全て | カテゴリ未分類 ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透) | Black Metal・Death Metal・Grind、Death core | ゴジラ・ガメラ 他・特撮 | 宝塚歌劇 | 昭和歌謡・流行歌・アイドル | ROCK・Pop | 演劇・ミュージカル | 森進一 ・畠山みどり ・水前寺清子 | 中島みゆき・ 松任谷由実 | ヤングジャパン アーティスト | QUEEN | フォーク | HEAVY METAL | プログレッシブ・ロック | Black Sabbath ・Ozzy Osbourne | Jazz・Blues・ラテン | お笑い | 天地真理 | 映画 | 昆虫・動物・植物 | Bruce Springsteen | ニュー・ミュージック | ピンク・レディー | 新野新・ぬかるみの世界・浪曲 | 鉄道 | R&B・Soul music・Gospel | シャンソン | | マンガ | 童謡
2022年11月15日
XML
1959年2月発売の島倉千代子さんのシングル盤。





A面「さよなら地蔵さん」
作詞 後藤孝吉さん  捕作詞 西沢爽さん  作曲 米田信一さん  編曲 牧野昭一さん

このシングルはA面、B面は同じテーマのコンセプト盤です。
お嫁に行く前日の日暮れ時、幼くして母を亡くした少女がお兄さんのように思ってたお地蔵さんに
別れを告げる歌。
メロディ、歌詞、アレンジともに夕暮れの田舎道の風景が鮮明に頭に浮かぶ。

人それぞれ、浮かんでくる道は違うだろうけど、自分は神戸市北区にある無動寺というお寺に続く道の
夕暮れ間近かの少しひんやりした風を感じながら、幼い自分が心細くとぼとぼ歩いてるのが浮かぶ。

島倉さんの1950〜60年代の歌を聴いてると自分の原風景が頭に浮かんでくる事が多い。
自分がまだ生まれる前の曲に特にそれがある。
島倉さんの声質や歌い回しが幼い頃の自分と共鳴するような感じがする。

この曲はいつも一人だった少女が遠いところへ嫁に行く不安や心細さが伝わってくる。
健気な少女に鼻がツンとしてくる。




B面「花嫁人形」
作詞 西沢爽さん  作曲 米田信一さん   編曲 牧野昭一さん

B面は嫁入りの前日の夜の様子を歌っています。
幼くして母を亡くし一人ぼっちで誰かの家に預けられてたのか、遠いところへ嫁入りすると
母親のお墓に誰も花をあげる人もいなくなると悲しむ。
あまりにも悲しい設定なので続けて聴くと少し心が重くなる。

無理やりお嫁に行かされる(売られて行く)…そんな想像までしてしまう^^;
昔の時代劇を観てると、よくある設定に思える。

この曲の次のシングルは「夕焼けさん」でこの曲は明るい少女の歌なのでホッとする^^;
内容は東京へ行ってしまった人を待っている歌で明るいわけではないのですが、
この主人公の少女は性格があっけらかんとしてて救われる^^



時期がしばらくあった。
今でもRockやJazzやフォークは聴いてるけど、自分が生まれる前に
一番全てにおいて困難だった時期の日本人を励まして元気をくれたような昭和流行歌に
深い感動をおぼえるのは血がそうさせるんだろうな・・・。
中学生の頃に絶対に聴く事はないだろうと思ってた昭和演歌や流行歌が
今は自然に心の中に入ってきてる。凄い不思議です。10代の頃は毛嫌いしてたのに。
デスメタルやブラックメタルも聴くけど、自分の血が求める音楽はまた別物として
きっと死ぬまで聴き続けると思う。


お茶目な島倉さん。18歳の島倉千代子さん


23歳の島倉さん。すでに高そうな自家用車を持っています。



珍しい水着姿。これも23歳の島倉千代子さん。生まれて初めての水着だったそうです。
横の男性は青木光一さんです。凄いポーズ・・・
青木さんは今もご健在で96歳だそうです。
青木光一さんは1967年9月発売の「柿の木坂の家」の超大ヒットで有名です。
「小島通いの郵便船」「サーカスの唄」「緑の地平線」などの大ヒットも数多くあります。
青木光一さんのCDは一枚ベスト盤しか持っていませんが、良い曲が多いのでたまに通して聴いています。
「柿の木坂の家」は1970年に島倉千代子さんもカバーしてシングルとして発売しています。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年11月15日 04時35分58秒
[昭和歌謡・流行歌・アイドル] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: