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台風の右側からやってくる南よりの湿った気流が沖縄北部および鹿児島・与論島に怒涛のように流れ込んで道路の冠水、低地の浸水、土砂災害などが多発し、11月としては記録的短時間強雨が11/7から連続で襲来。海水温度が平年より2℃ほど高く27℃でこの温度は台風並みの水蒸気を上昇させます。
★日降水量 沖縄・東 与論島 mm
11/7 7 15.5
8 93.5 424.5
9 403.5
172
10 65 42 10日7時まで
合計 630mm 654mm
東の403.5mm、与論島の424.5mmは通年で観測史上1位。
年平年値 2208.8mm 17981mm
11月平年値 135.8mm 124.5mm
東は1年間の平年値の29%、世論島は36%の雨が3日あまりで降りました。異常な降水量。また11月平年値のそれぞれ4.6倍、5.3倍の雨に相当します。
★1時間降水量
東 与論島 mm
11/7 1 15.5
8 16.5 90.0
9 101.5
87.5
雨の強さは1時間降水量で表現しますが東では9日101.5mm、与論島では8日90mm、9日87.5mmの【猛烈な雨】が降りました。東は観測史上1位、与論島は3位。1時間に80mm以上がわが国の雨の強さの最多ランクで【猛烈な雨】と言います。
南西諸島では、暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。記録的な大雨のピークは過ぎているものの、きょう10日(日)も雷を伴った猛烈な雨が降り、大雨になる所がある見込み。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要になります。
同じ場所に積乱雲クラスターが湧き上がりやすい気圧配置になっています。沖縄穂北部および世論島でh厳重な注意と警戒を続けてください。
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