Buvons du vin!

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2011.06.03
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 アンドロイドの急速な成長により、ノキアの業績が影響を受けている。ノキアは5月31日、同社の業績見通しの下方修正の一因は、欧州におけるアンドロイドの成功だと表明した。

 ノキアの株価は5月31日に14%下落したのに続き、6月1日も下げ続けて前日比4.7%値下がりした。ノキアの株式時価総額は現在250億ドル(2兆250億円)だ。アップルなら、2011年の1年間だけで純利益として稼げる額だと、アナリストは言う。

 ノキアは販売台数でみれば、依然として世界最大の携帯電話メーカーだ。しかし、アンドロイドは消費者や欧州の携帯電話会社から熱烈な支持を受けている。モトローラ・モビリティ、ソニー・エリクソン、HTCは、ここ数カ月で新たなアンドロイド携帯を欧州で発売した。

 数字には明確に現れている。調査会社のIDCによると、西欧のスマートフォンにおけるアンドロイドの市場シェアは、1年前はわずか8%だったが、今年の第1四半期には34%になった。対照的に、欧州におけるノキアのOS「シンビアン」のシェアは、1年前の40%から半減し21%になった。

 IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏は、一般価格帯と高価格帯の両方でアンドロイド携帯が出てきていることが、ノキアに影響を与えているという。「ノキアは苦戦している。苦戦の原因はアンドロイドだ」

 ノキアは2月、戦略を大きく転換すると発表した。スマートフォンのOSとして、アップルの「iPhone(アイフォーン)」やアンドロイドとの競争に負けているシンビアンの代わりに、マイクロソフトの「ウィンドウズ」を使い始めるとしたのだ。

 だが、少なくとも1年はかかるとみられるこの戦略転換の間に、シンビアンで動くノキアのスマートフォンは、消費者の支持を失い続けている。

 ノキアのスティーブン・エロップ最高経営責任者(CEO)は1日、ウォール・ストリート・ジャーナルが主催するハイテク業界会議「D: All Things Digital カンファレンス(D9)」で、マイクロソフトとの提携について述べた。エロップCEOは、携帯端末の「プラットフォーム」をめぐり、ノキアはアップルやグーグルと争っているとした上で、ノキアは「ウィンドウズ・フォン7」を使うことで差別化を図る、と述べた。

 ノキアはグーグルのアンドロイドを使わないという選択をした。なぜなら、ソフトウェアの設計や発売に十分な「影響を及ぼせない」と感じたからだ。

 5月31日、ノキアは同社の製品とサービス事業の売上高が、4月に示した予測より大幅に低くなるだろうと発表した。核となる携帯電話端末事業の利益は「損益分岐点付近」だという。エロップCEOは欧州市場が問題であり、アンドロイドが問題の原因だと述べた。

 欧州市場には、地域ごとに小規模な携帯電話サービス会社が存在しており、大手4社が市場を支配している米国とは様相が異なる。したがって、米国よりも欧州の方が、アンドロイドが成長するのに時間がかかった。アンドロイドのグローバル提携担当ディレクターである、ジョン・ラガーリング氏は、「欧州には多数の国と携帯電話サービス会社があるので、市場がより複雑だ」と言う。

 しかし、「各地域の携帯電話サービス会社は非常に進取的で、地域の消費者のニーズに応えるのに熱心だ。消費者がある端末を選ぶ傾向にあることが分かったら、すぐにそれを採用する」と、ラガーリング氏は語った。

 ラガーリング氏によると、欧州におけるアンドロイドの成功要因の一つは柔軟性だという。アンドロイドはさまざまな機器に合わせることができ、さまざまな価格で売られている。

 同氏によれば、携帯電話端末メーカーは、100ユーロ(約1万1600円)以下でアンドロイド携帯を販売している。





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最終更新日  2011.06.03 13:53:43
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