オランダ ネーデルラントより

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オヤジの不思議な話(1)こわくない


というのは、人の心が読めるのではないか、と感じたからだ。

他の人や子供達が、聞く前に、質問に答えてしまうことがよくあった
(きっと、オヤジは気づいていない)。

オヤジは、昔、ニコンやキャノンのカメラにこっていた。
お盆やお墓参りの写真を撮るたびに、
「あっ」
と声がもれる。
必ず、2~3枚は不思議な写真がとれているからだ。
たまたま、叔母を写した写真に、霊のようなものがたくさん写っていた。

「叔母さんには、絶対ナイショだぞ。こわがりだからな」
といって、その写真は、
どこか、こっそりと御祓いするところで処分してしまったらしい。

一応、オヤジは科学的な仕事についているので、
そのことには一切触れたことはない。

ただ、ときどき思い出したように不思議な話をしてくれた。

オヤジがまだ、子供のころ。
大叔父のお寺によく遊びに行った。
大叔父は寺の住職だった。
噂では、いろんなものがみえるので、御祓いなんかもやっていたらしい。

ある日、大叔父のお寺に遊びにいくと、
寺の中に、誰かがいた。
ニンゲンじゃない。
だれだ・・
カラダが固まって動けなくなった。

そこに、大叔父がやってきて
「こわがらなくていい。
XXさんがね。
最期の挨拶にきたんだよ」
といって、お経を唱えはじめた。
すると、そのナニモノかが、すっーっと消えた。

翌日、村のXXさんがその晩亡くなっていた。
「これが、大叔父のいっていたことだったんだ」
村の人間が亡くなると、
大叔父のところに、最期の挨拶にくるらしい。

なんだか、不思議な話だ。

オヤジの不思議な話は、まだまだある。

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