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鉢呂吉雄前経済産業相が辞められました。辞めてから、オフレコの会話の中での発言を、マスコミに揚げ足を取られた、という向きが一般的のようですが、どういう言い方であれ、発言の趣旨は変わらない。下らないことを、場所を弁えず言うひとに、国の、何が出来ますか。家に帰って、彼が家族に同じことを言ったりやらかしたとしたら、間違いなく、『又アホな事言うとる』と、冷笑されるだけでしょうけどね。場所柄を考えず、己の立場を忘れた発言をする人は、今後、どのタイミングで地雷を踏むか分からない。私はこの結果で良かったのだと思います。(・・・この『地雷を踏む』という言葉だって、大臣クラスが軽く言えば、マスコミから袋叩きに遭うでしょう。) 迂闊に口を開けばどうなるか、認識できる程度の想像力を持ち得るか、若しくは、大阪の橋本某氏のように、『今、必要なのは独裁だ』と、堂々と言ってのけて、しれっと口を拭えるような、強い自信に裏打ちされた政治家になって下さいよ、政治屋さん。マスコミの質の低さは、今更言うに及びませんが・・・実績を見ず、『すわ言葉狩りか?』などと騒ぐのも、もう面倒だ。・・・と、いうものの、日々刻々と状況は変わります。新任大臣の決まった今、ダウト掛けたって、無駄な事。・・・こんな私も、著しく私見入った感情で動いています。だから、鉢呂大臣は、私的には余り好ましくはありませんでした。あ、付け加えると、前述の橋本某氏も苦手です。*****暑さの冷めやらぬ毎日、私は少し、壊れかけてます。妹は、無事出産を終えました。私には可愛い姪っ子が出来ました。リドルは元気です。
2011.09.13
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ありえない暑さで、ワタクシ、やや弱り気味です。・・・まぁ、去年もそうでしたし、毎年夏が来るたびに、暑さで呻吟することになるのでしょうけれど、・・・りっちゃんは元気だなぁ・・・。ぺぺる@文鳥は、小松菜に頭を付けて涼を取っていたのに。関西電力が協力要請を出したのか、昨日一昨日のJRは、日中、車内照明を消していました。とあるローソンの前を通りがかったら、お弁当と、清涼飲料水コーナーを除いて、蛍光灯を全て消していました。別のコンビニは特に照明落としてなかったので・・・何かの要請ではなく、フランチャイズのオーナーの意向によるものでしょうか。省エネは悪いことじゃない。そこんとこは置いておいて、・・・けれど、今や数ヶ月前大騒ぎしていた首都圏より、電力供給量が逼迫しているのは関西です。これ・・・どうなってるんでしょうねえ。・・・繰り返しますが、省エネ活動は悪いことではないのですが。***またしても父と喧嘩しました。 妹も絡んで、現在冷戦中。私が男なら、父はまだ言うことも認めたかもしれませんが、(その代わり、思春期に怒鳴られたりぶたれたり、が三割増しでしょうけど)女だから、という意識があるのと・・・まぁ、言い難い事もあるんでしょう。子供の頃、母が、口を酸っぱくして父への感謝を刷り込んでくれたお陰で、私は父に深く感謝していますし、畏敬の念も忘れません。ただ、子供の頃から、何かにつけ叱られるのを恐れ、言葉を尽くして分かり合う、ということを、半ば放棄していました。だから、こういう時、非常に困ります。でも、怒りんぼでも優しいことは知っていますし、不器用な所為で、誤解を受けやすいのも分かってはいますけどね。・・・私の成すべき事は、父の意を汲み、意訳(改訳)して妹に伝えることなんでしょうけど・・・私自身が、頑なな所があるからなぁ・・・頭に血が上ると、意識して抑えても声が尖って大きくなるの、これ、明らかに父の血だなぁ・・・。弱るなぁ・・・。・・・母は、無事退院出来ました。当初、医師からかなり脅かされていたので、一時は、どうなることかとオロオロしてしまいましたが、お医者様は、いつも最悪の事態を想定して、万全を図るのですね。その過程で説明なさると、こちらにも最悪の事態に対する恐怖が生まれるのです。・・・仕方のないことです。母は、輸血をしたら、劇的に良くなったような気がします。はー、ありがたいことです。家族の中で献血できるのは私だけ。・・・せめて、私だけでも定期的に行かねばなりません。妹のためにも。京都東福寺の庭です。苔って、涼しげですよね。^^ 目にエコ?だ。
2011.08.19
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みすぼらしい店内だった。私が昔、ショップマスターを務めた店だった。天井にでかい穴がいくつも開き、フィッティングルームにはくもの巣が張っている。ライトの光量まで落ちているようだ。節電対策たって、限度があるだろう。・・・なんでこんなことに?其処にいた、懐かしいショップスタッフに、邂逅を喜ぶ暇もなく問い詰めると、ここの天井裏に、何者かが棲んでいるのだ、と言う。何をしても、そいつが夜間に降りてきて破壊するので、もう、そのままにしてあるのだという。何者か、って何だ、怖気が走るが、これじゃ営業になりやしないだろうということで、取り敢えず、天井の穴を布で塞ぐ、と宣言した。何者かが見下ろしているような不気味な穴は、見るだけでモチベーションも下がる。白い布を買ってきて、うまい具合にタックとりながら、アジアンテイストに貼っていこう、そんな話をしていると、天井の穴から、紙切れがはらりと落ちてきた。い い 考 え だ と 思 う紙切れにはそう書いてあって、天井に棲む何者かが書いて寄越したものと思われた。見た途端、頭に来た。・・・偉そうに何言ってやがる、てめぇがいなけりゃ、この店はこんな姿になってやしない!そう思ったので、思わず叫んだ。『舐めんなーッ!!』・・・・・・その、自分の声で目が覚めた。激しい動悸がして、気付くと胸の上に手を置いていたので、あれは悪夢の類に入るのだろう。 けったいな悪夢だ。天井裏に引きこもりとは、ファンキーな奴がいたモンだ。降りてきてもらえば良かった。・・・大体に於いて、不法占拠ではないか。布なんぞ張る前に、警察か、お祓い屋を呼ぶべきだったのだろう。・・・Nくんも、Kくんも、Kちゃんもいたなぁ・・・当然ながら、夢の中だから私の知ってる姿のまんま、何も変わっていなかった。・・・もっと話せば良かった。夢を覚えているのは、久しぶりだ。
2011.08.02
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口の中に残っていた、最後の親知らずを抜いた。横向きに生えたため、役立たずではあったが、ずっと一緒に居れば情も湧き、抜くことに抵抗があって、今の今まで残しておいた。しかし故あって遂に抜歯した・・・同日、母が緊急入院した。動揺する臨月の妹を宥め、ぼんやり落ち込む父の様子を見、血の気を失った母の顔を見に行き・・・なんだか親知らずを抜いたことを、とても後悔した。ずっと続けていたトールペイントもやめ、ずっと買い続けていた園芸誌の購読をやめ、身の回りを整理し、流動的な性格を見切り、新しい何かを模索するつもりだった。『思い切り』を付けるつもりもあったのだが、まさか、「状況」が自分に蹴りを入れることになるとは。全く以って認識が甘かった。しっかりしないか私。後ろを向かずに、父を支えて、母を守れ。そして、次に来たる命の事を考えろ!
2011.07.12
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そのひとは、ホームに駆け上がるなり、駅に入ってきた快速電車の前に身を躍らせた・・・。不思議と大きな音はしなかった。悲鳴もなかった。レスキュー車のけたたましいサイレンが、何重にもなって鼓膜に届いた。何も見たくも、知りたくもなかった。だから直ぐに踵を返した。ホームには、日常とそう変わらない・・・女子高生がケータイを触り、男性がメールを打つ、そんな光景が、普通にあったそうだ。到着したレスキュー車は、直ぐに引き返すことになった。・・・必要とされなかったからだ。ひとは、『そうだ、死のう』と、思いつきで死んだりはしない・・・きっとしない。ホームに駆け上がるまで、彼の人の心を占めていたのはなんだったのか。心が肉体を離れる今わの際に、一体、何を思ったのだろうか。私は分からなくなる。つい、3ヶ月前に起こった東北の大震災では、大勢の尊い命が喪われた。あの惨い光景を見て、涙しなかった人はいない筈だ。だのに目の前で轢死したひとを、人は野次馬根性で見おろすのか。命を捨てたものへの、・・・それが懲罰なのか。そうではない、というのなら。他人の死へ、それほど意識が希薄なら、我々の社会は、もっと違った形態になりうるはずではないのか。***仕事を終えて、電車に乗った。混乱していたダイヤは、もう正常化していて、特に事故の痕跡を示すものは何もなかった。・・・フェンスに結ばれた、赤い紐を除いては。
2011.07.03
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駅の庇の下で人を待っていたら、リードを外された、お散歩中と思しきシーズー(犬)が、テクテクやって来ました。飼い主様が呼んでいるのに、暑いから休んで行こうよ、という意思表示なのか、私から1mほど離れた建物の日陰に入って、動こうとしません。やがて、足を四本とも投げ出してしまい、スーパーマンの如き格好で、すっかり腹這いになってしまいました。あんまり面白い格好だったので、私はそれを見て、思わず笑い出してしまいました。するとシーズーは、私の立っている直ぐそばまでやって来て、ちらりと私を見上げた後、再び腹這いになりました。『あなたが笑ったから・・・』飼い主様は苦笑しながら私に言いました。『笑ったから、(犬は)気を許したんやねえ。 一緒にいても大丈夫やと思ったんやね。』・・・あ、そういうことか。この犬は、最初から私の様子を観察していたのか。仏頂面をしていたから、気にして、距離を置いていたのか。私が破願したから、近付いても大丈夫だと判断したんだ。『・・・おかァさん(飼い主様)が呼んでるよ?』私は、・・・滅多にないことだけど、しゃがみ込んでシーズーの頭を撫でました。そして、ちょうどやってきた待ち人に合図を送り、飼い主様に会釈して、犬の側を離れました。こういうことが出来るのは犬だけ、って事はないのだろうけれども・・・、賢いなぁ・・。犬は笑えない、と聞いたことがあるけれども、(『笑う』というのは、かなり高等な技術らしく)人の顔色を読むというのも、相当の技術だと思うな・・・人でさえ、出来ない事もあるというのに。だけど、あのコ(犬)は、私の側に腰を下ろして、一体何をしたかったのかな。飼い主の反応を計算した上で、私をだしにして休憩時間を稼ごうとしたのなら、賢過ぎるというものだけど。(笑)そして。・・・明日はもう少し、私は、意識して笑顔をつくるようにしてみよう。
2011.06.14
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関西に住み暮らしていても、今回の震災における影響は多分に感じます。住んでいる集合住宅の、大規模修繕計画は暗礁に乗り上げました。震災に関連し、資材の手配がつかないことが主な理由です。 ・・・致し方ありません。一時的に米が店頭から姿を消しました。・・・皆が買占めに走った結果でしょうか。 ・・・今は平静に戻っていますが。単一乾電池や、ラジオの類は、今も店頭から姿を消したままです。仕事で、商品の発注をかけても、普通に入るかどうか判らなくなりました。・・・被災した会社などでは、通常の操業が出来る筈はなく、(直接の取引ではないので、工場の所在地を知らなかったのです)被災した事情を伺って、仰天しました。被災地の生産者様は、皆大変な思いをなさったようです・・・。被災地へトラックが集結した結果、各地の配送用トラックや人手が不足して、流通に遅れが生じました。 ・・・災害時においては、当然のことでしょう。被災地へは、通常の配送もまだ、かなりの制限付きとなっています・・・。農水省から、被災地における放射性物質について安全性アピールのお触れが出され、ファックスで回って来たりもしました。・・・・・・何から何まで。私たちの身の回りのものは、全て繋がっている、と、これほど強く感じたことはありません。私たちは一つの国に住むものなのだと。何か一つでもコンディションに不備があれば、平静ではいられないのだと。気がつけば、我が家のベランダの「グラハム・トーマス」につぼみが上がり、仕事は繁忙期に突入し、「母の日」が目の前となり、私の左手は、再び腱鞘炎を発症しました。ま、こんなものは、いつでも気がつけば罹っていて、仕事が落ち着けば、症状も治まります。相変わらず、昼休憩は30分しか取れず、どれだけ残業をこなそうと、そのみかえりはからっきし出ませんが、・・・そんな事態に不満を持つ自分を、『ちっせぇ』と、窘めながら、日々を過ごしています。皆様のブログは、パソコンで見られなければ、携帯から、いつも拝見させて頂いております。なかなか、この頃、考えると思考停止することが多くて、・・・書き込みに行くことが出来なくてすみません・・・。ブログで、私の名を記してご報告を下さった方、ありがとうございました。*^^*
2011.04.25
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二人の女性は、本殿でお参りをした後、境内に咲く花を見て回った。古都の空は明るく、空気は静謐だった。椿が綺麗に咲き誇っていた。やにわに、一人の女性が手を伸ばして椿の枝を折り取った・・・2本。『はい。』事も無げにもう一人に手渡す。『・・・』渡された人は躊躇いがちに受け取り、『私には(そういうことは)出来ないわ』と言った。『だって、ちゃんとお賽銭払ってるのよ、この位、どうと言う事は無いわよ』『こういう事をして、心が痛みませんか』そう言われたことに驚きを感じたのか・・・椿を折った女性はやや言葉に棘を込める。『ずいぶんはっきりモノを言うのね。』『だって・・・私には出来ないわ。』*****『サイッテー!!』どうして、そういう独り善がりな考え方しか出来ないんだ?いい年した大人のすることではないだろう。話を聞かされて、私は憤慨した。 椿と賽銭とは等価交換に値するものじゃないぜ。目の前にいたら、きっと、論戦を挑んだだろう。その人が、世間の桜をたんまり折って家に持ち帰った、なんて話も聞いた。『・・・で、渡された椿の枝はどうしたの』『・・・折られちゃってどうしようもないし・・・もって帰ってきちゃったわ。 でも、彼女は二度と私の前で椿は折らないでしょう?子供じゃないし、今更、それを悪いことだと諭してもね・・・』『私がその場にいたら、折られた枝を持っていたら、理由はどうあれ、間違いなく二人とも間違っていると思うよ』母も曲がったことは嫌いだが、これが限界なのだろう。『そうね・・・でも椿は昨日まで、綺麗に咲いてくれていたわ』『心が痛みませんか』母の言葉が、少しでも女性の心を動かしているといいのだけれど。
2011.04.12
