MILANO‘S REVIEW

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第47~49話



■第47話『ホムンクルス封印』


いまごろ書いてます…

でもでもココロは既に次回の『さよなら』を心配しているワタシ。

(ごめん、主人公以上に…私服でキビシイ顔な大佐
…じゃなくてマスタング准将の心配をしています。
ハリーやミラージュで「わかっちゃいるけどクスン」な終わり方をされたので、マスタング准将(慣れねー)くらいは、偉くなって、元気に終わって欲しいものだ。
恋愛面では報われないハボも、カラダだけは五体満足で終わってくださいね)



ともあれ『ホムンクルス封印』ですよ。

■エドVSスロウス

賢者の石であるアル(シャレちゃいますって)で、娘を練成しようとしたタッカー。(でも、腕が未熟な為、魂を入れられなかった)

そこへ、スロウス(大総統秘書ユリエッタ)が現れ
賢者の石を使ったため、欠けたアルの体を指摘した後、
「もう一度、試させてくれ」
と、バカなことを言っているタッカーを水攻めにして
「あなたの役目は終わった」
などと言ってます。(の割には、殺すまでいってないのはナゼ?彼にはまだ役割があるのかな?)

そこへエド(と、味方についたラスト)がやってきて
スロウスと敵対。

が、アルは、スロウスがホムンクルスと知りつつも
殺してしまうことにまだとまどいを感じています。

ラースに対した時の先生と同じですね。

想像はできますけどね。(いい子ちゃん的感想)

頭では敵だと分かっていても
実際その顔や声を感じたら、ふっと
「でも、本当に今殺していいのか??」なーんて思いそうだもの。

でも、私らにはそいつが悪者だとはっきりわかっているので
エドを邪魔しようとするアルの行動は、はっきしいってウザイです。(ホンネ)←○ンビちゃんおこらんといてー。アルは悪くないんや、ストーリーを作った人が悪いて分かってるさかい~~(もみ手)

エドが必死でスロウスに
「アルを守るのか(そんなわきゃない)、
それとも、残った体全部を『あの人』に使うのか(そうレス)」
と言ってるのを聞いても、アルのココロがついていってません。

エドがせっかくホムンクルスを無力化する練成陣の中にスロウスを追い込んで
おまけに最大の弱点である『もとになった人体の一部』
を出して、スロウスを殺そうとしても(スロウス一旦溶けました、死ぬまであと一歩でした)

アルがそれ(母さんのお骨?)を、外へ投げてしまったものだから
まーた復活しちゃったでしょ。あーあ、何考えてるんだよ。アル。
(だってその方がハナシが面白くなるんだもん…ってか?)

■人間の心を思い出してるラスト

『あの人を裏切るつもり?』と糾すスロウスに、ラストは
「私はイシュバールの女だった…」と、急にモノローグ始まっちゃってます。
スカーの兄さんや若いスカーを思い出している様子。

こないだはゲストな子安さんキャラをすぐに殺しちゃったくせに
身を呈して守ってくれたスカー(実は兄の恋人=ラストの元の体の持ち主に恋してた設定)に
ほだされたね。vv
凄いわ置鮎さん…あなたのスカーが、彼女のハートに人間らしい感情を思い出させたのよvv(って言ってもスカーは喜ばないだろうなー)←棒読み


■ラースVSエド

外に投げられたエド母(もとの名はトリシャだったか)のお骨は
ラースが自分のカラダに取り込んでしまいました。

で、
「ママをいじめるな」
と、エドに相対するラース。

ラースは工場の鉄砲を沢山手に取って練成し、片手をマシンガンにして襲ってくるのでした。

■そのすきに、アルの体に入って、それを動かし、逃げるスロウス
追うエド

■ラースVSラスト
ラストがラースのマシンガンを切り裂き
(関係無いけど、ラストって、ワンピの『ミス・ダブルフィンガー』みたいな武器だよなー。トゲトゲを出すの)

ラスト優勢かと思いきや、ラストの弱みのロケットをラースがつかみ
偶然にも練成陣の中にいてしまってたラストが
賢者の石をゲロゲロして、弱ったあげく
「人間になって死にたかったんだろ」
と、ラースに言われた後、消滅。

その姿を見て、ラースも
「人間になれば死ぬだけか。
じゃ、完全な人間ってなんだ!!」
と、呟くのでした。

■エドVSアルの体の中のスロウス

スロウスはアルの体を動かして、エドを投げとばしたり突き飛ばしたり、とても母親の仕業とは思えない攻撃をかけてきます。

対するエドは、戦いたくても弟の体には触れられない。

なので、向き合った2つの机に半分ずつ練成陣を(逃げながら)描き

隙を見たアルとエドが2つの机を合わせて
ピッカ~~~~!!!!!

