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2010.10.28
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テーマ: 読書(10136)
カテゴリ:


麦ふみクーツェ 』のノリで読みはじめたものだからびっくりする。
「クーツェ」はいしいさんの ならば、こちらは ダークサイド
つぎは『プラネタリウムのふたご』を読んでみよう。

 物語は三つに分かれている。
ひとつめは、 みずうみ
ふたつめは、口からは石を、体から水を排出して生きる、物静かなタクシー運転手の物語。
みっつめは、実在する世界を舞台にした、赤ん坊を授かったある男女のものがたり。

みずうみ みず 羊水 に、つうずるのは生命力。
ひとが存在存続するのに必要不可欠な、希望や畏怖まで想像させてしまう語り口に、ちょっとゾクッとする。
寓話のような手ざわりとはいえ、難解で内面的。
言葉の表面だけなぞるので精いっぱいになってしまうほど、わたしには読むのに精神力のいる作品だった。

掴みどころのない主人公たちと、共感を求めないストーリー。作家いしいしんじの妄想世界は、想像以上に濃かった。
半分病んでるようで、書くことで繋いでいるようで、日頃どんな世界を眺めているのか知りたくなるような作家だからこそ、童話の形をした大人の作品が書けるのだろうか。







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Last updated  2010.10.31 05:32:24
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Re:◆みずうみ◆ いしいしんじ(10/28)  
ヤスカイ  さん
はるさん・・・
こういうの好きだよね・・・

安倍公房の『燃えつきた地図』とか『壁』とか、ちょっと長いけどもしかしたら好きかも・・・
『砂の女』よりわかりにくいと思います。
それからカフカの短篇集もおすすめ。
ガルシア=マルケスはご紹介しましたよね?
(2010.10.31 14:29:13)

ヤスカイさんへ  
はる***  さん
びっくりしましたよ。
今、読んでるの安部公房です!(千里眼~)
『箱男』
これまたすごい一冊で、あっという間に読み終えました。
夢野久作寄りでしたわ。
続けざまに精神世界に迷い込み、つぎこそ軽いものが読みたいです。
とりあえず妹尾河童さん、手にとっています。
(先日、サイン本ゲットしたのです!)

『燃えつきた地図』はずっとおすすめされていますね。
それからガルシア=マルケスも。
まだ読んでなかったなー。 (2010.11.01 23:55:46)

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