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Winnyの技術公判中のWinny作者“47氏”本人が書いた「Winnyの技術」のすべてを晒す解説書である。実際に、本人の裁判でも何度となく引用されているという。これを読めば、WinnyのP2P技術の全貌をつかむことができる。逆に、プロバイダが Winnyプロトコルを拒絶することが可能になり、早晩、Winnyネットワークは崩壊すると考えられる。にもかかわらず本書を公開したのは、“47氏”の「実験」の一環であるという。さらに、本書の全文をPDF化してWinnyネットワークに流すことも予定しているという。次から次へと非常識なことを具現化する“47氏”であった。■メーカーサイト⇒Winnyの技術
2005.10.31
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宮崎駿の〈世界〉私と同世代のエッセイスト切通理作によるアニメ監督・宮崎駿の研究本である。通常の新書の1.5倍のページ数に加え、本文の一部が二段組みになっているという、膨大な文字数の作品である。しかし、これを読み通すのは苦痛の連続だった。なにせ、宮崎駿のアニメ作品の「あらすじ」と「感想文」が綯い交ぜになった長文が延々と続くのだから。私の同世代人は、多かれ少なかれ、宮崎駿の影響を受けている。子ども時代、「アルプスの少女ハイジ」にはじまるカルピス名作劇場を家族で見ていた人は多いだろう。一方、ルパン三世シリーズや映画版「カリオストロの城」を通じて、後の「おたく」が生まれてゆく。そして、NHK初の連続アニメ「未来少年コナン」と、初のオリジナル長編アニメ「風の谷のナウシカ」により、宮崎駿の名前は全国区となった。本書は、そういった事実を延々と並べ(刊行時点で最新映画だった「千と千尋の神隠し」への言及は少ない)、筆者の感想が付け加えられているだけなのである。ナウシカをリアルタイムで見た頃の私だったら、それでも納得できたかもしれないが、歴代の宮崎作品を見続け、社会人となり、自分の子どもに「トトロ」を見せている現在では大いに不満がある。一番大きな不満は、関係者の生の声がないことである。文章の大半は、雑誌や対談からの引用である。関係者が死亡した後の時代ならともかく、宮崎駿をはじめ、ほとんどの人々はいまだ一線で活躍しているのである。かりにも読者から金を取るなら、彼らに直接インタビューするくらいの努力はしていただきたいものだ。これで「研究本」を名乗れるのだとしたら、「おたく」なら誰でも発刊できるであろう。もう1つの不満は、宮崎駿の社会への影響である。本書でも触れられているが、「カリオストロの城」に続いて起きたロリコン・ブームと宮崎勤事件、教団の資料でナウシカを神聖視していたオウム真理教――宮崎作品には光の部分と影の部分がある。それが人気の秘密だと思うのだが、光と影のメッセージ性が強すぎるのである。宮崎アニメに潜む病理について、もっと研究してほしかった。私は、アニメに限らず、映画はエンターテイメントに徹すればいいと考えている。その意味では、著者が宮崎アニメの「第一期」に分類する「カリオストロの城」や「未来少年コナン」は、エンターテイメント性の強い作品だった。おかしくなってきたのは、「風の谷のナウシカ」からである。その後、「天空の城ラピュタ」「紅の豚」などは、それなりに楽しめる作品だったが、最近はそれもなくなってしまった。宮崎駿という人物は、どうも、アニメを作りながら自分の考えを作品に埋め込んでいる節があり、観客のことを考えていないのではないかという気がする。それが天才の天才たるゆえんだろうが、金を払って映画を見る観客としてはいい迷惑である。もっと観客を楽しませる作品を作ってほしいものだ。でないと、本書のように、量だけで中身のない批評家が増えるばかりである。
2005.10.30
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〈見えない宇宙〉の歩き方可視光から、紫外線、紫外線、電波、X線、重力波、ニュートリノなど、さまざまな波長・素粒子で捕らえた宇宙の姿を解説する。また、人間の目が光を感じる仕組みや、三原色の原理についても簡単な解説がある。平易な文章なので、天文に馴染みの無い方でも気軽に読めるだろう。最新の観測と理論によれば、宇宙の構成物のうち、星や銀河といった通常の物質はたった1パーセント、ガスが3パーセントだという。残りは、謎のダークマターが26パーセント、最近登場したダークエネルギーは70パーセントにも及ぶという。ますます謎が深まる宇宙である。■メーカーサイト⇒福江純「〈見えない宇宙〉の歩き方」
