にゃごにゃごいろいろ

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ラスト サムライ



「ラスト サムライ」2003年 アメリカ制作
                監督:エドワード・ズウィック
                出演:トム・クルーズ            
                   渡辺 謙
                   真田 広之
                   小雪


  久し振りに映画館で映画を観ました
  大きいスクリーンにふさわしい映画だったと思います
  確かに突っ込みどころはありましたが~(笑)
  他で見聞きするほどひどい映画ではないですよ~

  もー、とにかくおさえた演技 おさえた色彩 
  音楽だけはちょっとうるさい時も多々あったけれど(笑)
  さすがハリウッド☆お金かけて地味にするなんて・・・
  って時代考証に忠実にしたらああなったというだけで 
  そのへんもすごいなーと思いました

  俳優陣も立ち居振る舞い、殺陣、矢の射方などキチンとしていたし
  子役の殺陣までも妥協しておりません
  そして 渡辺謙だけでなく“目”でものを言える俳優たち

  ちょっと途中トイレに立っちゃったので
  ネイサンとたかのラブシーンを見のがしたのですが 
  みんなが騒ぐほどおかしいとは思いませんね
  寝ちゃったかと思ったらキスだけって・・・
  アリでしょうよ そのくらい~(^o^:)
  昔は結構そういうことはオープンだったんだし~

  それと ちょっと途中を聞き逃したのですが 
  勝元がネイサンにギリシャ軍の話を聞いていて
  決戦のときに戦場で「で、そのギリシャ軍はどうなった?」
  「全滅した」(二人で目を合わせニヤリ)
  って、スゴイ~~~☆と思っちゃった
  負けると分かっている戦いに挑む武士(もののふ)の
  何かを越えてしまった腹のすわり方
  他にも う~む、いいっ!って思うところがたくさんあって
  それはほとんどセリフのないところだったりするんだけど
  良く出来た映画だと思います

  アメリカ人にあんな日本映画撮らせてどうするの?>日本人
  ただ、渡辺謙や真田広之が「変な日本を描かれるのは
  自分達の時代で終わりにしたい」とかなり意見を言ったそうな
  制作側も真摯に聞いて
  「いい映画にしたい」という気持ちで作ったみたいです

  帰りの電車の中で旦那と
  「布団がないのはおかしい!」
  「いいや、貧しい田舎だから布団なんて贅沢なものはないんじゃない   
  の?」
  と変な会話で終止した変な夫婦でした
  まあ、あんな寒いところでむしろも無いというのは確かに変かな?

  でも本当に謙さんが素晴らしかったので
  アカデミー助演男優賞取って欲しいです

  ラストの桜の散り方だけ不満でした
  やっぱりバー!!っと桜吹雪でいって欲しかったです
  でも「ソメイヨシノ」でないところが良かった
  あれも時代考証的に山桜だったのではと思います

  なんかワーナーの回し者みたいになっちゃったな~(爆)

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