愛犬キアラ


愛犬キアラ

1年半ほど前から犬を飼っている。室内犬のシーズーで名前はキアラだ。キアラって珍しい名前でしょ。
私がつけたんじゃなくて妻がつけたんだけど・・・
実を言うと、私は犬というか、動物を飼うのが嫌いだった。
べつに動物が嫌いというわけじゃないんだけど、動物を飼うことによる生活のペースの乱れが嫌なわけだ。
しかしある日突然その時がやってきた。
夜仕事から帰ると、なんと小さな犬がソファに寝ているではないか。
かねてから犬、猫の類を飼うことを禁じてきたのに妻と10歳の息子は掟破りの凶行に出てきた。
その犬を見るやいなや「ぜーーーったいあかん!!!」と怒鳴り散らかし、問答無用の態度を決め込んだ。
10歳の息子は泣き声すらでないくらいせつない泣き方を、本当に悲しくて悲しくて仕方ない泣き方をしていた。
さすがの私もそのときだけは胸がきゅーんと痛んだ。
結局情にほだされて飼う許可を出してしまった。
・・・あれから1年半がたって、我が家はすっかり愛犬キアラを中心に廻っている。今でこそそれに慣れてしまったけど、飼いだした当初は大変だった。しものしつけができるまでは、どこにうんちとか転がってるかわからないから朝リビングとか歩くのが恐怖だった。
寝ている人の鼻先にうんちをされたこともあった。何か夢うつつでぷ~んとほのかに香るあの香りは今でも忘れられない。
しかし休みの日に私とキアラを残し、妻と息子が出かけるときなんか、彼らもしたもので夕方の散歩の時間になっても全然帰ってこない。あーそろそろ散歩に連れていかなあかんのに遅いなー!って独り言をいいながら犬のほうをちらちら見ると、これがまた早く連れて行ってよと言わんばかりのうるうるした瞳で見つめていて、ど~する?アイフル~のパパのようになってしまう。
「もー!しゃーないなー」って言いながら散歩に連れて行く。
すれ違う近所の人に「可愛いね」って声をかけられると、妙にうれしくなってしまう自分にちょっとびっくりしてしまう。
自分は動物嫌いの冷酷な人間じゃないんだとちょっぴり安心している今日この頃である・・・
ところでこの話と繁盛ブティックとどんな関係があるねん!と思ってしまうけど、まあえーですやん。
しいて言えば、こんな私でも自分の犬はかわいいんやから、世のおばさまがたも結構愛犬家の人が多いんではないかしら?
ブティックにペットグッズがあってもいいんじゃないかしら?ということでお茶を濁しておきます。


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