我が謎は紅き空に飛び立つ

我が謎は紅き空に飛び立つ

第一話 戦闘開始


地球は、三国の争いにより荒れ果てていた。戦争に参加するもの、戦争を逃避するもの、ただ恐れるもの。そういう人間がひしめき合う、地球。三国との争い、世界の崩壊。それを目の当たりにしながら三国は、口をそろえてこういう「我々が、勝利した後、この世界を変え。平和へと導くであろう」ともちろん、その三国から逃れその三国に反発する者たちもいた。そのものたちは、結集しテリウネスと名乗った。そのものたちは、研究し三国に立ち向かうためある兵器を開発した。同時に、三国にもその情報は伝わった。スパイ三人のために・・・
飛行機方の戦闘機テッツを操り、RKUを使いこなす。そんな戦争が今広がっている。
その、テリウネスに所属する若いパイロットたちの死線と平和と終戦のハザマをいく物語・・


「RKUラグナロク初号機、システムオールグリーン。パイロット異常なし。」
「RKUラグナロク初号機、システムオールグリーン。プログラマー異常なし。いつでもでれる、本艦でていいか?」
「本艦前方異常なし、RKUラグナロク初号機発信許可します。テスト飛行なので、あまりやりすぎないでくださいね。」
「OK」「OK」
「ラグナロクでる!」

この艦隊の名は、ロンギヌス。テリウネスの、最新鋭艦隊である。テリネウスは、ロンギヌスにテリネウスパイロット・プログラマー共にテリネウス最高の人間を集めて構成されたテリネウスの切り札である。


「今回のテスト飛行、RKUの調子どうだった?」
白がベースに灰色のラインがわき腹に通ったパイロットスーツに身を包み、片手にヘルメットを抱えているのが、ラグナロク初号機パイロット、ケビン・フロッソである。パイロットなど言っているが、まだ十六歳である
「んまぁ、そこそこだな。今日のお前の操縦は、微妙だったな。ふらつきが多かったぞ。」
十六歳というには、大人びている雰囲気をかもし出しているケビンと同じパイロットスーツに身を包み、ヘルメットを片手で持っているのがラグナロク初号機RKU操縦士プログラマーのテル・トーレスである。
「しょうがねぇだろ、テル。気流が乱れてたんだよ、あれくらいだったら普通のやつなら、いつもどおりに殺れるぞ。」
「よく言うよ、あんなにぶれてたら照準があわせにくいだろうに」
テルが小言で言う
「ん?なんか言ったか?」
そんな二人は、話しているうちにロンギヌスのブリッジについていた。
「今回のケビンの動きは、ブレが多かったぞ。何かあったのか?」
「うぅ、みんなで同じこと言う・・・」
「どうかしたか?」
「気流が乱れてたので、うまくできませんでした」
「そうかならいいのだが」
今、ケビンと話していたのはこのロンギヌスの艦長シュンジ・テンカワである。
艦長の椅子は、高めの位置にあるのでケビンは、見上げる形になっている。
「ケビン君・テル君、整備長が呼んでます。早く行った方がいいですよ。」
「ソっすか、それじゃぁ艦長。行って来ます。」
艦長に敬礼し、テルとケビンはブリッジを出て行こうとする。
「あーそうそう、カリンとニコにあったらブリッジに来るように言っといてくれないか?」
「わかりました。」
テルが、了承の合図を送り二人は、格納庫へ向かう

