おとなカレッジ

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おばあちゃんのオシッコの躾

ごろーん

「おばあちゃんのオシッコの躾」

図書館で借りてきた本に、とても興味深い話が載っていたので紹介したいと思います。

チョット古い本なのだけど、 「赤ちゃんはみな天才」 (七田真:著、日本経済通信社:発行 昭和57年初版)と言う本で、6人の子供の育児記録が紹介されています。その中で、「おしっこの躾」というトイレトレーニングを、産後すぐから実践された方の記録がありました。

昭和52年、当時はまだ布オムツで育てた時代。小さい体にオムツを腰から2枚、局所に1枚あてられ、体を動かすことも出来ずかわいそうに思い、退院後は自己流でオムツカバーを取り、一枚のオムツを三つ折りにして局所にあて、オムツがずれないようにゴムテープで輪を作り固定をしました。

オムツカバーが無いので、オシッコやウンチが出たのがひと目でわかり、その都度メモ張に記録していきました。だいたい、ミルクを与えた後、20分もたつとオシッコが出ることがわかり、その後30分、40分と次の授乳まで間隔が開くことがわかったのです。こうして、オシッコやウンチのでる時間を把握することが出来ました。

生後70日頃には、寝返りしようと動き回るようになり、これだけ動けるなら抱っこしてオシッコをさせてみようと思い始めました。

生後73日目の8月30日。パンツを10枚用意してオムツの替わりにパンツをはかせ、小さな赤ちゃんを抱っこして、オシッコの躾に入りました。時計を見て時間が来ると「オシッコしましょうね」と言って、話しかけながらひざの上に赤ちゃんのおしりが付くような姿勢で両足を広げ、洗面器にさせてみました。「シー、シー」という私の声と一緒に、オシッコが出たのです。思わず嬉しくて抱きしめ「おりこうさん」と頭をなでてスキンシップをしてあげました。ウンチの時には「うーん」しましょうと話しかけながら、でるまで「ウーン、ウーン、」と繰り返しウンチも成功しました。

成功したら○、失敗(パンツにオシッコをもらしたら)×と
時間と一緒に記録をしました。ウンチは100%成功しましたが、オシッコは良く失敗しました。生後2ヶ月半の赤ちゃんは、オシッコの回数も1日に17回~19回くらいあり、根気の要る躾でしたが、「努力なくして成功なし」のことわざを信じて頑張ってみました。夜だけオムツをつけて、一回のオシッコが出るまで、少なくて3回、多くて10回は「しー、しー」と同じ言葉を繰り返し、1日に70回くらいは話したかと思います。

生後93日目、生まれて初めての第一声がウンチを知らせる「ウーン」でした。「まさか、こんなに早く?」と半信半疑で病院の便器にさせたところウンチが出たので、あまりの嬉しさに、3ヶ月検診のときに先生にお話をして「3ヶ月でウンチを教える赤ちゃんは珍しい!」と言われました。

オシッコの「シー」を教えたのが132日目、出終わったら、いつもいつも、たくさんたくさん、可愛がってあげました。こんなに早くからオシッコやウンチを教えるなんて夢見たい!オムツ洗いもなく、信じられないでしょうが事実です。昼間の外出時はオムツをあてることにしましたが、教えるようになった後は、オムツは絶対にしない子に育ちました。赤ちゃんがいるのに、オムツを干していない家なんて珍しいと近所でも話題になりました。小さな赤ちゃんでも、同じことを繰り返し、繰り返し話しかけることによって、早くからオシッコやウンチを赤ちゃんの口から教えることを体験しました。


まさしく、 EC(エリミネーション・コミュニケーション) を実践された方の記録です!すごいですよね、4ヶ月でも赤ちゃんは自分の口で排泄したいと伝えることが出来るんですね。やはり根気良く話しかけて、赤ちゃんの排泄のタイミングを計ってあげることが大切なんですよね。思い起こされる1日20回はトイレに行っていたあの頃・・・今となっては懐かしい思い出です。

姫もそろそろパンツをはかせる時期かしらね。後はお出かけ先でもトイレで排泄してくれると一番助かるんだけどな(笑)
姫のEC日記は コチラ をご覧下さい。


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