたのには、本当に減滅した。
https://twitter.com/Booskachan_Ver2/status/1784565493573280109

(2024.04.28 22:11:44)

うんうん・・・   
結女★11  さん
ほんと、それですわ。きっちりと肝に銘じてほしい。
あの時の野党共闘、立憲は立憲でれいわに対してなんか言ってたもんな。
https://twitter.com/Hiromi19611/status/1784554983767298340

自民や、他の胡散臭いおかしな候補者が当選しなかっただけよかった。
いろいろあったので、それくらいにしか思っていない。

二度と共産党に対して失礼な物言いをしないでもらいたい。
特に今の党首はなあ…。

ここ最近、おかしな政党が出てきて、まともな野党が減ったので、
お願いだからちゃんと野党第一党らしく、大人の振る舞いをしてよと思う。
https://twitter.com/tatekawaunsui/status/1784547693622337831

裏金問題のいい加減な後始末と、能登半島地震の放置。国民を舐めて、
蔑ろにしている自民に、この結果は「当然の酬い」と思う。この憤りを忘れずにいないと。
https://twitter.com/miyoshiiii/status/1784545020714033245

本当にこれですよ。あの党首、いったい何考えてるんだか。独りで維新でも国民民主でも自民でも、
好きなとこへ行けばいい。ああいうのって、他の立憲議員は何も言えないものなの?
https://twitter.com/niyari_honpo/status/1784574883302985839

衆院3補欠選挙の投票率は、東京15区40・70%、島根1区54・62%、
長崎3区35・45%となり、いずれも過去最低を記録。

(2024.04.28 23:45:01)

Geminiによる要約 Re:叶わぬ春の夢(04/28)   
結女★11  さん
震災への危機感と政府対応への強い不信

被災地への冷淡な政府姿勢: 能登半島地震から4カ月が経過しても遅々として進まない復興状況に対し、
政府が早々に被災地を見捨てたかのように感じており、被災者の疲弊を深く憂慮している。

増大する地震への恐怖: 全国的な地震の頻発と政府の消極的な対応を重ね合わせ、「自分が被災した際
も同様に救われないのではないか」という絶望感から、かつてないほど地震への恐怖心が高まっている。

居住地域の変貌と無秩序な都市開発

商店街の解体と住宅地化: 隣町の商店街は急速な店舗減少により「歯抜け状態」となり、商店街として
の運営を断念。跡地は次々と一般的な建売住宅へと変貌している。

息苦しさを増す過密な住環境: 地方のシャッター街とは異なり、需要がある都市部ではスクラップ&ビ
ルドが絶え間なく続く。細分化された狭小住宅や10階建てのマンションが乱立することで空は狭まり、
騒音の増加や急激な住民の入れ替わりに直面している。

脆弱な防災体制と行政への深い失望

人口増に追いつかない避難場所: 大規模なマンション開発計画が進行し、人口が密集していくにもかか
わらず、物理的な土地の余裕がないため災害時の避難場所は一切拡張されていない。

利益を優先し住民を裏切る行政: 過去に福祉施設への転用を見込んで造られた公有地(学校跡地など)
が、行政の利益優先の論理によって売却方針へと覆された実体験(住民運動の経験)を挙げ、公共の安
全や福祉よりも金儲けが優先される行政の体質を痛烈に批判している。

都市部の致命的な物理的危険性: 軟弱な地盤に家屋が「おしくらまんじゅう」のように密集し、倒壊リ
スクのある細長いマンションが幹線道路を塞ぐ可能性が高い現状を、田舎育ちの視点から「狂っている」
と危惧している。

故郷への強烈な郷愁と現実生活の葛藤

安全な田舎と危険な都市の対比: 筆者の故郷は地盤が強固で家屋の間隔も広く、地震への不安が少ない。
都市部で揺れを感じるたびに、安全で心休まる故郷への思いが強く募る。

生活基盤と願望の引き裂かれたジレンマ: 心が求める理想の環境は過疎化が静かに進む故郷にある一方で、
現実的に生活を維持・継続するための必須条件は、危険で過密な現在の居住地にしか存在しないという深
い葛藤を抱えている。

諦念の中にある「叶わぬ春の夢」: 現状に対して泣き寝入り状態でありながらも、人生の終わりに「故郷
の春のレンゲ畑で白い花を探し、ヒバリの声を聴きながら花輪を作りたい」という、純粋だが実現困難な
夢を心の中で手放せずにいる。


(2026.06.05 13:19:49)

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