さけたチーズ

メタルギアソリッド4にむけて

小島 秀夫監督
今回公開されたMGS4のPS3実機映像。正直この完成度の高さには驚いた。去年12月にシリーズ最新作「MGS3」が発売され、今年の5月ロサンゼルスで開催されたE3での「4」制作発表から始まり、今月の東京ゲームショーでの最初の映像お披露目。3発売からなんと丁度9ヶ月で最新作の公表をはたしてしまった!!ファンにとってはもちろんうれしいこではあるが、当日の会場での監督の言葉、「今回は出し惜しみしません」という言葉に、何か今までにない小島監督の制作意欲を感じる。PS2からPS3へとハードが進化したことで、これまで表現しきれなかった部分、これは逆に言えば、監督がこれまでしようにも達成できなかった部分が解消され、作品に更なる磨きをかけることができるようになった。小島監督の意欲を感じた最大の理由はここにあると思う。以前からメディアでの発言で、自身の作品を最高の仕上がりと絶賛するも、容量の問題でカットせざるえおえない事態や、表現し切れなかった部分など数々の後悔のコメントを残している。また、シリーズを通して一貫したテーマを掲げる本作品は、1作目「GENE=遺伝子」2作目「MEME=文化的遺伝子」3作目「SCENE=時代」と、作品ごとに深い内容を描いてきている。今回もまた例外はなく一つのテーマが掲げられた。「SENCE=感覚」。ここに秘められた小島監督の思いは、これまで描かれてきたストーリーラインを反映すると共に、クリエーターとしてMGSシリーズを手がけてきたこの10年の、監督自身の新しい時代への挑戦にもとれるテーマであろう。公式ページでも、「リアルからナチュラルへ」と、ゲームは確実に現実を凌駕しつつある。そもそも「3」でゲームで必要、要求されるユーザーの期待を、新システム、新シチュエーション、新描画エンジンなど盛り込み、完璧なまでに仕上げてしまった。正直、自分自身が考える新しいMGSは、映像のクオリティー以外にこれ以上の形で生まれることはないだろうと考えていただけに、今回の小島監督の「ナチュラルへ」という目標には、目の前にもう一つの扉を感じてしまった。いきついたはずの最果てが、こういった形で裏切られることになるとは。今後、MGS4の最新続報に期待するばかりだ!!!!!

TGS2005動画: MGS4

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