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この時期、神戸の中心街では、辛夷(コブシ)の花が多く咲くのを見られる。其処此処に、辛夷が咲くことに気がついたのは、いつの春だったか。あの、阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する意味で植えられたものであるという事を、つい最近、人に教えられるまで、知らなかった。(震災後、兵庫県に植えられた30万本余りの木のうち、18万本ほどが、辛夷、白木蓮、ハナミズキなど、白い花の咲く木であり、鎮魂の気持ちを花に託して、犠牲者の多かった阪神間に植えられたという。) そう言われてみれば、目の前の辛夷は、長い復興の道のりを歩き、ようやっと、周りを見渡せる平穏が訪れた時に、『春の訪れを告げる』純白の花は、亡くなられた方たちの魂をお慰めするに、最も適した花であり、色々な意味で、この街に相応しかろう、と思う。植栽事業初期の頃に植えられたのであろう辛夷の木は、だいぶ大きくなり、春と共に花数が増え、その存在感も増した。花は、まるで雪のように枝を飾る。木の下に立ち、枝と花の間から空を仰ぎ見る。 この空は、北へと続いている。・・・鼻の奥が痛くなる。・・・目の奥が熱くなる。これから、どんなに時間が経とうとも、東北の地に、鎮魂の白い花が咲きそろうまで、私は、・・・忘れない。
2011.03.31
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タロウが死んでしまいました。人を見ても喧嘩を売らなくなって三ヶ月、ご飯を食べられなくなって一ヶ月、覗き込むと目を動かして、一生懸命生きようとしてくれました。相手は小さいお魚だけど、付き合ってきた三年の期間は紛れも無く本物で、居なくなれば、寂しい事に違いは無く。だけど、・・・彼が体調を崩しても、ケアも何もしてやれないジレンマは、最期まで心に澱の様に降り積もりました。恐らく・・・寿命なのですが・・・苦しまないでくれていたら、いいな・・・。タロウくんありがとうね、よく頑張ったね、そう言って、埋めてやりました。***ねえ、ぺぺるちゃん、今でも、私はぺぺるちゃんが戻ってきてくれるなら、自分の寿命を削ってもいいよ、手のひらで寝てくれるぺぺるちゃんに鼻を埋めて、思う存分、頬擦りしたい。『ペットがいた時』のライフスタイルは忘れかけているけれど、ぺぺるちゃんのことは何も忘れていないよ、どんなに沢山文鳥がいるところに迷い込んでも、ぺぺるちゃんはすぐに見つけ出してみせる。・・・今でも、お米をとぎ、きゅうりをスライスすると、肩に乗っていた26gを思い出す事がある。未だに小松菜も豆苗も食べられない。・・・今なら、あの時、まだ出来る事があった、って思うんだ。ヒーターを二つに増やし、アクリルケースを購入して完全防寒して。・・・たとえそれが足掻きであったとしても。白文鳥を作り出したのは日本人なのに、文鳥の研究が進んでいないって、どういうことなんだろうな。・・・ぺぺるちゃんじゃない子をお迎えしたら、怒る?・・・ショップで鳥を見ると、今も、疼くんだよ。フィンチは今も大好きだ。・・・特に文鳥は大好きだ。・・・でも、多分もう、文鳥は飼えないね。
2011.03.11
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知り合いに、野菜の大嫌いな子がいる。いやもう、刻んだねぎなんざ言語道断、レタスだろうとキャベツだろうとニンジンだろうと、拒絶する。(何故か、牛蒡だけはいいらしい)無理に食べると、却って体調を崩すとか。今日のお昼に一緒にご飯を食べていたら、マクドでテイクアウトしてきたビッグマックに挟んである、レタスとタルタルソースを拒絶していて驚いた(残していた)。『ピクルスは抜いてもらったのに~・・・(嘆)』ああ、キュウリも駄目だったっけ・・・。(汗)若い時はいいけど、お肉と炭水化物に偏った食事は、後々大変だよ・・・と、皆から言われながら、嗜好は変えられないよう・・・。私がノーベジタブルな生活をしたら、直ぐに体調を崩すのに。若いって、すごいなァ・・・。美味しくなさそうにビッグマックにかぶりつく女の子を見ながら、皮肉でもなく・・・妙に感心している私がいた。・・・でも、ホントは、食べた方がいいのに・・・。そう思いつつ、私も同じく昼ごはんのマクドナルドのポテトを、やっとの思いで完食、胸焼けしながら仕事に戻ったのだった。うう、450キロカロリーがお腹の中に・・・(大汗)・・・マクドでポテトMサイズ標準は、いつも思うけど、どうなのかなぁ・・・うう。
2011.02.25
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現在、飼っているベタ(闘魚)のタロウは、瀕死です・・・。もう、餌を三週間ばかり食べていません。食べてくれたらどれだけいいか、水槽の底で頭を心持上げて、時折息をする為に水面に出る以外は、ずっと横たわっています・・・。そろそろお別れかと思っていました。いつだって、ちいさいものの寿命を考えない事はないです。だから、覚悟は決めているつもりでした。・・・私はいつだって、物事を大げさに捉えすぎる。でも、どんな生き物でも、苦しんでいる様子を見るのは辛いです・・・。人の顔を見ては、エラ蓋広げて、あれだけ怒っていたタロウ君。その『人』がどれだけ『自分』を見つめようと、無関心になってしまうとは・・・。・・・せめて、苦しんでいるのではないと良いのですが・・・。
2011.02.24
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ホワイトデーのお返しにと、マーブルチョコレートを二、三粒ずつ配りながら、『セコいよ!』と、抗議する女子に、『「義理(チョコ配り)」が偉そうに言うな!』と、怒る男性の漫画があったっけ。斯様に、バレンタインデーなんてものは、『えびタイ祭』の前哨戦であり、事、職場に於いて、真剣に向き合うことは無いと思っていた。真剣になっても、男性諸氏には却って迷惑だろう。 給料少ないのに、倍返しを強要なんて、酷い話だ。 『義理』が、製菓会社の思惑に乗って踊る理由は無い。と、思っていたのだ・・・が。あれほど露骨にガッカリされた顔を見せられては、認識の甘さを自覚せざるを得ない。今年は、職場では、全女性から一律にお金を集め、それで各男性に一つづつ、という展開だったのだ。・・・故に唯一個。(去年は、各部署から一個づつ、一昨年は、一人一個づつ用意した。)上司は、うっわー、何それ、と言わんばかりの露骨なガッカリさ加減だった。直属だから、別個に用意してあげても良かったんだけど、他の子が頑迷に嫌がった。 仕方ないよなぁ・・・私もその子も、上司と一度ならずチャンチャンやらかした手合いだからなぁ。しかし、上司のあまりのガッカリさ加減に、胸が痛むほどだった。どうせ家に帰ったら、奥さんから本命を用意してもらうんでしょうが。・・・と言う問題じゃなかったらしい。人の心って良く判らない。 チョコは人気のバロメータ、なんて古いだろうに?でも、チョコ一個であの顔が晴れるなら、私は用意した方が良かった・・・・・・同僚の制止を振り切ってまで用意する勇気は無いけどね・・・。 一方で、若い男の子の無邪気な笑顔は、それはそれで少し胸が痛む。『ありがとうございます、鼻血出しながら完食します』去年、そういって笑った子は、今年も、こちらが照れるくらい普通に、たった一個のチョコレートに、笑顔でお礼を言った。・・・えびタイ祭りは終ったのよ。女子がそう宣言したのだから、お返しなんか、考える必要は無いよ。家で、そんな話をだんなさんにしたら、『まだ、余裕ある会社なんだねぇ』と、笑われた。 (そうか?)今や企業では、バレンタインデーイベントをスルーする風潮も珍しくないらしい。私は嫌いじゃない。バレンタイン特設コーナーの女子の真剣な表情、あれは中々に想像力を刺激される。・・・否、可愛いんだ、誰かの為に何かをしようとする心が。誰かのために、何かをプレゼントするって、口実が無いと出来ないことだもの、あげたい人は、斜に構えず、心を込めてあげればいいと思うんだ。どちらも、無理に高級なものを選ぶ必要は無い。製菓会社の陰謀だけど・・・踊って悪い理由も無いよ。・・・バレンタインデーって、なんだろうね。※ タイトルについて知りたい方は、アンサイクロペディアをご覧下さい。
2011.02.14