アルの中のスロウスを、アルもろとも別の物質に変えて、硬直させてしまいました。
この作戦はあざやかで、見てて気持ち良かったです。

ここでスロウスの回想。

彼女は生き返ってから一瞬、エドを見たらしいです。
その後、ダンテによって、賢者の石を与えられ
(ダンテはエドが『あの人の息子』だからとか何とか言って
人体練成をするのを待ってた??)

今の姿を得たらしい。
エド母の記憶があるために
エド達を殺して、その苦痛から逃れたいと言って、アルから離れ、まーた襲ってくるのですが(スロウス強いんだ、これが。しぶといし)

ラースが「ママ」と、飛び込んできた瞬間、エドの刃がスロウスを貫き
それだけでは死なないのですけど
エドがオートメイルにナトリウムを練成していたので
スロウスの体は一瞬のうちに分解し…(詳しいことを聞かないでください。エドがそう言ったのですよ。私にはよくわかってないです)

それの集合体(ほらね、スロウスってしぶといでしょ。また集まってきたのですよ)が、最度エドと戦おうとした時
(エド母のお骨を体にとりこんでいた)ラースがくっついて来た為動けなくなったという設定…
(もーむずかしいよう)

そんな固まったスロウスの体をエドはエーテルに練成しなおし
「常温で気化」させたのでした。

■と、いうことで

ダンテ作、『神曲』ではない『グリード』亡き後、

スカー兄作(ダンテ補助) ラストが消え

エルリック兄弟作(ダンテ補助) スロウスが消えました。

あとは、

エド父作 エンヴィーと

イズミ先生作(ダンテ補助) ラースと

誰が作ったか分からない大総統が残ってます。

母親を消したエド達を見つめているにはニコニコ顔のウィンリーが不気味です。エンヴィーなんでしょうか???

■ホムンクルス達、特にラストなんて、とっても恐かったんですけどあっけなくいなくなってしまいましたね。

スロウスは、さすがに、エド母がモトだけあってしぶとかったです。ほとんど今回全部がスロウスとの戦いで終わってます。

さてさて、来週、どういうことになるのでしょうか??
オリキャラの…なんだっけラッセルとフレッチャーのトリンガム兄弟も出てくるらしいし、見逃せないですね
ドドド…の展開が予想されます。

つか…最終回??







■第48話 『さようなら』


あーあーあー

きのうの鋼は、朝見た『マ王』の弾んだテンションをも強引に地面に引き落としてくれちゃう重々しい展開でしたね。

ロイが『大総統になる』(そして、女性の制服をミニスカにする)野望を捨てて、
横道へそれることを決めたことを知り、ますます心配度UPです。ブルブル…。

■体の水分を、エドによってエーテルに変えられ、気化していくスロウス。
そんな彼等を見て 微笑んでいた ウィンリーが、うさんくさいと思っていましたが、やっぱりエンヴィーが化けたものでした。

(エドも、よくそれに気付いたよな。…オリジナルよりも女の子らしかったからかな~~)

ヤスヤスとアルを拉致するエンヴィー。

残ったラースにやられそうになるエドですが、イズミ師匠に助けられました。

■北方では、軍は拠点のまわりに塹壕を掘り、
アームストロングが率先して、『大総統に銃を向ける』よう、部隊を(肉弾で)説得しています。
ロイマスタング准将は黙して動かず…。どうしたんだロイ。

と、思ったら、オリジナルはセントラルでした。
ハボの病室で、ブロンドのウィッグを取っているロイ(☆ステキ度2割増し☆☆)
…に見とれて、だれにも言わない事を誓ってしまう看護婦…
…にあきれているリザ。2人とも私服です。

北へ行ったのは、黒髪ヅラのハボックと、金髪ヅラのフュリーだったのでした。
ハボ、大任にフルえています…つくづく、損な役回りだねー、イイ人だね~。大好きだよv。

ロイ達は、大総統自宅の見取り図を手に入れ、襲いに行く模様です。
鋼の兄弟が逮捕されたという噂を気にしつつも、リザの運転する車(その昔のフォードタイプ?アルカポネの時代みたいなやつで、渋いんです)で、大総統自宅に向かうロイ(うっとり)。


