NOUNOURS NOYEの日常

乳酸さん、いらっしゃ~い。



ブルターニュで泊まった宿の奥さんがハマっている
Dr Seignaletの話を友人にしたところ、
彼女は血液型別の食事療法にハマっており、
彼女のようなA型は乳製品を取ってはいけないと書かれていた話をしたからだ。

私はこのように”菌”が原因で麻痺したのをきっかけに、
その後2,3回程麻痺した経験がある。

しかし、”菌”が原因ではないのだ。

私の在仏歴は10年を超し、体内もかなりフランス化してきている。
と言うのも、やはり基本は食にあるからだ。
この国に来てからというもの、私の食生活は180度変化した。
いや、せざるを得なかった。

だって、おいしいんだもん。

生まれた時から(かはどうか知らんが)ムニョっとしたものが嫌いなので、
乳製品というものを口にしなかった。
(牛乳は大好きだけど)
ヨーグルトとかチーズとかとてもじゃないけど口にはできず、
カルシウムは好物の魚で十分に補えていた。

しかし、フランスと言えば、世界に名だたる乳製品国家。
スーパーに行けば、中心にデンと構えるおびただしい数のヨーグルト、
バター、生クリーム、そしてチーズ。

フランスの方々は野菜を選ぶ目つきとは全然違う真剣な眼差しで
今夜のデザートを選んでいる。
なんつたって、お昼のサンドイッチメニューにも、デザートは
“今日のタルトあるいはヨーグルト”
と、あらゆる場に奴らは位置しているのだ。

こうこられては、
お醤油の国からきた私としても口にせずにはいられなかった。

だが、やはり乳製品でエバるだけあって、お味はかなりのものである。
チーズなんてもう…はぁはぁいってしまうくらい旨い。
トロけたカマンベールなんて**ジルシのとは大違い、
これこそがチーズ、食べたら人と話せない危険とうらはらな
濃厚でくちゃくて美味しい代物である。

乳製品の中でまだ食べ慣れないヨーグルトではあるが、
チェリー味とかピスタチオ味とか、美味しい奴らがいたりする。

しかも、バターなんて、もう…。

乳製品の美味しさの話は横に置いて、
なぜこんなにも乳製品、乳製品言うのかという話に戻ろう。

この乳製品、体に良い事は誰もが知っている事。
健康になるし、力になる。
そう、筋肉と関係があるのだ。

健康の為にと運動をすると誰にでもおこる筋肉痛。
この筋肉痛とは、筋肉の中にある余分なきちゃない物を排除して、
ピュアな筋肉のみにしようとする為に、
筋肉から乳酸が吐き出される時に痛みを伴う為発生するのだ。

ただ、今まで私の体内にいなかった乳酸さん達は
食の変化でいつのまにか大量発生していたのである。
そんな事を知らずに、パリの町並みを堪能すべく散歩したら、
もう、あなた!
結果はお分かりでしょう。

”もう、絶えきれなーい!”
と大量乳酸の集団移動に絶えきれず叫ぶ筋肉ちゃん達は
ついにバタンキューしてしまったのである。

つまり、筋肉麻痺。

ヒドい時は初めての時のように
完治するのに数週間かかった。

それ以降、ヨーグルトを筆頭に(一番好きじゃないから)
乳製品を控え目にしている。
皆さんも、考えてからモノを食べましょう。

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