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とある施設でお手洗いに入った時のこと。手を洗っていると、隣の洗面台に若い女の子がやって来て、蛇口に手を差し出した。水は自動センサーで、さーっと出る。お嬢さんは、両の手指の先を濡らし、直ぐに引き上げてぱっぱと水を払い、さっさと出て行った。 ・・・その間2秒も経ってない。えーーーーーーっ!?石鹸は?こすり洗いは?インフルエンザウィルスが、・・・と言うまでも無く、そんな洗い方じゃあ、ひとっつも大腸菌は落ちてないよ!あまり驚いたので、だんなさんに報告すると、『・・・男性にも多いよ、手を洗わない人。』ええーーーーっ!?『用を足して、そのまま出て行く人、結構いるんだよ』そ、そりゃあんまりじゃありませんか!ニュースでは、『寒くて冷たいんで、余り良く手を洗っていません』と、笑う若いお母さんが映っていた。インフルエンザが流行っているので、この時分、外出先の手洗いには、かなり高確率で除菌アルコールが備え付けてある。(あまり使われているところを見ないが)・・・しかし、アルコール除菌以前に、普通に手は洗いましょうよ・・・ホント、お願いです。(・・・勿論、自戒も含めて、ね。)
2011.02.12
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尖閣問題の影響が又、出た。・・・今度はロシアか。元々ロシアと言う国が好きじゃなかったけど、これからは(ロシア産)カニも食べられん。・・・「未来志向」って何だ。国際政治では声の大きなものが勝つんだ。日本の文化依存症候群は『対人恐怖』だという。先人は、それを投げ打って外へ飛び出した。しかし、今や内に向かうばかりだ。どうしたらいいんだろう、・・・どうもできない。日本の国旗はもう、何度破られた事だろう。・・・何だこの閉塞感。 いっそ、どこかの国のように、失うものを無くし、トコトン嫌われた方が良いのではないか。国際社会において、耳に心地良い言葉が聞かれるのは、『経済協力への期待』、つまり金を寄越せ、と言う時ばかりだ。***朝食のシリアルを買ってきたら、袋の裏に穴が開いていた。尖ったもので複数回突かれて、開けられた跡だ。・・・買う時、厭な予感がしたんだよな。いつも食べるシリアルの棚が空っぽで、こんなもんが売り切れる、なんて事があるんだろうか、と不思議に思ったのだ。よっぽど破格値じゃなきゃ、売り切れる事なんて無いだろう。で、隣の棚から、食べた事の無いシリアルの袋を取ってかごに入れた訳だが、まさかその時は、袋に穴が開いてるだろうとは思わない。恐らく、隣の棚のシリアルの袋には、既に穴が開けられているものが発見されて、指摘を受けて一斉撤去したのだろう。スーパーに電話をして、事の次第を説明する。電話口の人は、こちらの話は聞くが、謝らない。・・・まぁ、こちら(スーパー)の所為じゃないと言いたいのは、判る。 別に謝って欲しいわけじゃない。 だけど、お客の申し出に対しての第一声は、基本『申し訳ありません』だよな、と考える自分に腹が立つ。『ご返金しますか?同じ商品とお取替えなさいますか?』『取替え・・・他の商品に、同じことが無いとも言えませんのでね』思い切り皮肉を言った。 ・・・我乍ら厭な客だ。でも、そうだろう? どうして電話をしたか、解ってない。 店頭の商品に同じ穴が開けられて無いと、どうして断言できる?私は、商品が気に入らないから替えろ、といっているのではない。『ご迷惑をおかけしました。いつご来店頂いても、直ぐに対応させていただきますので・・・』電話口で謝る声が聞こえる。ああ、ついてない、こんな電話受けちゃうなんて、ついてない、きっと心のどこかでそう思ってる。今電話口にいる子は、私のご機嫌だけ気にしてる。 そうじゃない、そうじゃない、本当に気にすべきは、隠れた悪意の存在なのに。****悪意は何処にでも。隣にも、新聞の中にも、食卓の上にでも。そして、多くの場合、それを悪い(問題である)と思っていないことに問題がある、ようだ。
2011.02.10
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「震災被害者を俺らが追悼しなきゃならない義務でもあるのか?」・・・かぁ。・・・。隣の市で、震災追悼式典中、居眠りしていた中学生を注意した先生に対し、胸倉を掴んで食って掛かった中学生が、逮捕されるという事件があった。・・・もう、ニュースを聞いても何とも思わないけど。一々心を痛めていたら、息をするのだって疲れるし。そもそもが、いたく正直な感想なのだろうな。規模の大小はあれ、地震で被害を蒙ったのは、阪神淡路だけじゃないし、日本中の非業の死を遂げた方々全てを悼んでいたら、一年中追悼式典だ・・・。震災で被害を受け、何かを喪った、その何か、で『震災』の形が人によって違う・・・当然だが。それらは辛い、苦しいものである『べき』と形づけられ、故に、それが軽微である場合、何がしかの罪悪感を得るのだ。・・・この日、各地で行われるイベントは、防災意識を高める為のものでもあり、それに意義が無いとは決して思わないが、消防訓練同じく、一年に一度体験してみたところで、実体験となった場合に、役に立つかどうか未知数なのも確かだ・・・。多分、震災後に生を受けた人には、お仕着せの追悼式典など意味を成さないのだろう・・な。それもある意味、いた仕方ない事だろう。情報が氾濫し、為すべき事が余りにも沢山ある世の中だから。忘れれば、事件の風化だと叱られ、浸れば、いつまでやってる?と揶揄される。・・・この日、私はテレビを見たくない。今や、市の開催する追悼式典も、観光目的で来る人が多いと聞いた。更に10年経った時、どんな形になっているのか・・・?少々苦い思いになるのは、・・・きっと私だけではあるまい。
2011.01.17
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年末、暫くぶりにパーマを当てました。私は、クセはあるけど基本直毛なので、これまでパーマを当てるのは一苦労。どんなに巻いてもパーマが当たらない、と、3時間ほども消費する上、当たったら当たったで、超ガチガチで、朝整髪に苦労をする。こんな苦行、必要ない、てな訳でご無沙汰だった訳ですが。ちょっとふわっとさせてみたいなー、なんつったら、お世話になってる美容師さんがその気になって、・・・ふわふわパーマの出来上がり。『今は、パーマ液もテクニックも昔とは違いますよ。』全くその通りだ!うん、昔に比べてずっと良い!・・・ですが。やっぱりねえ。 パーマって、慣れないと上手く纏まんないんですよ。しかも、どんな整髪料を使っても・・・一日触らなければ、ほぼ直毛に戻ってるし・・・。周囲の反応が、完全に『戸惑い』なのに、少々傷付きました。そんな中、上司:『パーマ当てたん?』私:『・・・ええ。』上司:『なかなかええやん。(手のひらを上に、差し出す)』私:『なんすかそれは!?』上司:『(なにかチョーダイ、の手付きを止めない)ん、だから、褒めたやろ?』私:『・・・「なかなかええ」が、リップサービスなのかよ!』・・・結局、『似合ってるよ』と、言ってくれる人は居ましたが、『寒いのにパーマ当てたん?』『もうちょっと長くなってから当てれば良いのに』と、ネガティブな評価が多い上に、反応が薄い。『パーマを当てた私に感想をくれないか』あんまり周囲の反応が薄いので、気になって友人に縋ると、『ほう・・・それは、高校時代に、ロングからボブに劇的にビフォーアフターを遂げた私を、華麗にスルーした事を棚に上げてでも聞かねばならない事かね?(笑)』うわったぁぁっ! ・・・記憶に埋もれた地雷を踏んでしまった・・・。(汗)確かにそんなことがあった!後でとても叱られた!!ああ、ホンマに悪かった・・・!!!女性が髪を触ったことに気づいた時は、今後、必ず反応するって!ホンマやって!だから(キミのパーマは)似合ってるって(笑)最後に、優しいおことば。・・・でも、今も尚、上手く纏めらんないの・・・ああ、私には、とことんパーマは向いてないよう・・・。因みに前出の上司は、カラーリングした半年後に、『髪の色染めた?』と聞く人です。・・・人のことはけして言えませぬが、朴念仁、かもですね・・・。(笑)・・・ふふっ、その彼が気付いたんだ。・・・まぁ、いいか。(苦笑)
2011.01.12
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暫く、これまで書けなかった事を、つらつら思い出しながら書きますので、ネタが古かったらすみません。いつも、職人さんが黙々とケーキを作っているシフォンケーキ専門店さんがあって・・・、もう、今年中にでも閉店しちゃう百貨店の中に入ってるんですけど・・・、一度、食べてみたいと思ってたんですよね・・・。年末、そこでお土産としてちっちゃなホールを買って、切り分けて食べてみました。甘過ぎず、優しい、美味しいシフォンケーキでしたよ。 思うんですよね・・・生き方が十人十色で、経済活動も千差万別、生き易いはずの個人主義の向こうに、生き難さがあるなぁって。・・・誰だって、日々一生懸命。今や、客が『美味しい』と認めてたって、それは店を継続維持出来る保証にはならない。 修行して、腕を磨き、お店を持つ、ってのは、人の夢や目標の最終形態なわけですよね。百貨店内の出店なんて、一昔前では成功が約束されたも同然だったはず。・・・それが、必ずしもそうではないんだなぁって。『ありがとうございます!』微笑んで、心から嬉しそうにケーキを渡してくれるお店の人・・・なんだか切ない。対照的に、『525円・・・おおきに』昔ながらの商店街で、愛想無くお金の授受をするおばあちゃんを見ながら、(多分、このおばあちゃんは4半世紀は仏頂面で商売してる)現代の人(お店)の、何がいかんねやろ・・・と、考えずにいられない。まぁ、昔から商売に淘汰はつき物、ではありますが・・・。***ブーツが壊れました。正確にはブーツのファスナー。 スライダーが片方のエレメントから完全に外れて、開閉出来なくなってしまったんです。この忙しいのに・・・寒くなってきたと言うのに・・・とブツブツいいながら、リペアショップに持って行きました。仕事で昼休み時に行ったので、リペアショップのおじさんも店番しながらお弁当もぐもぐ。『これは、壊れてるんじゃないね』おじさんは、使い込まれた立派な指で、私のブーツをつまみあげて言いました。『ちょっと待って』そうして、のみのようなものをスライダーに押し当て、固定したブーツ目掛けて金槌を打ち下ろしました。ガキッ金槌で叩かれ、スライダーは完全に割れて、四方に飛び散りました。『・・・(無言)』『・・・(無言)』おじさんも私も、何を言って良いか判らない。『・・・ああ、割れてたねえ・・・コレ。』おじさんの内心の焦りが伝わってきます。『イヤ、「割れてた」んじゃなくて、「割った」んだろう?』私は、そう思いはするものの、「壊れたから直してくれ」と持って行った手前、「壊したな!」と言えない。『・・・はぁ。』『同じ色のん(スライダー)見つけて、付けときます。・・・お日にち下さい。』オジサン、もう汗汗。 この一瞬で、口の中のお弁当の味、判らなくなったろうなぁ・・・。焦っているおじさんを観察しているのは面白かったけれども、『はぁ、まぁ、・・・じゃ、宜しくです。』と、後を任せてお店を出ました。後日、ブーツを取りに行くと、何も言わないのに、修理料金が4割引になりました。・・・私は最初に、『壊れているから直して』と言ったのだし、どの道、何とかしてもらわなきゃ使えなかったんだけど(笑)。おじさんは、『どらぁ、おんどれナニ人のモン壊しよんじゃァ!』と、私がごねる可能性を考えていた訳ですね。不測の事態というのは、いつでもありますからねえ・・・。リペア料金が安く上がったのは良いとして、・・・やっぱり、生き難い世の中かも知れません。
2011.01.07
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「発破をかける」、って普通に言わない?そりゃ、今、ダイナマイトの事を余り『発破』とは言わないけど・・・はっぱをかける ←語源由来辞典よりそんな、使って妙な顔をされるような言葉じゃないと思うんだけどなぁ・・・。中学生相手に使って、通じないと言うのは分るんだけど・・・それほど歳の離れていない人に使って、不思議そうな顔をされるのはビックリだ・・・。そういえば、昔、『粋だねぇ~^^』と、褒めたら、『なんですか、何処が悪いんですか?』と、ムッとされた事がある。『粋』と言う言葉も通じなかった・・・。・・・よく言われるように、『ゆとり』? 『ゆとり』がいかんのか?それとも、あまり日常的に使われない単語と言うのは、死蔵されてゆくのが慣わしで、文化に栄枯盛衰があることを認め、言葉にも流行り廃りがあることを受け入れ、私の方こそ、それに従うべきなのか・・・?
2010.11.15
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やったよー!終ったよー!個人差があるから、全員に十分なフォロー、と言うのは難しかったけど。それでも、やったよ!あとは、優しい目で見てくださったお客様に、心より感謝を。また是非いらして下さいね!
2010.11.14
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なんとも、投げやりな文章を書いてご心配などをおかけしてしまいました。申し訳ありません。私は大丈夫です。^^週末に掛けて、少しやりたいことがあるので、頂いたコメントに対するお返事が遅れてしまいますが、丁寧に書きますので、しばしお待ち下さいませ。m(_"_)mいつもありがとうございます。***休日に職場に行って、照れ隠しに、『私の事は豆腐小僧と呼んで下さいッ!(京極夏彦の小説より・・・取り立てて何をするでもなく、ただ豆腐を持って、其処に佇んでいる妖怪の事:転じて、ここで私が一人で作業していても、気にしないでくれ、の意味で使った)』と叫んだら、その日から『トライやるウィーク(中学生が職場体験する週間)』で、初々しく可愛らしい中学生の女の子に、その様子を見られてしまったという・・・・・・ああ、はずかし。 ・・・
2010.11.09
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鏡の中の自分を見て驚いた。片方の白目が真っ赤だ。充血じゃない、出血、といった血の色だ。・・・小学5年の同級生で、目の悪いY君が、目の手術を受けた後、暫くこんな感じの目をしてた・・・色白で、頬のうっすら赤い、可愛い子だった彼のメガネレンズに色が付いていたのは、当時の子供目には、大人びてカッコイイ、と言う感想しかなかったが、今思えば、光線による刺激を抑えるためだったのだろう・・・・・・てな、感傷に浸っている場合ではない!別に、強打した訳でもなんでもないのに、どうしてこんな事に??焦った私は、翌日、出勤前に朝一番で眼科に飛び込んだ。コンタクトレンズを買う時以外、殆どご縁のないお医者さんだから、近所での開拓は初めてだった。・・・美人の女医さんだ。 目を診るために私の瞼を持ち上げる、白くて冷たい指が気持良い。暫く診察した後、先生は静かに言った。『緑内障でも、糖尿病でもありませんね、でも血の色が引くまで、一週間くらいかかります。薬はありますが・・・薬を使っても、使わなくても、血の色が退くのにかかる時間は殆ど変わりません。 お薬出しますか?』『あ、じゃあ、いい(いらない)です』良い先生だな・・・診療点数稼ぎはしないのか・・・。でも、打ち付けた訳でもないのに、こうなったのは何が原因なんだろう?そんなことを思いながら、私は気になっていた質問をしてみる。『せ、先生、・・・これって、加齢のためにこうなるんですか?』すると、先生は吹き出した。『カレイって、・・・加齢って・・・、あなた私より若いのに・・・。(笑)違いますよ、赤ちゃんでも、年配の方でも、どの年代だって、等しく『なる』可能性があるんです。原因は判りませんが、何らかの拍子でこうなる事ってあるんですよ。言ってしまえば、クシャミでだって、そうなる可能性はあるんです』・・・そ、そうなの? くしゃみするたびに目ェ真っ赤になったらたまんないな・・・。『加齢』が、先生のツボにはまったらしく、先生は笑うのを止めない。・・・これでも真面目に聞いたのに~~。網膜は今も真っ赤。会う人にはギョッとされるが・・・、目は、視力のみ気にしていた自分にとって、やはり大切なものだと再認識したわけで・・・・血の色の目は怖いもの。・・・なんでもない事で、良かった!
2010.11.03
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カエルが好きです。ここ100年のうちに両生類が死滅する、なんて、恐ろしい予言、冗談じゃありません・・・が。4億年も前に存在し始めたものが、そんな、たかだか数百年のうちに消えかねない事態だなんて、どれだけ地球の荒廃進んでんねん・・・。じんわりと真綿が首に集まってきたよう・・・。・・・さて、もう寝なきゃね・・・。
2010.10.16
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ヘンな写真です。一体、何を被写体にしたと思いますか?・・・風船です。赤や黄色の風船が、小さな一団をなして、高い所を飛んでいるのです。でもこれでは何も見えませんね・・・元のサイズだと、僅かに見えたのですが・・・。***小さい頃、ヘリウムの入った風船が大好きでした。飛ばない風船なんて風船じゃない、風船は飛んでこそ風船であると。子供にとって、300円は大金でした。小学校4年生位まで、私のひと月のお小遣い全額に相当しました。風船は、無情にもその金額に匹敵しました。親にねだって、買ってもらいました。家に帰ってから、改めて風船を持って出て、妹と二人、赤い風船を手にして上機嫌で外を歩きました。風船と一緒、という構図が、乙女な漫画の主人公っぽくて良かったのでしょう。・・・ところが、あと少しで家、という所で、妹の手首に巻いていた紐が外れ、風船は空へと旅立ちました。慌てる妹、妹より背のあった私は、ジャンプして妹の風船の紐を掴もうとしました。目一杯指を伸ばしたら、風船を持っていた方の手も、開いてしまいました。私の持っていた風船も、空へと浮かび上がりました。為すすべも無く、風船を見上げている私たちに気づいた母は、その時、マンションの5階のベランダで、洗濯物を取り込んでいました。目の前を通り過ぎる風船の紐をジャンプして掴・・・・・・・めませんでした。 私と妹は、もう随分高く昇り、小さくなった風船を追いました。風船は西へ西へと流れていきました。だって、夕日の方に向かっていたんです。『あ、風船や!』どこかの子が叫ぶ声が聞こえました。あれは私の風船! 所有権を主張したところで、風船が私の手に戻ることが無い事は解っていました。大事なものは、一旦手を離したら、二度と戻ってこない。どんなに望んでも、風船には届かない。六甲山系の夕日と一緒に、どんどん遠ざかり、小さくなっていく赤い風船は、今でも私の記憶の中に鮮明に残っています。酷くガッカリして・・・二度と買っては貰いませんでした。***風船を見ると、今でもあの時の光景が、脳裏に蘇るのです。・・・この時飛んでいた風船は、一帯何処で手放され、何処へ飛んで行ったんでしょう。
2010.09.23
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第二次世界大戦における、日本が参戦した日と、終戦の日は知っていても、そもそもの大戦が勃発した日は知らないものです・・・。それが今日、9月3日。ドイツがポーランドに侵攻したことに対し(9月1日)、イギリスとフランスが宣戦布告したことで始まったそうです。時に1939年。もはや70年も前の話になるのですね・・・。しかし、およそ6年の間に、6200万人(wikiより)もの人々が、亡くなったのです。・・・私たちの生活は、その方たちの犠牲の上に成り立っていると言って良い。毎日の暑さで、煮え立つような地面です。・・・空気が澱んでいるのは・・・、暑さの為だけではなさそうです・・・。
2010.09.03
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・・・何処にあるのか解らない埋蔵金を探し、草の根分けてキリキリ仕分けしても、空の国庫は軽い。o沢氏は『(金は)ある!』と、頑迷にのたもうて、子供手当ての満額支給を譲らないし、問題山積のODAも、金は駄々漏れで放置でしょう?それでいて、宮崎の復興支援基金の満額支給は困難、ですか。民主党は、宮崎は自分で何とかしろと?口蹄疫は自然災害ではないの?・・・どうなってんだよ***日中、こんなにまだ暑いのに、セミの声が聞こえなくなりました。夜、夢を見ました。肌色の皮膚に、小さな羽根をつけた、軟らかい脱皮したばかりと思しきセミを前に、思案にくれる夢です。実際には、脱皮したセミは白っぽいものだったと記憶しますし、羽根は短くなく、畳まれてるだけでしょうけど。私が手にしていたのは、そんな色をした、およそセミらしくないセミでした。そこらに樹木はなく、何処にとまらせるかを考えて困っている、そんな夢でした。リアルで、今年のセミ、もうどこにも居なくなっちゃったんでしょうか。つまり確実に、季節が移ろうている訳ですね・・・。・・・まだこんなに暑いのに。
2010.09.02
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昔、彼女のファンでした。毎日会うと、何故か安心し、別の友人と、競い合うように通学鞄を持って歩いたりしました。強い意思を感じさせる大きな瞳、長い睫毛、彼女が笑うと、口角がきゅっと上がって、可愛らしい笑窪が出来ました。10回の『ありがとうございました』より、1回の『ありがとう』が、良かったんだ、もし、そう言ったら、又、あの日みたいに、笑ってくれたかしら。確かに、あれから積み重ねられた年月は、私たちを、良くも悪くも大人にした、それを実感した、夜でした。
2010.08.14
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駅の長い階段を3分の2ほど上がったところで、若いお母さんが立往生していた。これから帰省するのか、大きな荷物を、背中にも両腕にも抱え、その手には坊ちゃんの乗ったベビーカー、ここまで抱えて上がってきたものの、力が限界に達してしまったらしい。ベビーカーが、階段の傾斜に従って斜めに傾いたまま、お母さんは、坊ちゃんをベビーカーから降ろそうと苦心しておられる。階段を上がりきったところから、坊ちゃんのお姉さんらしき小さな女の子が、心配そうに見下ろしている。『お手伝いしましょうか?』声を掛けると、『あ、いえっ、・・大丈夫です! この子降ろそうと思って』お母さんは気丈に言うが、既に息が上がっていた。私は手摺を潜り抜け、お母さんに近付いて、まずベビーカーを支えた。『持って上がりましょう。 坊ちゃんを連れて上がってくださいな。』私はベビーカーを持ち上げた。お母さんは礼を言って坊ちゃんを降ろした。階段を上がりきったところで、沢山の逞しい男性の目に迎え入れられた。この人たちは、苦心しているお母さんを横目に見ながら、階段をそ知らぬ顔で上がってきたのか。ベビーカーを持ち上げた時、階段の隣に駅員も居て、横目で見ながら階段を上がってきた。『・・・ありがとうございました』お母さんの、はあはあ言う声が背中に聞こえた。『・・・いいえ』ベビーカーを其処へ置いて、その場を離れた。立ち去る時、周囲の男性の、後ろめたげな視線を受けて、『ザマァ!』と、思った。
2010.08.04
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途切れることなく時間が続く中、いつもは封印しているが、時々思い出して、髪を掻き毟りたくなる衝動に駆られる記憶がある。自分の短慮や迂闊さを認めたくない思いが、心をちりちりと責め苛む。時折、波のようにじわりと押し寄せるその記憶は、全て、ホームから見送る走行する新幹線のようなもので、風圧と、ぴりりとした緊張のみを齎すのみで、指一つ触れられることなく何一つ、フォロー出来ない。多くの恥ずべき行為、独り善がりな結論に従った行動、自分でそれらが認められるようになるのは、いつのことだろう。
2010.07.30
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・・・空が青いです。日本人にとって、空は青いものだから、どこかの国の、どこかの地域のように、諸般の事情で、青空が望めない事態があることを考えれば、綺麗な青い空が仰げる事は、誠に喜ばしい事です。***セミが喧しく鳴きたてています。7月上旬、梅雨明け前最後の日曜日、うっとうしく降り続ける雨の中、一匹のセミが細々と鳴いていました。『セミ・・・鳴いてますね』一緒に働いていた男の子が、店の中から外を見やって言いました。『私には初セミだな・・・何もこんな(雨の)日に鳴かなくても良いのにね』と、私。『あいつ(セミ)等・・・6年間も土の中に居るのに(幼虫の間)、タイミング間違って地上に出たら、彼女無しのままなんですかね・・・。』男の子が少し陰鬱な声で呟いたので、私は思わず笑ってしまいました。でも、いつも昆虫について熱く語る彼には、あの時のセミの細く長く続く鳴き声が、『泣き声』に聞こえたのかもしれません。いつの間にか、「セミ」といえばアブラゼミだったのが、クマゼミに変わり、セミ自身を取り巻く環境も変わりました。あの雨の日に鳴いていたセミは、どうなったのかなぁ・・・。
2010.07.26
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しゃりしゃり、と、音がしたので目を凝らすと、葉の間に、立派なバッタが居た。特に美味そうでも無かったが、固いインチビサの葉を、齧っている。面白がってカメラを向けると、私の視線を避けて、隠れようとした。どうせなら、もっと柔らかい葉を食べな、美味しくないだろう?そう言うと、バッタは左右に身体を揺らした後、派手に飛んで逃げて行った。ダークレッドのインチビサの葉と、バッタは、よく似合った。多分、あいつは、旺盛な食欲でもって、周りの草を食べつくすだろう。・・・管轄外の植物については、どんなにバッタを見たって、咎め立てたりしない。どんどん食べて、どんどん大きくなるといい。
2010.07.25
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病院の待合室に座っていたら、突然、『オラァ! タバコ出てこーへんやんけ』大層、ガラの悪い声がした。表の自動販売機にお金を入れたが、タバコが出ない、と男は言いたいらしい。『あの、自動販売機のことは、お隣のコンビニに仰って下さい』看護士さんが、控えめに言うと、『ここのんちゃうんか(ここの自販機ではないのか)。 紛らわしいな、(ここが)コンビニや思うやんけ』捨て台詞を吐いて出て行った。『ここ(病院)、コンビニに見えるかしらね?』受付の二人の看護士さんが、くすくす笑った。・・・おやっさんよ、威厳示そうとして、完全に外れてるぞ。・・・自業自得ってやつだな。(笑)しかし、あの様子では恥ずかしいとも思うまい。羞恥心を失うって恐いな。・・・全く、又してもくだらないものを見てしまった・・・。(五右衛門風)***梅雨はまだ明けていないと思うけど、今日は須磨の海岸で海開きがあったそうです。・・・暑かったから、賑わったのだろうな。
2010.07.08
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街が喧しいです。選挙が近いです。どの候補者も真面目に取り組んでいる事を否定しませんが、何故どうして、その熱意が伝わってこないのでしょうか。街頭演説で5分足を止めたところで、ミのある話は聞けた験しがありません。それどころか、あんまり年齢連呼が煩いので、名前を覚えられない候補、何回街頭演説をする!と言う事に拘泥して、演説の中身に気の入っていない候補、批判はあっても、主張の無い候補、・・・立候補すると、客観的な視点が失われるのか。今週末までに、一票を投じる決断が出来る候補が見つかれば良いのですが。***外で鳥の声がしました。誰かに歌って聞かせたいのか、語りかけたいのか、可愛らしい、そして、長く続く語りでした。もしや、と思って窓から首を突き出すと、そこにとまって歌っていた、茶色の鳥が飛び立ってゆきました。あれは何の鳥だったのか・・・。望んでも戻ってきてはくれず、多分、どこかで又歌っているのでしょう。聴かなくても良いよ、ただ歌うだけ・・・そんなスタンスなのに、聴くものを惹き付けて止まないさえずりと、聞いてくれ、と願いつつ広く訴えながら、一顧だにされない声と。
2010.07.05
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今日は「半夏生」だそうでございます。タコを食べるのだそうでございます。 スーパーで知りました。いやー、どれだけ生きてきても、初めて知ることは色々。***この間虐殺器官を読んで以来、暇ヒマにSFを読むのですが、・・・一つ疑問が。どうして、普通の真面目なSF文庫本の表紙が萌え絵なのでしょう。昨今の傾向らしいです・・・。恥ずかしくって、本屋で手に取れないじゃないですか。SFに対する垣根を取り払おうとして(読者が親しみやすいようにと言う事か)、無駄な垣根作ってるじゃないですか!・・・萌え絵では無いけど、伊藤計劃の『メタルギアソリッド』は、なかなか良かったです。***一年ぶりにTRIXの新譜が出ました。うーん、フュージョンはやっぱエエ・・・。ちょっとはっちゃけてるところも含めて、TRIXはエエ・・・。エレクトーンに対する憧れが、沸々涌くのを抑えるのが大変。・・・・・・今日は、単純な趣味のつぶやきでした。
2010.07.02
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ベタ(闘魚)のベタ太君が死んでしまいました。昔より食欲は落ちたけど、人の顔を見ると寄って行き、必ず大きく尾を振って、アピールしてくれた、指に餌をつけて翳すと、ジャンプして指に吸い付く半面、肝が据わっていて、初めて見るものには、果敢にエラ蓋を広げて威嚇した、この子は魚でなければ、何になっただろうそんなベタ太君―――――ベタ太、なんてどうでも良い名前を付けたのは、どうしたって、私より先に逝く彼とのお別れが、辛いものにならないように、と思ってのことでした。昨日と同じ今日を過ごす事は多々あれど、昨日と同じ安穏を喪う事の、なんと容易い事か。君は二年前、お店の売れ残りとして、引き取り手がなく、止むを得ない形でうちへやって来た。最初は、望まれていなかった。・・・明日も明後日も、ずっと一緒にいるつもりになっていた。君が逝ってしまったことは、天命だと思いたい。
2010.06.25
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茨城の百里基地に行きたかった。航空祭に行きたかった。・・・行っても帰って来れねー!無理だわ、どんなシュミレーションを立てても、行けない・・・。で、ナニ? 又来年があるさ、と思ったら、SKYMARK AIRLINEは、茨城―神戸線運休を発表。ジリ貧の神戸空港が言う事でもないけど、さ、茨城空港、どうなるんだ?ああ、無情・・・否、無常。orzブルーインパルス、見たかったよぉー(泣)
2010.06.24
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『いらっしゃいませぇ~・・・・・ 幸福が逃げるよ?』とある、対面式店舗の前を通りかかったところ、そんな声が聞こえてきて驚いた。・・・『いらっしゃい』ましたら、幸福が逃げるというの??どうやら、呼び込みをしていた店員さん、隣に居た人がため息をついたので、それを宥めたものらしい。しかし、『いらっしゃいませ』の後に、続けて言うのは誤解を生むよ?(笑)・・・仕方ないか、だって、此処で売るのは、冬に食べる熱々のおやつだものね。この時期から盛夏にかけては、売り上げ的に厳しかろうね。幸福かあ・・・。 『逃げない幸福』があるとすれば、何だろうね。***頼まれて、父の日のプレゼントとして寄せ植えを作りました。母の日と違い、父の日に花を贈ろうとする人は少ないです。母の日の受注が数百件でも、父の日となると、ほんの数件です・・・ほんと。涼しげに、とだけイメージ注文を頂いたので、ユーフォルビアとセイロンランティアで白を基調にして、オキシペタラムのブルーで涼しさを、ヘリオトロープの紫でアクセントを、ラミウムのゴールドラッシュで、意表を突いてみました。(笑)贈られる方の気持に沿う事が出来ていると良いのですが。そして、お気に召して頂けると良いのですが。尚、自分の父へは、花鉢など持ってはとても行けません。『又しょーもないもん持って来よった!』と、怒り出すに違いありませんから。(笑)服も持ってくるな、と言ってたなァ・・・さてどうしよう。
2010.06.18
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メキョッ! ズダダダダーッ!『大丈夫ですかーッ!?』音を聞きつけて、皆が飛んで来てくれました。それだけすごい音がしたんでしょうねえ・・・。(汗)裏階段に、ストックとして置かれた花苗にジョーロで水を遣っていたら、足を滑らせて、5段落ちしました。メキョッ! は、滑った弾みで苗を踏み潰すまいと、手摺にしがみつこうとして、手摺に取り付けられたコンパネに、全体重を掛けてしまって割った音。幸い、しりもちと擦り傷で済んだので、心配するに値しませんでしたが、『もう、絶対風邪の影響ですよ、私、やりますから!』そう言ってくれる子に、有難くジョーロを渡しました。(どっちかって言うと、疲れてたんだ・・・(苦笑)。)***此処4日ばかり、相変らずのヘタレ声です。『タラちゃん』どころじゃありません。声を出すたびに、「雑音率」が高くなり、『悲壮感漂うハスキーボイス』になりました。一寸良くなったと思ったら、昨日の大雨で、又風邪菌が元気を取り戻し、吾こそは!と、熱と共に名乗りを上げようとする始末。・・・なんて性悪な風邪だろう!もう、休みの明日は、一杯寝てやるんだから!!風邪なんか、返り討ちにしてやるんだから!百日咳が流行っている、とも聞きますが、咳をすると周りの人が皆、「風邪、流行っているのかな、私のね・・・」と、近親者が風邪で苦しんでいる様子を教えてくれます。皆さんもどうぞお気をつけください。
