イージーライダーと僕の旅
アメリカ・グランドキャニオンを発ち次ぎの目的地というか行ってみたい街があった、アルバーカーキーという街だった。
先日書いた、いちご白書の挿入歌を歌っているニール・ヤングの歌の題名にもなっているところで、ぜひ訪れたい街である。
そしてこのあたりは映画イージーライダーの場面でも大事な土地である、私がアムトラックに乗り込んだフラッグスタッフという街はルート６６が走っており、その近くで彼らはモーテルでの宿泊を断られ、そして野宿をした場所なのだ。
＜映画イージーライダーより＞
これはめずらしいぞ！→ http://www.youtube.com/watch?v=UlwLAEzHBcg&mode=related&search= イージーライダーではメキシコでドラッグを買い、ＬＡで高く売りさばき、ハーレーのチョッパーで旅をするというものだが、
音楽はステッペン・ウルフのプッシャーに始まりコロラド川を渡る橋に差し掛かると、ボーン・トゥー・ビー・ワイルドの軽快な音楽に替わる。
まっすぐな道を走る、世界中のライダーが誰もあこがれる風景だ。
アリゾナ州からニューメキシコ州に入り途中拾ったヒッピーの青年とすごすのもアルバーカーキーの近くだ、
その後ジャック・ニコルソン扮するジョージと留置場で出会う、
この街はサンタフェの近くにあるギャンブルの街と同名のラスベガスという小さな街だ、近くにはＵＦＯで有名なロズウェルもある。
映画の中でも宇宙人やＵＦＯの事が話題に上る、僕もキャンプなどでは星を見ながらいつもこんな話になる。
私の旅はこの辺でアパッチ族のジェロニモが昔、傷を癒した温泉地トゥルー・オア・コンセクエンス（真実と結果）というヘンな名前の街へと向かう、有名なリオ・グランデ川のほとりにある町だ。
そこは小さな町でキャンピング・トレーラーに住んでる人もたくさんいた、砂漠の中にある温泉地だ、町のいたるところに、あのおなじみの温泉マークが書いてある､これも世界共通なのかな。
温泉宿みたいなのが何軒かあったが私が滞在したのはＹＨだ、久しぶりの温泉がうれしい。
バックの川がリオ・グランデです
夕食後甘いもの食べるか？ と聞かれたので、Yesと答えると大きなケーキを差し入れてくれた、まだあるので遠慮なくどうぞといわれたが１人なのに５人でも絶対無理な位の大きさだった。
四角のモノがケーキです
このリオグランデを境にメキシコとアメリカが戦い、多くの戦士が傷を癒したのはまさにこの場所だろう。
話をイージーライダーにもどそう
このあとジョージは自由でありたいと願うが、自由な人間が怖いアメリカに殺される、
当時も今のように戦争がありそれに反発するかのように若者が刹那主義になっていった、今現在もまったく同じだ、時代は繰り返されると言うがこんなことは繰り返してもらいたくない。
この映画も音楽がすばらしく、ステッペン・ウルフはもちろんのこと、ザ・バーズ、ザ・バンド、ジミ・ヘンドリクス、そしてボブ・ディランのイッツ・オーライト・マをそしてイージーライダーのテーマをロジャー・マッギンが歌いと他にも盛りだくさんだ。
いつかはＬＡからニューオリンズまで彼らの行程をバイクで走りたいものだ、というか絶対に走るつもりだ！！
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