
昨日の続き
三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)
今までの前提
平太郎は5年ほど前に、土地の武士がタカ狩りの際に柳の大木に鷹の綱がひかかって、柳を切り倒そうとしているところを自慢の弓の腕で綱を断ち切り、柳の木が切り倒されるところを助ける。
その後、お柳という女性と知り合って結婚してみどり丸という子どももでき、母親ともども猟師などをして暮らしている。
ある日お忍びで外出している白河法皇が賊に襲われているのを夫婦で助ける。
ここからが本編
法皇の家臣が、助けてもらったお礼と言う事で金子などを持って家を訪ねてくる。しかし、気持ちだけ頂いておきますとお柳と母親は丁重に断るが、家来はこのような田舎には珍しいゆかしい人たちだと感心するので、母親が実は私の夫は昔は御所の警護をしていたのだが、賊に襲われなくなった。それで御所を出て子どもを育て、いまではやっとこのような暮らしをしているという事情を説明する。
それを聞いて、家来はその人なら私も知っている、法皇に事情を説明して息子が士官できるよう取り計らってやろうと言って帰っていく 。
そこへ仕事に出ていた平太郎が帰ってきて、法皇が病気になり占ってもらったところが法皇は前世で僧侶でありその頭蓋骨がある柳の枝につきささっていることが病気の原因ということになって、頭蓋骨を持ってきて供養すれば病気が治るので、柳の木を切り倒し、頭蓋骨を供養する供養塔の棟木にすることに決まったらしいと話をする。もう人足たちが木を切り倒す準備をしていると。
それを聞いてお柳はびっくり。彼女は実は柳の木の精であったのだ。木を切り倒すのが法皇であればこれはとめることができない。
疲れて寝込んだ平太郎に向かって、お柳はこの子を残していくのは辛いが私はもう死んでしまうしかない。いままでありがとう。子供も大きくなったので、なんとかあなたがたで育てていくこともできるでしょう 。
せめてもの鼻向けに、柳の木にささったこの頭蓋骨を置いていく、これを手柄に仕官がかなうように願っていると。
夢うつつで聞いた平太郎はびっくりして、いかないでくれととめるがここでは、髪の毛も振りみだし、衣装も早変りして人形は姿をくらます。
おかあさんがいないと目覚めて騒ぎ出すみどり丸、母親と3人で必死によぶがお柳は最後の姿を現してまた消えていく。
平太郎とみどり丸はそれではせめて切り出された柳を一目見に行こうと、柳の運び出されるところまでやってくる。そこで柳は押しても引いても動かなくなっている。
みどり丸が柳をみて「これがお母様かとと様」と・・・
みどり丸が木遣り歌を歌って、綱を引くと不思議や柳はするすると動きだすのであった。
前半の部終了
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