MILANO‘S REVIEW

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『過激に』シリーズ

『過激に』シリーズ
原作:若月京子
製作:インターコミュニケーションズ(ラピスレーベル)
キャスト
シキュリール:森久保祥太郎
統摩:井上和彦
魔王:小杉十郎太
ゼン:千葉進歩

■『過激に愛して』

全然聞いたことなかったのですが
最初の声(美形な淫魔、シキュリールという役)が、森久保さんで
イジワルなご主人さま、統摩(とうま)が井上さんだったので
それだけで

いいじゃん!!! (顔ニマ~~~)

と、喜んでました。

魔界から人間界(日本)に遊びに来たシキュリールを統摩が捕まえて
魔力を使えなくしてしまう首輪をつけ、ぺットにして
一緒に高校にも行かせてやりたい放題してるお話です。

も~~~う、強引で、エロくて絶倫の統摩の井上さんが秀逸です というかぴったりというか、そのものというか、分身のように役柄を演じているというか…一応、はまり役とだけ言っておきます。(すべて言ってるじゃん!!!)

最初の半分は、
『やってばっかりじゃん』
というつっこみが擦りへってしまうほど、そんなシーンばっかし。

おまけに
「高校行くって???え??先生じゃないの?生徒???井上さんが…17歳?(注:ファンです)」
という反論も忘れるほど、エロエロで鬼畜な展開でした。(コメディですけど)

1年間、ペットとして飼われて、朝も昼も夜も可愛がられて
統摩の18の誕生日に解き放たれるのですが
また戻ってきて探したりするカワイイ シキュリールなのでした。

でも、影も形も消えていた統摩。
実は好きだった事に気付き、泣きながら魔界に帰るシキュリールが
カワイイです~~vvv 森久保さん!!!

魔界に帰ると、「!!!」
大体予想はしていましたが、統摩は魔王の息子なのでした。
「また可愛がってやるからな」と、嬉しそうな統摩に
嬉しいのか哀しいのかわからない森久保さんなのでした。

ラストチャプターのトークで
「アノ時の声は、『声』だけじゃダメで『吐息』を混ぜればよいのに開眼した」
と、研究の成果を話してくれた森久保さん。
今後も研鑚を重ねて下さいねvv

■『過激に独占欲』

シキュリールが、実は淫魔仲間にも人気があるので
いちいちヤキモチを焼く統摩
『イシュリールに近づくな』とお触れまで出すけれど
仲間達が避けるとシキュリールが泣くので、皆も無下には冷たくできないらしい。

「ここではダメだ(ダメなのは実はお前だ)。」
と、また人間界に連れて行く統摩。
そこで二人っきり、仲良く暮らしていた筈が
神の息子『ゼン』が
いつも二人のベッドシーンを見学に来るようになって…

シキュリールもてもてです。
この回は、『ゼン』として参加されてる千葉さんが、
メチャいいお声を披露されてます。
井上さんとはタイプの違う、コンサバ的王子です。
(どっちも好き~~vv)

トークも面白かったです。『独占欲』について語ってるのですが

森久保さんは、
「もう彼女を独占するのは無理だと諦めた。その代わり自分も自由にさせてもらいます。」
とクールな結論を。

井上さんは、
「凄く独占したいけど、大人気ないから言っちゃだめかな~と考える。」
と、(好感度またUP~~~vv)。一番さわやかな意見を。

小杉さんは
「自分は独占したいけど、相手からはあまりされたくない。でも全然自由というのも嫌で、長~~~~いリードをつけてもらいたい。」
と、(分かるけど、それを口に出して言うなよ!)という正直過ぎる願望を

千葉さんは
「女の子も独占したいと思うだろうけど、僕は特に食べ物は独占しますよ!腕でぐるり囲って、(取られない様にして)。」
というオチを

聞かせてくれました。個性がでていて良かったです。

■『過激にI LOVE YOU』

『セン』との喧嘩で街中を破壊し、魔界で謹慎中のトウマとキシュリール。
退屈凌ぎに、屋敷のひと部屋と前に通っていた学校の生徒会室をつなげたのはいいけど、あっちから人が来ない様に張った結界に、シキュリールが思いっきり頭をぶつけて、記憶喪失になってしまいました。

シキュリールのことを心配して、(普段とはうって変わって)優しい統摩。
でもシキには
「お前からアタックしてきたんだぜ」と
うそも教え込んでいるところが笑えます。
当然エッチも
「何か思い出すかもしれないし」と
早々と再会です。

どうしても記憶が戻らないので、昔の仲間に会わせようと魔王が命じても
嫌がったり、会わせても(自分の嘘もバレそうだったので)すぐに引き離す統摩がカワイイのです。

しかし、ついに天界から『ゼン』まで呼ばれて…。


『シキュリール』と発音するのがたいへんらしかった皆様。
森久保さんは、いつものシキュリールと、ちょっと心細げな記憶喪失中の彼の演技分けを楽しんだそうです。

お話的、CD的には『エッチシーンがきつい~~~』と思いましたが
井上さん好きとしては、嬉しいシリーズでした。

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