おとなカレッジ

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赤ちゃんの能力

「赤ちゃんの能力」

たまたまディズカバリーチャンネルを見ていたら、「赤ちゃんの言語の発達について」の番組をやっていた。途中からだったので、最初の方は見逃してしまったのだが、とても興味深かった。

まず、赤ちゃんが最初に発するナン語は全世界共通で、「ダダ」「ママ」「ババ」「パパ」なのだそうだ。これて、赤ちゃん同士はどんな人種でもナン語で会話できるって事かな?そう考えるとちょっと楽しいね。

また、赤ちゃんが一生懸命ナン語を話す時は、大人も真似をしたり、あれこれ返事をしてあげると赤ちゃんの会話能力は高まるそうだ。大人の発音を真似したり、自分の発した言葉の後に大人が言葉を発するのを見て、会話のキャッチボールを学んでいくらしい。

赤ちゃんは、生後6ヶ月まではどんな言語にも対応できる脳の仕組みなので、それまでに聞いた事がある母国語にはない発音も識別する事ができるが、10ヶ月を過ぎたら母国語に必要のない発音を排除する機能が発達してくるので、識別する事は難しくなるそうだ。そうやって自分の育っていく環境に適応してゆくようだ。自然の摂理って凄い!

さらに、ハイハイをする時期から始まる「指差し」は、とても大切な事で、物に名前があるということを認識する重要なサインらしい。実験でも、指差しをして物の名前を教えると、すぐに名前を覚えるのに、指差しをしないで名前を教えると、混乱して名前を覚える事ができなかった。赤ちゃんが指差しを始めたら、大人も一緒にその方向を指差して「これは○○だよ」と言ってあげる必要があるらしい。凄く勉強になるわ~。

赤ちゃんには、絵や写真よりも、形のある物を見せて名前を教えてあげるほうが理解が早いようで、実験でも、赤ちゃんは色や素材の違う物から同じ形のものを探し当てる事ができていた。赤ちゃんの能力って凄いねぇ。

最後に、1歳~2歳くらいの女の子が、ベットの中で今日一日学んだことを復習している映像が流れた。寝入るまでしばらくの間、もごもご喋ったり、指で何かを描いたりして記憶を定着させているとの事。誰に教わるわけでもなく、DNAのなせる技か、こんなに色んな事ができる赤ちゃんて本当に凄いよね。感動しまくりでした。

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