お空のあいちゃん

お空のあいちゃん

なんでまた。。。



あいちゃんのためにつかうはずだった部屋にはまたルームメイトを入れることにしました。今まで色々な人と住んだアパート。2人にはちょっと広いアパート。ここなら親子3人しばらくは大丈夫と思っていたアパート。でも新しい出発をするために、新しいルームメートを入れた私たち。

でもそれをよく思わなかったアパートのオーナーからとんでもない手紙が舞い込んできたのでした。

その日私と主人はテレビをみながら楽しい会話に花をさかせていました。2人で声をだして笑っていたのを覚えています。なにげなく立ち上がってアパートの入り口を見ると、そこに封筒がおかれているのが目にはいりました。

主人がその封筒をあけて手紙を読み始めると、一瞬にして表情が硬くなりました。そしてこうつぶやきました。

“家賃300ドル上げるって。”

私は耳をうたがいました。私たちが払っていた家賃は600ドル。日本円でおおよそ7万。それが900ドル、日本円でおよそ11万円。

オーナーの言い分はこうでした。私たちはオーナーの許可なしにルームメートを入れた。これは契約違反である。

私たちはここに引っ越してきてから常にルームメートと一緒に暮らしていました。それはオーナーも承知のはずでした。このオーナーは1年ほど前にこのアパートを買い取ったオーナーでした。オーナーが変わるときにも私たちはルームメートと一緒に住んでいました。でも契約書には私と主人の名前でサイン。ルームメートは暗黙の了解。これがいけなかったと今更気がついても、もう今更おそかったのです。

900ドルという金額。このアパートの広さからいえば相場だったのでしょう。オーナーとしては私たちのように安い家賃で住んでいる人をどうにか追い出して、新しいテナントに900ドル、あるいはそれ以上で部屋を貸したいと思っていたようでした。

私は愕然としました。やっとやっと自分を奮い立たせてがんばっているのに。がんばろうという気持ちになったのに。どうして冷たい風ばかりあたるのだろう。どうして次から次に問題が起きてしまうのだろう。

なんで、どうしてまた?

答えのでない質問をなんども心の中でつぶやきました。

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