■つかまった鋼兄弟とは…
ラッセルとフレッチャーの、トリンがム兄弟がセントラルに出て来ていたのでした。
ラッセルは、本屋で錬金術関連の専門書を買いたかったのですが、お金が足らず、つい
「オレは鋼の錬金術師だ。その名でつけてくれ」と、言ってしまい、そこへ、軍がかけつけて来て、二人は逮捕されてしまったのでした。

ほっほう~~、最終回に向けて、彼等も活躍するのでしょうか??
上手に使ってくれればオモシロさUPするでしょうから、期待しています。(つかまっているけどさ)


■エドとイズミは、

「ラストとスロウスは倒した。
残りのホムンクルスは、変身できるやつ(エンヴィー)と
何でも食べる奴(グラトニー)と、ラースと、大総統だ。」

と、私達にも分かりやすく説明してくれ(笑)ますが
おおもとの『あの人』が、父親なのではないかと懸念している様子。

とにかく大総統を倒しに行きました。
が、軍本部に入ってはじめて、大総統が今日は早く帰ったことを知り、逃げまわってます。
(ドロナワ師弟)

それを、マリア・ロスとブロッシュに助けられたトリンガムが助け、追っ手が部屋へ入れなくしました。
久々の邂逅を懐かしむ暇もなく、大総統の自宅へ行こうとするエド。

そこへ、新造人間と(レトロだな~)化したアーチャーが口からマシンガンを吐きながら壁を壊して現れます。(凄い~~~!!!)
元から冷血漢だったけど、ホンマもんのマシンになっちゃってます。

そこはイズミにまかせ、撤退するエドなのでした。
マリア・ロス達も、結構クールに
トリンガム達を連れて逃げてる模様…

■本部で錬金術の光がピカピカしてるのを見て
「エルリック兄弟達は、自分で身を守っているようですね」
などと、リザとロイが話していると
カージャックをしようとする豆つぶが…

おおお、エドとロイ、久々の体面です。
(でもないか。こないだリゼンブールで匿ってもらってたし
『どうして私に頼らない』って熱烈ラブコールもしてたな~v←ゆがんだ見方)

車に乗り込んで、ロイに行き先を聞くエド。

大総統自宅に行くと知って、
「反逆者になっては、もう大総統になれないぞ。」というエド。

正確には覚えてないんですが、
「悪の中でうまく立ちまわって、全体を良くして行こうとしたが
間違っていた(無理があった)ことに気付いた…」
みたいなことをロイは言います。

エドが弟を守るために、ためらわず軍を捨てたように。ロイも、大総統になるための保身よりも、あの男を許せない自分を素直に出す道を選んだらしいです。

エドはエドで、賢者の石がなくなって、皆が戦争をしないようにすることが重要だ、と。
自分たちだけ、賢者の石で望みをかなえても、悪循環を繰り返すだけだ
(人間は、望みをかなえるために、戦争を起こしたり、犠牲をいとわず賢者の石を求めてしまう)
と、話すのでした。

いいけどさ~~。

私としては、ロイには大総統になる道を捨てずに、今の大総統ホムンクルスをやっつける道を見つけてほしかったです。
(だってその方が生存率が上がりそうだもん)

来週は『扉の向こうに』ってタイトルだけど
マスタングがイッちゃったらいやだなぁ~~

■ロイが、エドに『一緒に来るだろう』
と、言いますが、エドの最終目的は大総統ではなく『あの人』なので、ここから分かれるようです。

うー。二人で一緒に戦ってるトコを見たかったよう~~~。
トコトンこのアニメは、カップリングなしに作ってあるのですね。(しょんぼり)←普通そうです。アニプリとマ王が特別なのです


最後に、 わざわざ車を降りて、ロイが手を差し出しますが (うるうる…)

エドは、軽く、その手を、はたくだけでした。
(最後まで、鼻っ柱の強いヤツだ…)

空が紅く燃える中、二人は別の方向へ。(哀しくて美しいシーンです)

は~~~っ。。。
『さようなら』って…エドとロイの分かれのことだったんですか???ぐっすん。

哀しいですけど、しっかり最後まで見届けたいと思います。
来週、扉の向こうに行くのは誰なのか
そして予告の『14キの怪物?がロンドンで』???って…何なのか

またまた見逃せないですね。いよいよヤマ場かな~。



■第49話 『扉の向こうに』


シリーズは51話までだそうです。

今日もドキドキしながら(マスタング大佐→准将VS大総統の激突を)期待していたのですが、今日もやっぱり『前振り?』でした。

ひっぱらないでくれよう!!! 心臓がはれつしそうだ。

■息子の10歳の誕生日に機関車を送るホムンクルス大総統。

多分、その邸宅の地下奥深くにある、『あの人』のところに
エンヴィーがアルをつれて来ました。
エンヴィーは、『あの人』の目的が、自分たちを人間にすることなどではないと知っていても平気なようです。