2005.10.25
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ケンコー「影撮り」ストロボの光で撮影すると、どぎつい印象になることがある。そこで、ストロボの光を拡散させ光を柔らかくする「ディフューザー」という部品が出回っている。本製品は、レンズフードに取り付け、内蔵ストロボの光を拡散させる。使わないときは折りたたんでしまっておける。ディフューザーを使うと光が弱まるので、ストロボの到達距離も短くなるのだが、女性の顔写真を撮るときに使うと喜ばれるぞ!■メーカーサイト⇒ケンコー 影撮り
2005.10.24
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夜空はなぜ暗い?宇宙はなぜ暗い――いわゆる「オルバースのパラドックス」について、古代ギリシアから宇宙論を解説しながら、その謎解きを試みている。宇宙論を知らない方にも読みやすく(監訳者の長沢工さんの天文書はいつも読みやすい!)、巻末の参考資料が充実しているので、これから宇宙論を調べようという人にもお薦めする。「オルバースのパラドックス」は、宇宙には無数の恒星(太陽)があるのに、なぜ昼間のように明るくならないのか、という子供でも分かる謎かけである。ところが、この解答を見つけるために膨大な時間がかかった。最新のビッグバン理論を持ち出せば片付くかというと、それでも解けないのだ。本書を読み進んでいけば、難しい天文や物理の話は一切無しで、純粋な論理パズルとして楽しめるだろう。ちなみに、本書を読み進めていくと、「オルバースのパラドックス」を初めて示したのはオルバース本人ではない、といったエピソードも書かれていて、読み物としても面白い。
2005.10.23
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デジタルホワイトバランスフィルター The ExpoDisc撮影場所によってデジカメのホワイトバランスを合わせてやらないと、肌の色が悲惨なことに‥‥そんなときに便利なのが本製品。レンズの前にはめ込むだけで、簡単にホワイトバランスの調整ができる。フィルタ経に合わせて商品が用意されている。■メーカーサイト⇒駒村商会 The ExpoDisc
2005.10.19
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定常型社会私と同世代の広井良典の著書である。私は経済に疎いせいか、いつも難解な内容だと感じつつ、なぜか読んでしまう。内容は難しいが、何となく自分と同じ考えの持ち主だという臭いがするのである。本書でも紹介されているが、われわれの世代は少年期に高度経済成長時代の恩恵を存分に受けた世代であるのだが、その最後で「ローマ・レポート」、いわゆる「成長の限界」という現実を突きつけられた世代でもある。私は、コンピュータ・シミュレーションの演習として、成長の限界をプログラミングした。その結果導かれる最良解が「定常化社会」である。最悪の解は2つあって、人口爆発による環境破壊、もう1つは人口減少による人類滅亡である。このプログラムを組んだときには信じられなかったのだが、現在、我が国は後者の道を辿りつつある。定常化社会とは何か――これが本書のテーマである。私はITの最先端で仕事をしながら、著者と同じことを感じる。「そもそも人間の需要ないし欲望というものは、無限に拡大を続けるものなのだろうか」(139ページ)。人間の欲望の最新型がITである。果たしてITはどこまで行くのか。そしてもう1つ面白いのが、私も読んだ「ゾウとネズミの時間」で有名な本川達雄の引用である。「人間という生き物の場合、本来の必要量を大幅に上回るかたちでのエネルギー消費を行い、それによって「時間」の速度を速めてきた」(149ページ)――ガソリンをふんだんに使う車社会がそうであるが、ITはそれをはるかに上回る。地球上の距離を縮め、莫大な量の情報を瞬時にやり取りできるようになったのだ。デイトレーダが典型例だが、自宅にいながら24時間仕事をすることも不可能ではなくなったのだ。果たして、ヒトという種にとって、これは幸せなことなのか、それとも‥‥。ネット世界の中での生活は、あまりにも刹那的になったような気がする。たまには未来を考えて思索にふけることも必要だろう。■メーカーサイト⇒岩波新書「定常型社会」
2005.10.16
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日本(にっぽん)のSEはこれからどうなるのか外国人SEから見た日本のSE、他職種から見た日本のSE、日本人SE自身から見た日本のSEの3章構成。最近、自分の身の回りでもインドや中国へのオフショアが増えているので、インド人や中国人SEの本音記事は興味深く読むことができた。本書の2章に農家の方のインタビューがある。さすがに農業には関わったことはないのだが、機械化する農家に対して「効率化を、何のためにするかをあまり考えずにいたんでしょうね」(113ページ)という厳しい意見がある。これは、われわれSEにとっても永遠の命題だと思う。お客さんは何のためにITを導入するのか、IT化それ自身が目的になっていないだろうか――日頃、契約金額ばかりに目を奪われ、忘れがちなポイントである。
2005.10.10
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定常型社会私と同世代の広井良典の著書である。私は経済に疎いせいか、いつも難解な内容だと感じつつ、なぜか読んでしまう。内容は難しいが、何となく自分と同じ考えの持ち主だという臭いがするのである。本書でも紹介されているが、われわれの世代は少年期に高度経済成長時代の恩恵を存分に受けた世代であるのだが、その最後で「ローマ・レポート」、いわゆる「成長の限界」という現実を突きつけられた世代でもある。私は、コンピュータ・シミュレーションの演習として、成長の限界をプログラミングした。その結果導かれる最良解が「定常化社会」である。最悪の解は2つあって、人口爆発による環境破壊、もう1つは人口減少による人類滅亡である。このプログラムを組んだときには信じられなかったのだが、現在、我が国は後者の道を辿りつつある。定常化社会とは何か――これが本書のテーマである。私はITの最先端で仕事をしながら、著者と同じことを感じる。「そもそも人間の需要ないし欲望というものは、無限に拡大を続けるものなのだろうか」(139ページ)。人間の欲望の最新型がITである。果たしてITはどこまで行くのか。そしてもう1つ面白いのが、私も読んだ「ゾウとネズミの時間」で有名な本川達雄の引用である。「人間という生き物の場合、本来の必要量を大幅に上回るかたちでのエネルギー消費を行い、それによって「時間」の速度を速めてきた」(149ページ)――ガソリンをふんだんに使う車社会がそうであるが、ITはそれをはるかに上回る。地球上の距離を縮め、莫大な量の情報を瞬時にやり取りできるようになったのだ。デイトレーダが典型例だが、自宅にいながら24時間仕事をすることも不可能ではなくなったのだ。果たして、ヒトという種にとって、これは幸せなことなのか、それとも‥‥。ネット世界の中での生活は、あまりにも刹那的になったような気がする。たまには未来を考えて思索にふけることも必要だろう。■メーカーサイト⇒岩波新書「定常型社会」
2005.10.09
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いねむりくん不思議な形状をしているが、いちおう「イス」である。身体をすべて乗せて、ロッキングチェアのように前後に揺らすことができるのだが、これが不思議なことに、途中で止めることができる。別にストッパもゴムもないのだが、なぜか制止できるのである。自分にあった角度で漫画を読むも良し、テレビを見るのも良し、音楽を聴くのも良し。これにPC用スタンドがつけば、なお便利なのだが。■メーカーサイト⇒足立木材工業 いねむりくん
2005.10.03
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