無精ひげに、作業着の袖を腕まくりし難しい顔をしてラグナロクのRKUコントールコンピュータの整備をしているのは、ニコラウス・テール。ロンギヌスの乗員からは、整備長といわれている男である。
「まったくわけのわからない、RKUのことなら全て把握していてるオレでもこれは、わけがわからないまったく嫌になるぜ。」
そのとき
「せーいびちょうなんかかようっすカー?」
「うるさいねーあんた、いつもなんでそんなに声がやたらにでかいの?テルもそんなのとくんでて、イラつかない?」
「別に・・もう慣れたよこんなこと」
ケビンの大声に整備長よりはやく反応したのは、整備服をを着て邪魔にならないように薄い緑色の髪をツインテールに結んだケビンと同じ十五歳の女の子。名前は、カリン・シューベルト
「そんなのとは、なんだそんなのとは」
カリンが言い返そうとしたとき、その傍らから。
「カリン、喧嘩してないでさっさと整備しちゃいなよ。こっちは、RKUのメモリー整備してるんだから手伝ってほしいくらいなのに大声出さないでよ」
「ゴメン、ニコ。終わらして、さっさと新しい装備を考えよ!確か今回でポイントは、結構たまったはずだよ」
「いいから早く整備しちゃおうよ」
「うっうん」
カリンのパートナー、こちらも十五歳整備服短い髪をポニーテールにまとめRKUのコンピューターに、向かい合っている。
「テル達来たか。ケビンは、火電粒子砲の整備をしてくれ、テルちょっと来てくれないか?」
「なんですか?」
先ほど作業着に着替えた、テルがニコラウスのほうに向かう。
「今日の、RKUはホントにいつもどおりだったか?」
「・・・はっきり言って、違いました。RKUは、本来オレがメモリした、プログラムにオレがその場その場にあわせ指示を出しその指示に従い行動するはずです。ですがAIを使うには、あまりにコストがかかるという事から採用されなかったにもかかわらず。少し、自己判断で動いていました。ですが、はっきり言ってそっちのほうが動きは、よかったです。」
「そうか、これを見てくれ」
RKUPCのモニタには、一つのメモリが映像化され二人の目の前で再現されている。これは、RKUのメモリ機能なのだがこれは、明らかにいつもと違っていた。
「これは・・・」
「オレは、今まで生きてきてこんな戦い方は見たことねぇ。」
「そうですよ、当たり前です。」
「どういうことだ?」
「これは、オレが昨日このPCを使い。今までの戦闘記録から、最善の戦い方を選び出し、自分がこういう戦い方をできるよう参考用に作っていたプログラムです。」
「プログラム?このフォルダは、メモリのとこにあったぞ。」
「今気づいたんですけど、これは今日のRKUの動きそのものです。」
「何?ということは、このRKUはお前の参考用のプログラムを学習し行ったということだな?」
「はい」
その言葉を聞いたとたん、ニコラウスはにやっと笑い。
「よし、お前等もう行っていいいぞ。カリン・ニコお前らも後は、俺がやってやるから行っていいぞ。」
「はい、」とテルが言い
「わかりました~」とカリンとニコがでてくる。
「あ・そうそうカリンとニコ、艦長が呼んでいたぞ。」
「うんわかった、着替えたら行くよ。」
と、二人は走り去っていくその二人を見送りながらテルは、考える
(あれは、あくまでも参考用、メモリにも何も関係ないプログラムのはず、となるとラグナロクのRKUには、意識があるのか?)
深く考える、テルをよそにケビンは、テルに声をかける
「テル~、終わったんだからなんか遊ぼうぜ」
「え・ああぁ」

ロンギヌスブリッジ
「カリン・ニコ」
艦長が二人の名を呼ぶ
「はい」
二人は、元気よく返事をして敬礼
「次、我々ロンギヌス艦隊は、日本降りる予定だ、そのとき君達のフラストレインを、降ろし新しい機体に乗ってもらうことになる。」
「どういうことですか?」
カリンとニコが、戸惑いをあらわにした顔でシュンジを見上げている
「これからの時代、フラストレインのようにRKUに、多弾層ミサイル・レールガンのような武装じゃいけないのだ。」
「ということは、フラストレインを捨てるということですか?」
「言葉を変えるとそうなるな、だが全てが変わるわけではない。向こうの技術者は、優秀だ。先ほど、フラストレインの基本設定を向こうに送ってきた。少しいじって、機動性をあげるといっていた武装も君たちが選んでいいそうだ。」
「RKUのメモリーは、どうなるんですか」
「もちろん、転換する。これは、艦長命令だ。嫌だとは、言わせん」
「はい・・・」

「はぁ、やっぱりこうなるか・・」
「もう、RKUだけで立ち向かうようなものだったもんねこの頃」
「性能も、ラグナロクよりも下だし・・」
「この前の戦闘のときに言ってくれれば、もうちょっとがんばったのに。」
「はぁ」「はぁ」
二人でため息をついたときだった
ウゥゥゥゥ
警報が鳴り始めた
「総員第一戦闘配備・総員第一戦闘配備。ラグナロク・フラストレインのパイロットは、出撃準備」
二人は、顔を見合わせて
「これが最後になりそうね」
「そうだね、気張っていくよ」
「うん」

