人生これからだ!

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私的”いじめ”られた後感じたこと6



中学校を卒業し、ある県立高校に入学しました。
新しいクラスにも慣れ、友達もたくさんできました。

部活にはバスケ部にまた入部しましたが、今度は先輩はとても優しくてあこがれの存在でした。

クラスの中にとても皆に親切で、面白いことを言って皆を笑わせるH君がいました。私もその子とよく話ししてました。

初夏、私は同じクラスだったA君を好きになり、片思いをしてました。

A君とH君はともに野球部でした。A君の野球練習をみようと友達に頼んでついてきてもらい、こっそり見にいったりしてました。でも、A君はH君の性格とは違い、よく言えばクールで、悪く言えばちょっとぶっきらぼうな性格だったので、告白したかったのですがあっさり断られそうでなかなか実行にうつせませんでした。

秋に入り、噂でA君のことを他にも好きな子が数名いると聞いた私は焦りました。そして、意を決して告白しました。

それがきっかけで私達は付き合うことになりました。

その時は天にも昇るような気持ちで私は有頂天になってました。

でも、それと同じ頃に誰かからの”いじめ”が始まりました。

というのは、面と向かって行われたのではなかったので、長い間誰がしてるのか分からなかったのです。

私の出した提出物だけがごみ箱に捨てられていました。
私の机の中にだけ雑巾や、ゴミが入れられていました。
私の机にだけカッターのようなもので傷つけられた後がありました。

私は「また誰かに嫌われている」と感じ、ショックでした。それまで楽しかった高校生活が一変して辛い生活になってしまいました。

誰がそんなことをしているのかわからないまま、1年程が過ぎました。

そして、ある日A君が喧嘩をしたということを聞きました。誰と喧嘩したのか聞いても答えてくれなかったのですが、他のクラスメイトから相手はH君だと聞きました。

なんで、あんな優しいH君と喧嘩なんかしたのか聞いても答えてくれません。それでもしつこく何回も聞いてみるとどうやら私に嫌がらせをしていたのはH君だったらしいのです。
H君が私の机にゴミを入れているところをA君が偶然見つけそれが原因で喧嘩になったようでした。

私はかなりショックでした。H君の悪口を言った覚えもないし、嫌われるようなしたつもりはなかったからです。

でも、落ち着いて考えてみると、私はH君と一年生の頃結構よく話ししたり、からかったりして遊んでいました。そして、A君のことが好きになってからは、余計にH君と話しをし、A君情報をもらおうとしたりしていたし、A君とH君は同じ部活動だったので、私が見に行っていたりしたことをH君も気づいていたようでした。

多分、H君は私が彼のことが好きだと思ってたのに、A君で、H君のことを利用したのだと思ったのではないかと思います。

それが悔しくて、こういう行動になってしまったのではないかと思います。

私はH君に嫌がらせされていると友人にも打ち明けたのですが、私以外の人には本当に優しく、面白い子だったので皆聞いても半信半疑でした。

A君との喧嘩の後は嫌がらせがなくなったので、私もそれ以上H君に問いただそうとしたりしませんでした。

そして、高校を卒業しました。

でもそれからも、定期的にH君に嫌がらせされている夢や、また仲直りした夢を22歳頃まで見ていました。

そして、22歳のお正月、一年生のクラスで同窓会がありました。私はとてもドキドキしていました。H君とまた会うのだと。。

そして同窓会の日、そこにH君はいました。

私は思い切ってH君に「久しぶり!」と笑顔で話しかけました。するとH君も笑顔でこたえてくれました。私はそれでやっと本当にH君の呪縛から解き放たれた気持ちになれました。

その同窓会の日の後は一度もH君の夢は見なくなりました。

正直に言ってこれは”いじめ”と言えるのかどうか私にはわかりません。”嫌がらせ”だったと言った方が合ってるような気がします。それでも、やはり嫌だったことには変わりありませんが。

この”いじめ”について今考えてみると、私は結果的にはH君を利用してたのかもしれません。そして、自分が気づかぬうちに彼を傷つけていたのだと思います。


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