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1.5はなにかもうお分かりでしょう。
+1.5℃は産業革命前の世界の年平均気温より2024年中に1.5℃以上上昇。
パリ協定の目標設定1.5℃以下を前倒しで突破することが確実になりました。
そして1.5倍とは二酸化炭素の空気中濃度が産業革命前に比べ1.5倍を突破したということ。
地球は熱暴走による気候変動によって生存が脅かされるレベルに入りました。65歳以上シニアが高温で死亡した人数は1年で約41万人と推計されています。全世代および高温にともなう暴風や大雨などの間接的な気象災害を加えると世界全体で100万人が犠牲になったと思われ看過できない危険な温暖化になりました。
★世界の年平均気温: 2024年は推定値
産業革命前 2023年 2024年
約13.5℃ 14.98℃
15.00℃超
+1.48
+1.50超
★世界の空気中の二酸化炭素濃度
産業革命前 2023年 2024年
約280ppmv 420.0
420超
1.5倍
1.5倍以上
CO2濃度と気温の比はザックリいいますと 1:1
。
CO2が2倍の560ppmになれば2度の上昇ということです。CO2排出ゼロは人類の生存とかかわる緊急なこの惑星の課題です。
1991年―2020の平均を基準0としています。産業革命はイギリスでエネルギー源を石炭にした1733年から1840年を第一次産業革命という。その後、世界へ普及。
わが国では上記3地点でCO2濃度を実測していますがCO2は世界中に拡散するため地域によって大きな差はなく平準化されます。2023年に420ppmでその後2024年にかけてさらに上昇。月ごとに見ると24年3月には430ppmに達しました。光合成の少ない冬季は増え、夏は減る傾向があるためジグザグ折れ線グラフとなります。
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