それでももちろん発売日に購入した。 R&Bとソウルナンバーのみのカバーアルバムだと知らなかったので 買ってみてびっくり。 急に聴きたい意欲が倍増した! ライブのラストでよく演奏されるDetroit Medleyのような Devil With A Blue Dress 、 Good Golly Miss Molly 、C.C. Rider 、Johnny Take A Ride
そういえば、よくEddie Floydの「Raise Your Hand」や 1988年頃のツアーでは「Sweet Soul Music」もやってたので不思議な事ではないんだけど。
1曲目「Only The Strong Survive」 2曲目「Soul Days」 Feat. Sam Moore 3曲目「Nightshift」 4曲目「Do I Love You (Indeed I Do)」 5曲目「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」 6曲目「Turn Back The Hands Of Time」 7曲目「When She Was My Girl」
9曲目「I Wish It Would Rain」 10曲目「Don't Play That Song」 11曲目「Any Other Way」 12曲目「I Forgot To Be Your Lover」 Feat. Sam Moore 13曲目「7 Rooms Of Gloom」
15曲目「Someday We'll Be Together」
1曲目のジェリーバトラーの「Only The Strong Survive」を聴いてすでに感動だった。 この曲は全米100万枚以上売り上げた大ヒット曲。 今のこの世の中に1曲目から「強いものだけ生き残れる」と歌う。 Elvis Presleyが1969年にカバーしたバージョンにも近い印象です。 2曲目「Soul Days」 では以前にも何度も共演してるサム・ムーアをバッキングボーカルに迎え カッコいい演奏と歌で鳥肌です。
4曲目「Do I Love You (Indeed I Do)」も大ヒット曲なので知ってる人の多いと思う曲。 ブルースが歌うとまた違ったかっこ良さで凄くいい!
5曲目「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」も知らない人はいないと思う名曲。 1965年に大ヒットしてから、この曲を完全にパクってるだろ?って曲が日本にも海外にも 溢れてた印象です。オマージュなのかも知れないけど^^; この曲の有名にさせたウォーカーブラザーズの事も何度か書いたと思うけど、 「(Baby) You Don't Have To Tell Me」の方がさらに自分は好きです。 「There Goes My Baby」も凄く好きな曲。
6曲目「Turn Back The Hands Of Time」も1970年に100万枚以上売り上げた大ヒット曲。 タイロン・デイビスは70年代半ば〜80年代前半の曲のイメージの方が強いけど、 初期のタイロン・デイビスの曲も良い曲が多いと思う。 ブルースの今回のカバーアルバムの中で2番目に気に入ってる曲です。
7曲目「When She Was My Girl」はThe Four Topsの1981年のヒット曲。 The Four Topsは60年代〜70年代前半に好きな曲が多く80年代のこの曲はあまり印象に 残っていない。やっぱり「Reach Out I'll Be There」「 I Can't Help Myself」「Bernadette」 や「Still Water」の印象が強い。フォー・トップスの事は書いてないような気がする。 数枚のシングルとアルバムしか持ってないけど今度ゆっくりまた聴き込んでみようと思う。
8曲目「Hey, Western Union Man」も1曲目と同じジェリーバトラーのカバー。 このカバーもこのアルバムの中でかなり好きなカバーです。カッコいい!
9曲目「I Wish It Would Rain」は1967年に発売されたThe Temptationsの大ヒット曲。 テンプテーションズの曲は名曲だらけなので、この曲を敢えて選んだのは歌詞からなのかな。 曲のカッコ良さなら「I Can't Get Next To You」「(I Know) I'm Losing You」「Get Ready」 「Papa Was A Rollin' Stone」などが最初に頭に浮かぶ。 この曲を歌い上げるブルースの熱唱はめちゃくちゃ感動です。
10曲目「Don't Play That Song」も誰もが知ってるベン・E・キングの大ヒット曲 これまでにも多くのアーティストがカバーして大ヒットさせてるので超有名な曲に。 ブルースのバージョンは60年代のテレビ番組ライブ録音風に演出されて 白黒の画面にブルースが歌ってるのが浮かんで来そうです。
11曲目「Any Other Way」はWilliam Bellが1962年に発売した曲。 オリジナルよりもハードなアレンジでこれもカッコいい!
12曲目「I Forgot To Be Your Lover」 もWilliam Bellもヒット曲のカバー。 1968年に発売。そしてこの曲もサム・ムーアのバッキングボーカルが最高です! 1曲、1曲が2分台が多く短いので次から次へと名曲が流れ出す構成も素晴らしい。
13曲目「7 Rooms Of Gloom」は1967年のThe Four Topsの大ヒット曲。 この曲は渋めな選曲の印象。好きな曲だけどこれまであまり印象に残ってなかったように思う。 ブルースのカバーがきっかけで再びオリジナルも聴いてみて思ったのが、この曲Rapの原型の ひとつような感じがした。
14曲目「What Becomes Of The Brokenhearted」 1966年6月発売のジミー・ラフィンのヒット曲。 オリジナルもブルースに続けて聴いてみた。 ブルースの凄さも分かったしオリジナルのカッコ良さにも気づかされた。
15曲目「Someday We'll Be Together」 アルバムラストがこの曲ってのが凄く良い!! 1969年のシュープリームスのバージョンが有名です。 明るく爽やかにアルバムを締めくくる。