「RKUラグナロク初号機、システムオールグリーン。パイロット・プログラマー共にスタンバイOK」
「RKUフラストレイン初号機、ラグナロクに同じく」
「両機ともに、スタンバイOk。艦長発信許可を」
「両機発信を許可する」
「ハッチ開け!発信まで3・2・1・Go」
両機がロンギヌスの両側から、飛び立っていく。
ロンギヌスは、はっきり言ってラグナロクを大きくしただけだが違いは、中心の主砲が、以上にでかいことだ。
両機螺旋を描いて飛び立っていく。
「カリン・ニコ、聞こえるか?テルだ、オレ等のRKUは、あんまり今日は、よくないんだ。だから君達の援護に回る。君たちも、最後くらい大暴れしたいだろ。」
「いいわ、ラグナロクは私達の援護をお願い。最後、暴れるよニコ」
「うん。」
雑音が混じる通信だったが、いいたいことは伝わった。
途端、フラストレインの両翼についていたRKUが分離フラストレインの周りを飛び回る。
「両機に通達、敵はガリルトスの第一先頭集団。虚空の虎だ。数は、30さっさと終わらしてくれ。」
「了解」
ラグナロクもRKUを展開
戦闘体制に入る
フラストレインは、降下
ラグナロクは、上昇
敵に突っ込んでいく
敵のRKUは、的確に二機を捕らえ。
一斉射撃
二機とも旋回で交わす。交わした途端、ラグナロクの6つのRKUが火を噴く、全弾命中!。
「あれがサポートなの?」
カリンがつぶやくのと、ミサイルが火を噴くのは、同じRKUで破壊され爆発した機体、ミサイルの爆発とで空は、紅く染まる。
「とどめは、どーぞ」
「それじゃぁもらうわよ、ニコ!」
「わかった」
フラストレインのRKUは、星の形をとり前に来る。
「レールガン最大出力」
フラストレインの、レールガンの先がピンクに光る。
「発射!」
RKUの、陣が白く光り星が光るその中にフラストレインのレールガンの粒子砲が突き抜ける。突き抜けた途端、真空波が走り爆煙を吹き飛ばしまだ生き残った、テッツがあらわになる。
あらわになったテッツは、五機。その中に、白く光る星により何倍にもエネルギーが増大した、粒子砲が突っ込んでいく。
全機破壊
任務終了である。
「これが最後の戦闘かぁ、なんだかあっけなかったなぁ。」
とカリンがため息混じりに、ニコに言う
「そうだね。もっとこれで飛んでいたかった。」
戦闘の終了を確認し、こういう言葉を交わしているカリンとニコに大きな音量で通信が入る。
「両機に通達、本艦に熱原隊が接近。私たちは、これを核ミサイルと断定。至急戻って来てください。あと、三十秒で被弾します。」
「んなっ」
「まだあるの?もうさっきのでエネルギーが・・」
「カリン・ニコお前たちは、先に本艦に戻ってろ。後は、俺等がやる」
「悔しいけどお願いするわ」
そう、言葉を発するカリンの体はヘツメットのした女子ながらも凛々しい顔に冷や汗をかいていた
(もっと飛んでいたいけど、これじゃぁ無理よね。)
フラストレインは、ロンギヌスのカタパルトに向け飛来していく。
「オペレーター、ミサイルの数はいくつだ?」
「はい、前方に二発左右に一発づつ。計四個です。」
「四個か、ロンギヌスを最大船速でこちらに近づけてくれ。そうすると後何秒になる。?」
テルは、ロンギヌスに通達しながらもRKUのプログラムを虎視眈々と進めていく。
ざっとココまで十秒、後五秒で全てのプログラムが完成する。
ロンギヌスの、ブースターが点火され。ラグナロクに向かい進んでくる。
「距離7000メートル先に、敵戦艦らしき機体を発見。
フラストレイン、ロンギヌスに着陸。エネルギー補給開始、整備班急いでください。」
そう通達を聞いている間にも、核ミサイルは近づいてくる。またそのときに、ラグナロクのRKUを四つ展開
「四つだな、テル! RKU四つでやれるか?」
「あぁ、やれないことはない・・やってやるさ」
「ミサイル着弾まであと、二十五秒」
ロンギヌスが半回転、ラグナロクがミサイル迎撃を失敗したときのため迎撃に備える。
RKUが、ミサイルの軌道の前に来る。途端、ミサイルが軌道をそれる。
「何!コントロールされているのか?あの戦艦か?」
ケビンがうなりと共に声を上げる。
「ラグナロク、RKUを反転後ろから打ち落とせ。弾幕を張れ、ミサイルを打ち落とすんだ。フラストレイン、補給が終わり次第戦闘に出ろ。」あの戦艦がまたミサイルを打つかもしれない。」
シュンジの指揮が全てに伝わる。
その直後、カリンは笑みを浮かべる。
「エネルギー補給完了、フラストレインでてください」
「OK]「OK」
「フラストレイン行きます。」
フラストレインが、ラグナロクの後ろにつく。その姿には、もうRKUが二つしか残っていない。
「ごめんケビン・テル遅れた。援護するね。」
「OK.お前たちは、二つを狙ってくれ俺等は逆を狙う」
RKUがミサイルを追う。
二・三発もうはずしている、もう後がない。
「あたれぇー」
四発め、命中その場で大爆発が起こる。その、衝撃によって残りのミサイルも誘爆する。
爆発から逃れるように、ラグナロク・フラストレイン両機は、真上に出る。
「ふぅ、やっと終わったぜ」
「まだ終わりじゃないぞ、向こうにはまだ戦艦が残っている。日本までまだ遠い逃げ切れないぞ!まだ落とすまでぬかるな。しかしラグナロクは、戻って来いエネルギーの供給を行う。」
「了解、ラグナロク帰還する。」
ラグナロクが、ロンギヌスに戻っていく。その間にRKUも、両機に戻っていく。
「オペレーター、いつでも主砲を打てるようにしとけ。ぬかるなよ」













第二話に続く

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: