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2010年01月26日

「私に惚れていいぞ。」

「絶刀・鉋」

あらすじは公式からです。

忍者 VS 無刀

刀を使わない剣術・虚刀流の七代目当主・鑢七花と、その姉・鑢七実は、
地図にも載らない無人島・不承島で平和に暮らしていた。

そこへ、奇策士を自称する、とがめという女性が訪ねてくる。
幕府の役職者であるという彼女の目的は、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が、

虚刀流の当主に依頼する事だった。

長い間来訪者の無かった島への突然の来客と意外な依頼に戸惑う七花と七実。
そして、そんな彼らに、暗殺専門の忍者集団「真庭忍軍」十二頭領の一人・
真庭蝙蝠の影が忍び寄る…。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

時代劇に少年・少女漫画テイストをばっちり折り込んで、
怒涛のごとき台詞で圧倒する西尾節が炸裂した初回、
とても楽しかったです♪

キャラ絵は単調ながら、和風テイスト、四季の風景と凝っていて
一枚絵のような美しさ、目の保養になりました。
ＨＰも凝っていて綺麗ですね！

公式はこちら♪

鑢七花：細谷佳正
とがめ：田村ゆかり
鑢七実：中原麻衣
真庭蝙蝠：鈴木千尋

ナレーション：池田昌子

ナレーションの池田さんに感動したのはもちろんのこと、ついに・・・

細谷君、主役おめでとう！！！

「デュラララ！！」の豊永君もそうですが、「テニプリ」や「リボーン！」で
頑張っている若手声優さんが抜擢されると思わず気分は母！？のように
なって嬉しくなってしまいます！

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今回は「うーん、エクスタシー！」なんて言う色気のあるキャラではなく、
朴訥、素朴なキャラを演じてくれました。
キャラが世間知らずなので素人くさい（ごめんなさーい！！！）演技を
求められたかなと思ってます。

そしてもう一つ、感動したのは

真庭蝙蝠：鈴木千尋！！！

主役を完全に圧倒するその迫力の語り！！！
良かったですよー♪
存分に変態ちっくなところを楽しませてもらいました。

奥州・飛弾の城を虚刀流六代目当主・鑢六枝が攻め滅ぼす場面から。
虚刀流は刀を使わない流派なのですね。
「僕はこういう風に失敗するのか・・・。」
死の瞬間、それを見ていた娘が一人いた。

それから２０年。
英雄のはずの鑢六枝はその強さゆえ、島流しの憂き目に遭い、
娘と息子を残して死んだ。
それが七実・七花の姉弟。
七実は七花に島を出て広い世界を見て欲しいと思っているみたいだけど
七花は全く、興味が無い。

誰も尋ねて来ない島に一人の女がやってきた。
水汲みに出かけた七花が出会った少女は名をとがめという。
（変な名前とか言ってるよ！）
自称！尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督！？

虚刀流の実力を知りたい、と腰の得物を抜いたはいいけれど

小石につまづいて転んだ！！！

家に連れ帰る七花。
虚刀流の「当主」に会いに来たというので一年前に死んだ父でなくても
話をすると言う。
七花だけでは話は聞けないというので七実も同席したまま、とがめは
話し始める。

頼みたいのは十二本の刀集め。
金で動くやつはダメだ、必ず裏切る。
こだわりがあるとがめ。
さらに虚刀流は刀には興味が無いのがポイント。

天才的な刀鍛冶、四季崎記紀（しきざききき）が残した刀のうち、
１２本の際物を何とか集めなければならない。
反乱を恐れる尾張幕府のために。

金は当てにしない。
ならば

「私に惚れていいぞ！」

わはは！！！恋愛がどういうものかも良く分かっていないのかも！？
と、いうか自分が惚れるとは言ってないよね。

話の途中で家はクナイの攻撃を受ける！
現れたのは

真庭の忍・蝙蝠！！！

とがめはこいつらに裏切られた経験があるらしい。
跡を尾けてきた？違う、船の船頭になりすましていた！！！
浜辺で対峙する二人。
構える七花に

「お前に恨みはないが殺させてもらうぜ！」

といきなり口から刀を吐き出した！！！
大蛇丸＠ＮＡＲＵＴＯみたいーーー！！！

唾でベトベトになった刀！
これが

「絶刀・鉋だ！」

「抱腹絶倒！」
攻撃してきた蝙蝠に素手で反撃する七花！「虚刀流一の型・鈴蘭！」
刀を真っ二つにする技だが鉋は折れない。
虚刀流・二の型「水仙」！

追って来たとがめを見て

「久し振りだな、仔猫ちゃん♪」

「七花、そいつを倒せ！！！」

報告書に書くからできるだけ派手な技を！（笑！）
それを聞いて「ガチで行っちゃうぜ！」な蝙蝠、クナイで攻撃！
いない！？

七花の前から消えた蝙蝠はとがめを人質に森に走っていた。
木にとがめを縛り付けると能力でとがめに変化した！
殺せ、というとがめに情報を引き出してから、という蝙蝠。
その姿で姉を殺し、次は七花に変化してとがめを殺すという。

「アンタを好きになるヤツはいない。」

蝙蝠を探す七花。
目の前にとがめがやってきた！が、いきなり

「虚刀流・牡丹！！！」

強烈な蹴りに思わず口から鉋を吐き出してしまう蝙蝠！！！
人と会った経験が少ないのでとがめと見分けがついていなかった！？
がっくりする蝙蝠！
「ケダモノだ！」

とがめの言いなりになっている七花に彼女の真の目的と野望を語る蝙蝠。
それで彼女を裏切った？
野望とは

「次代将軍のお側人だよ。」

木にしばられたとがめはここで終わるのか、と絶望を感じていた。
「父様の使命を！無念を晴らすことができたのに！」
蝙蝠の話は続く。

「この女の正体は先の大乱の首謀者、

飛弾鷹比等の息女だ！！！」

七花は知った。
とがめが刀を集めるために敵に頼んだことを。
その息子に頼ろうとするなんて。
蝙蝠は次に七花に変化する！

七花はとがめの依頼を受ける！

「アイツをきっちり倒せばいいんだな！」

「鑢七花・・・推して参る！！！」

カッコいいー！！！

構えた蝙蝠だが、手からは鉋が抜けてしまった！
虚刀流は全く刀が使えない。
七花に変化したのが間違いだった！

「虚刀流奥義・七花八裂！！！」

奥義といっても今、思いついた技！

木に絡まっていたとがめを助け出す七花。
とがめの変った瞳を綺麗だと言いながら

「カッコよくやっつけてやったよ。」

と言う。
報告書のためじゃない、アンタのために。

「オレはアンタに惚れることにしたよ。」

グハア！！！

見送る七実。
弟がここを出ることは賛成だった。
弟のことを本気で心配してくれるとがめとだったらなおさら。

船で島を離れながら四つの指示を七花に出すとがめ。
「刀は折るな」、「私を守れ」、「そなた自身を守れ」。
任務を遂行するまでは死ぬことは許さない。
けれどもう一度。
「そなた自身を守れ。」

「そなたを慮って言っている！！！」

「愛しているよ。」

それが了解の返事。

「うん、私のことを好きなだけ愛せ。」

ということで、恋愛が何たるかはそれぞれが修行ですね！
刀集めとともに二人の心が本当に近づく様を見守っていきたいです。
これから登場する真庭の忍、刀も楽しみです。