全く存在感なしの彼
2001年2月初旬に、はじめてアフロケンに会ってから、
その学期が終わるまで、何も進展は無かった。
ぺんぺんは、留学以来、5ヶ月住んでいたアパートから引越し、
2001年1月から新しいアパートへ。
この新しい住居で、ルームメイトのYちゃんという1つ下の日本人の女の子と出会った。
Yちゃんは、日本で言う、『ギャル』という感じ。
ブランドが好き、外人が好き(白人限定)、バーに遊びに行く、
とにかく、わたしとは正反対。
だけど、海外に住む日本人というのは、
同じ日本人というだけで、『助け合い』精神が生まれるのか、
ぺんぺんとYちゃんはいろんなことを話し合ったり、
いろんなところに一緒に遊びにいったり。
残念なことに、ぺんぺんが2001年1月に入居してから、数ヵ月後、
Yちゃんが、就職先を見つけ、日本に帰国することになった。
そして、Yちゃんが帰国した後、
このYちゃんの白人の友達Kくんとお近づきになった。
といっても、ちょっと一緒にバーに行ったりするだけだったけど。
ぺんぺんにはあまり無い日常で、毎日ワクワクしてた。
この頃のぺんぺんには、アフロケンなんて眼中に無く、
毎日いろいろと楽しかったな~
そう、わたしが一生に一度だけ『モテて』いた時期である...