ビバ!お泊まり会①


  「侑士ぃ!待った?」

  「おはよーさん岳人v全然まってへんわ。それより今日もべっぴんさんやねェ」

  ――――バシッ

  「痛ぁ~…。なにすんねん岳ちゃん…」

  「侑士が変なこと言うからだろ!!(プンプン)」


  はぁはぁと息を切らし気味に走ってきたのは岳人。

  今日は跡部の家でお泊り会があるのだ。

  そのために侑士・岳人・ジローと仲良し組みで一緒に

  跡部の家に行く事になっていたのだった。

  中学3年の男どもが4人も集まって「お泊まり会」というのも

  なんだか妙なところだが…。




  「あれ?ジロー来てないの?俺より先にでたって言ってたのに…」

  「そぅなん?じゃぁ、電話かけてみればええやん。」

  「あっ!それいい!侑士頭いぃ★」

  んな簡単なこと誰でも考え付くやろ普通…。

  でも、そんなアホなところがまた可愛いんやけどな…えへへ…。


   危ない関西人、忍足侑士の妄想はもぅ大変なものだった。(それは置いておこう…)


  「プルルルルル…プルルルルル…プルルル ガチャッ
   ん~…。もしもし?誰?岳人ぉ?」

  「そぅ!そのとうり。で?なんでこんなに遅いの?」

  「えェ~…寝てた…。ごめんね。」

  「ゴメンねじゃなくて!絶対に跡部怒ってるよ?!早く来てよ!」

  「うん……。分かったぁ…。じゃね。 ガチャンッ ツーツーツー」

  「切ちった…。はぁ…。侑士!ジローぜってェに来ないから迎えにいこ…
                  ってか、侑士!!顔キモくなってる!!!!!!」

  「マジで?そらアカンわぁ。顔なおさな…。」


  顔が少しにやけている侑士と距離を置きながら岳人はジローの家にむかった。

  ――――――ピーンポーン♪

  高級すぎるマンションの2階の一番端っこの部屋がジローの住みかだ。

  こんなに高級なマンションに一人で住めるのは親が医者だからだろう。

  「ん?また寝てんのかよぉ~…。…よし、侑士。乗りこむぞ!」

  「あぁ…んあ!?乗りこむ?なんでやねん!しかもここジローの家の前やん!
    いつのまにここまで来てたん?!瞬間移動か?ワープか?なんやねん!!??」


  まだ忍足は妄想から抜け出せていなかったのだ。

  天才と言われようとも岳人の前ではただのアホだった。

  『はぁ~…馬鹿じゃないの…?でも・・・そんなとこも侑士らしいv』

  …………バカップルっぷりは誰にも止められない…。








               NEXT?⇒











© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: