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彼との出会い

彼との出会い

ぺんぺんがアフロケン(注:彼です)と出会ったのは、2001年の2月頃だったかしら。
運命だったとか、出会った瞬間にビビッときたわ~!!
~な~んてこともなく、普通だったな~

でもまぁ、とりあえず、偶然だったな、出会うきっかけになったのは。
当時、アメリカの短大でクラスを取っていたぺんぺん。
渡米してから、まだ約8ヶ月くらいで、英語もよく分からないし、
全然授業にもついていけてなかった。

それなのに、ナニを勘違いしたのか、その学期に、
Political Science(政治学)のクラスを取ることになった。
日本語で授業されても分からないであろう政治学が、
英語の授業でさらに理解がまったくできず...かなりの強敵!

2週間ほど、授業を受けたが、ちっとも分からない。
おじいちゃん先生で、しかもフィリピン人らしく、
英語がすごいなまっていて、分かりづらい。
ただでさえ、英語の授業に慣れてないっていうのに...。

で、一大決心をし、そのクラスをDrop(落ちる)することにした。
でも、留学生は1学期に12単位分の授業を取っていなきゃならない。
このクラスをDropしたために、9単位になってしまった。
大慌てで、まだ空きのあるクラスを見つけなきゃいけなくなった。

しかし、学期が始まってからすでに2週間も経っている...
予想どおり、空きのあるクラスを見つけるのは、大変だった。
そして、ターゲットにしてたのが、美術のクラス。
美術だと、英語を使うというよりは、実地でやるしかないから、
英語がダメでも、とりあえず、出席して、課題をこなしていれば、
落第することはないだろう、と思っていた。

運良く、美術で空きのあるクラスを見つけ、Add(登録)した。
夕方6時半から9時半までの3時間で、Figure Drawingのクラス。
先生もとっても優しそうで、クラスメイトも良さそうな人ばかり。

そして、次の授業の時、前回は見かけなかった濃い中国人が居た。
7-3分け、真っ黒な髪、ビン底メガネ、ナニを考えてるかわからなそう...
ぺんぺんは『この人とはお近づきにはなりたくないわ~』と思ったね。
なんか、アニメとか好きそう...オタク系?(ごめんなさい
しかし、わたしの願いとは裏腹に、その中国人はヅカヅカッと近づいてきて、
『Hello~, my name is *%*$@. Nice to meet you!』とガシッと
ぺんぺんの手を握り、ブンブンと握手をした。握りが固かったな。

そして、そんな『お近づきになりたくない』中国人が
いつのまにか、うちのダーさんになってしまったのだ...。

あの握手から、なにげに魔の手に引っかかってたような。

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最終更新日:10/02/2005


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