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神田から新橋の付近の鉄道を支える赤煉瓦アーチの歴史を紐解く。
東京駅が開業したのは 1914 年(大正 3)12 月 20 日と、意外に新しい。それまで 2 年半にわたって中央線のターミナル駅の座にあったのが旧・万世橋駅である。ここから新橋に至る赤煉瓦アーチは、100 年近くにわたって首都の大動脈を支えており、当時の技術者の苦労を思わずにはいられない。
本書は、東京の鉄道の成り立ち、そして万世橋の最期まで、その史実を整理したものである。とくに、中央線の新宿~御茶ノ水間が、江戸城の見附(関門)をベースにしているというのは意外であった。機会があったら、遺物を見に行きたい。
なお、旧・万世橋駅は 1943 年(昭和 18)11 月 1 日に営業を休止し(廃止ではない)、交通博物館が閉館する際、その遺構を見学することができた。⇒http://www.pahoo.org/athome/album/2006/album20060422-4.shtm
■メーカーサイト⇒ 中西隆紀/平凡社/2006年08月 幻の東京赤煉瓦駅
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