豆知識・解熱剤について

たまにはタメになるお話を・・・
先日、息子が高い熱を出した時に
毎度通う耳鼻科の先生にキツク言われたことを・・・

『小児科などで、もしも解熱剤を処方されても
決して使わないでください』と。
そして・・その理由の小冊子をもらいました。
(最近はTVなどでも言われているので
ご存知の方も多いとは思いますが)
その小冊子の抜粋です。


【熱ってどうして出るの?】
外的から身を守る為に免疫システムがあり、外から最近やウイルスが体に侵入すると
体はこれと戦って殺さなければなりません。
体温を上げて免疫活動を高めているのです。
脳の中の体温をコントロールするところ(体温中枢)があり、
これが全身の筋肉に命令を出して熱を作り出します。
体は外敵と戦うために熱をわざわざ作り出しているのです。
それを無理やりにおさえこんでいるのが熱さましの薬です。

【解熱剤を使うとどうなるの?】
熱さましの薬は体温中枢を麻痺させます。言ってみれば体温を
コントロールする脳の部分を眠らせてしまうのです。確かに熱は下がります。
しかし、外敵と戦おうとしていた、自分の免疫力を落としてしまうのです。
 解熱剤を使っていると、結局炎症がおさまって熱がでなくなるまでの時間が長くなって
しまうというデータもあります。解熱剤に頼らなければ1.2日で熱が出なくなるのに、
解熱剤を使っていたために3.4日かかってしまうということです。
 解熱剤=熱さましはもとの病気がなおるのを遅らせてしまいかねないのです。

【子供の高熱放っておいていいの?】
解熱剤を使うのはどうしても避けたい重大な理由。
それは熱さましを使うと、例えば座薬を入れると当然熱が下がります。体温中枢を
眠らせてしまうからです。しかしその薬のききめが切れ、体温中枢が目を覚ました時に
何がおきるのか?
 体温中枢はあわててまた全身の体温を上げにかかります。かなりの勢いで熱がまた
上がって行きます。この時に起きるのが《熱性痙攣(ひきつけ)》です。
熱性痙攣は体温が高い時に起きるというよりも、こうした急な体温上昇の勢いに
伴って起きやすいのです。
 安易な解熱剤の使用は子供に熱性痙攣を引き起こしてしまうのです。

【どうやって熱を下げるの?】
 結論から先に言うと、体から余分な熱をうばうのが最善の方法です。
具体的にはどうしたらよいのでしょうか。
 熱が上がっていく最中はお乾、ふるえがあります。
この時はあたためてあげても良いでしょう。小さな子供は頻繁に
体温を測ってあげて、熱が上げ止ったかどうかを判断して
《熱が上がり切ったら冷やす》ことです。いつまでも
布団や毛布をかけていてはいけません。裸か下着一枚くらいにして服を脱がせます。
部屋も涼しくして体に熱がこもらないようにします。
むずかしいことはありません。冷やしたい対はなるべくむき出しにして
熱を放出させるのです。
お年寄りなどがよく「熱が出た時は布団にくるんで厚着をさせて、汗をかかせれば熱が下がる」
などと言いますが、これは大間違いです。脱水を招いてしまいます。
《あたためるのではありません。冷やすのです》

【氷枕を使えばいいの?】
その通りです。氷枕、アイスノン、熱冷まシート何でもいいのです。
が、これをおでこや頭の後ろに当てても効果は少ないのです。
じゃどこがいいの?
発熱している時は、体を流れる血液が熱くなっているのです。
ですから、血液の多い動脈を冷やしてあげるのが効果的なのです。
①首筋の真横より少し前を圧迫すると脈が触れます。
②わきの下、体温計をはさむ場所
③ふとももの付け根。内股の部分
これらの部分に氷枕等を当てます。
できれば複数場所当ててあげるとより効果的です。

このような事です。
私も、長女、二女の時は
発熱=座薬の解熱剤を処方で使用。をしてきました。
医学の知識も色々と変わってくるのですね。
余談ですが・・・
この耳鼻科の先生はとても人気で
いつもすごい待ち時間です。
が、いつでも親身に話を聞いてくれる
とても良い先生です。
そして、この先生が治療の際に必ず
言うのは「絶対に耳の掃除をしてはいけない」です。
「綿棒も駄目。耳かきなんてもってのほか!」と
お叱りを何度も受けました。
耳垢は自然に出てくるようになっているとのこと。
ヘタに触って鼓膜を傷つけたら取り返しのつかないことに
なる・・・とのことです。



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