・太宰・晶子・他


早春.jpg

J'ai l'extase et j'ai la terreur d'?tre choisi.


太宰治の小説「葉」にあるエピグラフ


「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」


(堀口大学訳)の原文(ヴェルレーヌ)

●画像 「松本勝」画伯 【早春】●


 歌人 【 与謝野 晶子 】

【晶子】・・・【ゲーテ】との考察




「真実」は何処に在る。
          最も近くにある。 
          いつも自分と一所に、
          この目の観る下、
          この心の愛する前、 
          わが両手の中に。



「与謝野晶子」・『歌はどうして作る』(二節め)

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いつも遠くへばかりいこうとするのか
見よ、よきものはかく身ぢかにあるのを
ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ
幸福はいつも目のまえにあるのだから



「ゲーテ」・『警告』 堀 秀彦(訳)





道を云はず後を思はず名を問はず
    ここに恋ひ恋ふ君と我と見る
















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