自分の体の中の賢者の石には、リオールに突入して一瞬で消えた7000人の兵達の命が入っている、その前にスカーの腕に封印されていたイシュバール人達の命も。
それなのに、自分はなぜ、まだ死なないんだと自問するアルなのでした。

■エドは、トリンガム兄弟達と合流。
彼等の父親の残した書簡によると、第5研究所とは別に、本当の研究所があるのだということでした。
それは、研究所の先の教会の祭壇から地下深く降りていったところにあると。

祭壇に穴をあけ、そこでラッセル達に別れをつげるエド
ラッセルが
『お前に賢者の石を作って欲しくて教えたんじゃない』
と言うと
『わかっている。賢者の石を作るために行くんじゃない』
と、答えるエドなのでした。

「生きて帰って来いよ」というラッセル。
(岡野さん、青年声、GOODです~~。)

階段を降りて行き、地下深くに入ると、そこには、400年前の街がまるまるひとつ残されている空間がありました。

街の人間を賢者の石の材料に使い
人のいなくなった街が不信に思われないよう、地下深くに葬り去る。そんなことを考えたのが自分の父なのだと考え、暗い空間に父を呼ぶエドでした。

■エド達を逃がしてアーチャーと戦って来たイズミですが
練成した瞬間、また血を吐いたりして、絶体絶命のピンチ。

しかし、そこへ、マリア・ロスとブロシュが援軍をつれて現れ、アーチャーは1時撤退します。
(つまりここで、軍も2つに分かれているわけです)
「エド達を信じてくれるの?」と聞くイズミに
マリアは
「『子供を信じて守ってやる。それが大人の仕事だ。』と、ある人に言われましたから」
と、答えるのでした。誰が言ったのかな~。ヒューズかな~。
(自分に突き刺さる言葉だ)

■ウィンリーとシェスカは、川のほとりで、ザリガニにちょっかいを出そうとして挟まれた犬のデンを
「も~。痛い目に合わないとわからないんだから…」
とたしなめています。

それを見て、シェスカが、ふと、ヒューズが言っていた
『すべて逆なんじゃないのか?』ということを思い出しました。

ホムンクルス達が賢者の石を作らせていたのではなく
賢者の石に関った物達を処分して、(出来あがった賢者の石は、すんでのところで横取りはするけれども)
賢者の石に関ると災厄がおきると信じさせ、
賢者の石から人々を遠ざけてきたのではないのか?

「あ~でもそうすると、イイ人になっちゃうし~~~」
と、悩むシェスカ…結構この人好きだなー。
この子ってば、HPとか持ってそうです(笑)もしエドの世界にPCがあれば。

■地下の400年前の街(の廃墟)の中にある
演舞室のような場所で、ロゼと踊っているエド。

ライラが赤ちゃんを抱いて現れ、エドはライラがダンテだと見破ります。

戦いながらも『等価交換は弱者のなぐさめ』だと言いきるライラ。

それに反発するエドが、赤ちゃんを助けます。
そこで『父親と同じね』というライラ。

最初に見た時は、『弱者のなぐさめ』に反発しているところが一緒なのかと思いましたが、
どうやら、赤ちゃんの腹に書いてあった練成陣に飲み込まれて、(赤ちゃんは生まれたばかりなので、扉をくぐりやすくする作用があるらしいです)
エドも、父親同様、扉の向こうへ行ってしまったらしいです。

つーことは、死んでしまったってわけですか???

■エドが気がつくと、そこは1919年?のロンドンで
彼は短髪ブロンド手足健常な少年でして
ホーエンハイムから『逃げなさい』といわれています。

父親を問い詰めているうちに、彼にもその少年がエドだとわかったらしく、驚いてますが、とにかく逃げるのが先らしい。

どうしたのかと聞いてみれば、空には14機の悪魔ー飛行船『ツェッペリン』が恐ろしい姿を現していたのでした。

■期待はちょっとすかされた感じもしましたが
理解の為には必要だったのでしょう。
ライラとエドが『等価交換とは』について話してるところが
難しかったかもしれません。
世の中に不平等はありますがね
ダンテとエド父の本当の目的は何だったのでしょうね。

■来週のタイトルは『死』、説明は一切なしでしたね。
北方から大総統に刃を向けているハボ達や
大総統邸宅に入り込んだロイ達も出てくるようすです。

(もー、誰が死んでもおかしくないよーな気になってきて、哀しいよ。)



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