『子供を賢く育てる教室』

『子供を賢く育てる教室』

講演会「やる気のある子どもを育てる秘訣」

『子どもの輝きを増す7つの秘訣』


1、輝きをなくす三つの言葉かけ
   子供達は私達の言葉かけで勇気を与えられたり、反対に勇気をくじか
   れたりします。何の気なしにかけた言葉が、子どものやる気を失わせ
   ることがあるのです。その代表的な言葉が、1 早くしなさい 2 
   だめです 3 頑張りなさいです。 何でこれらの言葉が子供を傷つ
   けるのか、どう言ったらやる気をだすのか考えてみます。てきぱき早
   くできない子供に、「早くしなさい」を言い続けていると、「僕には
   早く出来ない。いいや、のろまでも」と、自分から諦めてしまうよう
   になるのです。ますます早くやることが出来なくなっていきます。ど
   ういったらいいのでしょう。出来たことを言ってあげればいいのです。
   「早くやれたね」、「そうではなくこうしたら」、「頑張れたね」。
   こちらの言い方で、子供は輝くのです。


2、子どもの上手な観察の方法
   子どもを輝かせる為には、まず、子どもを上手に観察することです。
   私達はこどもを案外自分の思い込みで見ています。子どもの行動は、
   まわりとの関わりでいろいろ変ってきます。子どもを観察するには、
   子どもだけでなく教室の状況の両方を観察する必要があるのです。
   具体的な観察の方法としては、「観る観察」と「聴く観察」がありま
   す。そして、観察の心は、子供に「関心を向ける」ことなのです。も
   う一つ。子どもが大人に持つ不満の一つに「話しを聞いてくれない」
   というものがあります。
   「あとで」と言って、その約束を忘れてしまって、いつまでたっても
   話しを聞かないことはよくあります。話しを聞いてもらえなかった失
   望感を子供は忘れずにいつまでも覚えているのです。


3、上手な誉め方、叱り方
   叱れば子供は言うことを聞くかといえばそうでもありません。それで
   は誉めればどうでしょう。誉めてもうぬぼれるばかりです。誉めたり
   叱ったりするのはどうして効果がないのでしょうか。効果が無いどこ
   ろかマイナスさえあります。上手な注意の仕方は無いものでしょうか。
   それは自分の心の動きをチラッと見ればいいのです。叱る時にいけな
   いことは、子どもが恐怖を感じて従うということなのです。誉めると
   きも、子どもを「誉めてあげる」と考えて、誉めるのは危険です。誉
   めるとは、自分の喜びを相手に伝えるのです。

4、勇気つけの法則
   勇気つけという言葉を聞いたことがありますか。子供を変えるとても
   大切な方法です。勇気つけられた子は自分に自信が出てきます。これ
   でいいのだと自分で思えるようになってくるのです。勇気漬けがなぜ
   そんなに効果的かその原理を調べて見ましょう。勇気つけは、「理想
   のこども」を求めるのをやめ、「ありのままの子ども」を受け入れる
   ことからはじまります。「元気に生きている」ことの喜びを伝えるこ
   とから勇気つけは始まります。勇気つけるものは、人格ではなく行動
   です。「出来たね。よかったね。」これが勇気つけの基本のパターン
   です。勇気つけは、相手を尊敬し、また自分も尊敬してほしいと願う
   相互尊敬を作り出す行為です。この、尊敬され、大切に自分を扱って
   くれたということが、子供を輝かせるのです。



5、勇気つけのメッセージ
   勇気つけの実習編です。具体的な場面でどんな言葉かけをしたらいい
   のかを学びます。上手な勇気つけはとっさには思いつかないのです。
   練習して身につけておくことが必要です。たくさんの勇気つけの方法
   を普段から練習しながら学んでおきましょう。あるお母さんはたくさ
   んの◎◎賞を作っていました。「100点取れたで賞」、「字を綺麗
   に書けたで賞」、「最後まで頑張れたで賞」のようなものです。どん
   な子どもにもどこかを必ず誉めるのです。こういう賞をもらえる子供
   は、100点だけでない、いろいろな賞のあることを知るのです。
   たとえば”喜びを伝える”練習をします。100点を取ってきた子ど
   もを誉めるのには、そんなに苦労することはないでしょう。問題は6
   0点とってきたときなのです。失意にある子どもを勇気つけることが
   必要のなのです。「結果は悪かったけど、がんばることも大切なこと
   だよ。がんばる点数では、100点だと思うよ。」こんな言葉かけに
   よって、子供は輝くのです。


6、子どもを変える魔法の言葉
   子どもとのコミュニケーションはとても大事なことです。子供とどん
   なコミュニケーションをしていますか。子どもがこちらの言い分に納
   得してくれたときは、上手なコミュニケーションができていたときで
   しょう。上手なコミュニケーションのために”私言葉”や”一時言語”
   の使い方を学びます。私達は、子どもが失敗したときに、「いつだって
   おまえはそそっかしいんだから」とか、「絶対に君は勝ってこないよ。」
   などと言いがちです。これでは子どもの輝きは消えてしまいます。
   「たまたま、そそっかしかったんだね。」とか、「時には負ける事が
   あるかもしれないよ」と言われる子どもが、輝くのです。


7、仲間と競い合いを
   子どもには仲間が必要です。一人で勉強するより仲間したほうが伸び
   ます。一人の力よりも二人の力の方が強いのです。子ども達の仲間作
   りが大切です。勝つか負けるかの競争ではなくお互いが成長していけ
   る競い合いをこども達にさせることが必要です。競い合いの秘訣は、
   ”負けた中にも良いところがある”ことに気づかせることです。
   勉強は友達に勝つ事が目的ではないのです。自分の成長のためにして
   いるのです。「昨日の君より、今日の君はこんなところが成長したね」
   と言われて、子どもは輝きだすのです。






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