静かに凪いだ海に落ちていく夕陽溶け合うまでにまだいっときの砂時計が落ちるさらさら さらさら海面を滑る色鉛筆溶け込む光をどれだけ描き込めるだろうか海底に閉じ込められたあらがう心よ君が外に出たがるときこの風景は姿を消す魂をこめてこの絵を描き続けるからどうか静かに見つめておくれ海の底にまでやわらぎが届くように