四十九日でした。

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2006年11月23日

(6)

テーマ： ★天使ママ★(219)

カテゴリ：お空に還ったノゾミちゃん

望実ちゃんがお空で遊ぶようになって、
49日が過ぎ去りました。

あれだけ暑かった日々が、いまや、
そろそろ寒いからコートでも着ようか、と
いう季節になりつつあります。

夏の日差しも木枯らしとなり、
木々も色づき、空気も澄んで、
なんとも美しい風景を見るにつけ、
人生も捨てたモノじゃないなぁ、と
しみじみと思います。

最近のご時世では、自殺が風邪のように
流行っているようですが、
「時間は流れる」と「状況は変わる」と
いうことを忘れている人が多いように感じます。

なんだろう、あまりに平穏無事に過ごしてきて、
ドン底、というのをはじめて
体験する人が多いのかな？（ちょっとうらやましい…？）

いや、たぶん、ひとつの見方、
物事をひとつの方向からしか考えられず、
極論に走ってしまう人が増えているんでしょうね。

それでいて、自分だけ特別待遇でありたいと
願う人も多いわけで、人間とは複雑ですね…。

現代で、平穏無事な日々がどれだけ
幸せなことなのか、
心底から理解できる機会はそうそう
ないのかもしれませんね。

さて、亡くなられた魂は、いまだ現世にとどまり、
四十九日にはじめて成仏されるそうですが。

自宅で安置しておりました、
望実ちゃんのお骨も、晴れてダンナさんの
家系のお墓に入ることとなりました。

立派にお墓に名前も彫られて、
きちんと生きた証が残りました。(*^∇^*)

お経もあげてもらい、お寺の住職さんの
立ち会いのもと、納骨を行いました。

お骨が自分のそばから離れてしまうと思うと、
急に寂しくなって涙ぐんだりはしましたが、
気持ちはほぼ平穏なまま、無事に精進落としをして、
なんだか少しばかり肩の荷が下りたようで、
ほっとしました。

気のせいでしょうが、家の中での気配が
すこしばかり変わったような感じがします。

相も変わらず、いたずらし放題で
ハハは叱り飛ばしたりもしますが、
ふとしたことで妙に深い優しさを見せるムスメに、
かわいくてたまらない、愛おしさを感じます。

すべてが悪いことばかりではありません。

怒濤の３ヶ月間ではありましたが、
いっぱいいっぱい、いろんなことを知り、
不幸ばかりではない多くのことを学びました。

人生とは、いかにひとつのことを、
多方面から考察するか、に尽きると思います。

視野が狭いことは、不幸なことです。

楽しいことばかりではない人生において、
いかにそこに気づくのかが、
大切なのだろうと思います。

たぶん、多くの人にはずいぶん
簡単に立ち直ったなーと
思われているでしょうけれど。(^-^;)

わたしの気持ちを救ってくれた、
我が子である望実ちゃんに
心からの感謝をこめて、

わたしは、日々「笑います」よ！(*^∇^*)

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