2010.06.16
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夕闇が迫ると、人のくらしが際立つような気がする。一つ一つの明かりの下に、其々人が集っているのだな。・・・世界中の至る所に闇があり、また光があるんだ。・・・窓から外を見、ぼんやりと考えた。青みの残っていた空は、みるみるうちに漆黒へ変化した。
2010.06.04
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ハエを捕まえ、ビンに閉じ込めると、散々、ビンの中で飛び回ってぶつかった挙句、とうとう自分は飛べないんだと思うようになり、ビンから出しても、もう、飛ぶ事が出来なくなってしまうという。・・・意思の力は、人を生存不可能な宇宙にまで到達せしめたが、一方で、不合理な暴力などを継続的に受けた場合、それに抗う力を失ってしまう事がある。人が人を支配すると言う事は、全ての可能性を奪うという事。世界の至る所に散見する支配欲、・・・恐ろしくてならない。
2010.06.02
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新人が辞めた。挨拶も無しに辞めた。ある朝出勤したら、『(彼が辞めたの)知ってます?』と、別の人から切り出されて、知った次第だ。不毛なコメントの数々が思い出される。歓迎会が終って、一緒に帰る電車の中で、『実は、オヤに帰って来いって言われてて、辞めなきゃいけないかも』と、何故私に言った?そして、どうして私は、その場で、したり顔の先輩面をして激励したりせず、『じゃあ、辞めれば?』と突き放さなかった?嘘で固めた言い訳はもういい。そんな生き様じゃ、今後、何一つモノに出来ないのがみえみえだ。親に買ってもらった車で、精々遊ぶといい。***本当にねえ、期待したことは、ついぞないんだから、支持率が20%を割ったからとて、特にコメントしたいと思わないが、正直、朝テレビを点ける事さえ厭になる事態とはな。***首相が、ぼそぼそマイクに向かってモノをいうたびに、言い難そうに言い訳していた、あいつを思い出す。何一つモノに出来ず、さっさと白旗揚げて去っていった、まぁ、この場合、首相には見習ってもらいたい部分も多分にあるような気はするが。・・・さて、どうかな・・・。
2010.05.31
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やっと終りました。ギフト関連とは一線画していますので、私がしんどいだの、大変だのとのたまうと、本来の、ギフトを承る花屋さんから、猛烈にバッシングを受けるはずです。それだけ、大変。 いやもう、本当に頭が下がります。母の日の前に、短期間バイトで採用された子が、昼ご飯休憩に行ったまま、とうとう帰ってこなかった、という話も聞くくらいです。そして、宅急便屋さん。いやはや、あなた方のお力が無くば、今の日本は在り得ないと断言できます。日本を支えているのは、実は、宅急便屋さんではなかろうかとすら思えます。今年は、のんびりさせて頂きました。その代わり、売り上げも伸び悩みでしたが。全国のおかあさん、お手元に無事『想い』は届きましたでしょうか・・・??今年は、お子ちゃまが苗一つ、とか、買って行ってくれる事はなかったな~・・・。
2010.05.10
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夜の八時を回ったスーパーにて。エプロンを着けた店長さんが、キャノーラ油を店出し陳列していた。・・・この店長さんは、若くは無いが、いつでもキビキビ動く人で、張りのある声でお客の呼び込みをし、レジ要員が足りなければ、レジへ率先して飛び込むし、よく、せっせせっせと店出ししている。私の知っている限り、ここまで店頭で働く店長さんは見たことが無い。・・・そして、いつでも笑顔・・・楽しそうだ。その店長さんが鼻歌を歌っていた。『世界で一つだけの花(By SMAP)』だった。本当に上機嫌で、手は休めず、作業しながら歌っていた。この時間にもなれば、大概疲れているであろう、疲れていた私は少し驚いた。『てんちょぉ!』其処へ、レジのパートさんが慌てて飛んできた。『ブリとイナダて、どう違いますのん?』多分、お客に聞かれたのだろう。『ブリとイナダはねえ・・・』店長さんは、淀みなく答えた。ついでに、煮付けにすると旨い話まで付け加えた。・・・私は、通りすがりにその様子を横目で見ただけだったが、とてもかっこ良く感じた。若い子風に言うと、『かっけぇーーー!!!』と言う感じ。(笑)商品知識もパーフェクト、自分の持てる技術能力全てを、如何無く発揮する、いやもう、こんなスーパーマンがいるだろうか。それはもう、ひょっとすれば、スーパーの事務方の人は、『あの人はちっとも事務所にいない(で困る)』と、ぼやいているかも知れないが。事実はどうであれ、どんな瑣末な仕事でも楽しんでいるかのような様子に、思わず密かなファンになってしまったほどだ。・・・うん、どんな仕事でも、楽しんでやっている人は、本当に素敵だよ・・・。少なくとも、『取り敢えず、一年やってみようって感じでー。』(仕事を教わる立場を忘れるな!)、『学生に戻りたい。』(そんな本音は、為すべき事が出来るようになってから言ってくれ!)『早く帰りたい・・・』(・・・無言。)なんぞとのたまう、どこかの新人に比べれば・・・な・・・orz。
2010.04.11
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私は、エア・ショーが好きだ。特に、日本で唯一の職業エアロバティックチームの『エアロック』のファンだった。設立者で、2005年に亡くなったロック岩崎氏と、その後チームを率いて、飛行展示を見せてくれていた、サニー横山氏のサインは、両氏のエアショーの記憶と共に、大切に仕舞われている。そのエアロックが活動停止状態にあると聞いて、驚いた。ただ、諦観と共に、妙に合点のいく気持ちもどこかにあった。厳しい経済情勢の下、チームの方々が、活動する為、どれだけ東奔西走されたかを思うと・・・。今年の夏も、但馬空港へ行くつもりだった。唯一の、航空ショーを見ることの出来るチャンスだ。青空に舞う、赤いアビアット ピッツ・スペシャル S-2Bを観る為に。何処までも昇ってゆくピッツの姿を、片時たりとも見失うまいと、毎回目で必死に追いかけた。失敗の許されないギリギリの空間と、緊張感、手を伸ばしても絶対に届かない憧憬、観ていると、ドキドキが爆発しそうになる・・・。地上にパイロットが降り立った時の、テンションの高さ、観客はボルテージを上げきったまま、パイロットの姿を求める、ゆっくりヘルメットを外すパイロット、そして歓声!!・・・叶わなくなってしまった。今も、新しい、エアショーチームを立ち上げようとしている人たちの心のうちを思う。サニーさん、スタッフの皆さん、どうか頑張ってください!どれだけ時間がかかっても、必ず、待っていますから。岩崎さんの、『空へ!!』の言葉、忘れませんから。(2008年但馬空港フェスティバルにて)
2010.03.09
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先日は、失礼いたしました。テーマがなぜか、『蘭』になっていましたね。ここまで完璧に、最初のテーマ選択を間違えるとは・・・。テーマ『蘭』を見るために訪れてくださった方、大変申し訳ありませんでした。***夢を見ました。『ぺぺるさん、仕事辞めるんやってー?』更衣室でそう問いかけられ、私は着替えの手を一度止め、『ああ、私は「辞める」と言っちゃったんだっけ・・・』と思うのです。『さびしなるなぁ、バイバイやなあ。』『今まで有難うね』そう言いながら、私は、とても寂しく思います。・・・で、私は、辞めるほど何を悩んでいたのだっけ・・・***何でも、何かをしていれば、常に悩みや迷いはつき物です。実際に、逃げ出す事を考えた事がない訳ではないですが、いざ辞めるとなると、思い切りの悪さが残る事になるのだと、夢で、諌められた様な気がしました。***そんな時、写真部に所属していた学生時代の先輩から、個展のお知らせが届きました。すごいな、すごいな、・・・嬉しいな。まだ、学生の頃はフィルム時代で、私自身も、暗室で写真を焼いた事があります。(数えるほどですが(笑))今の部室には、さしずめパソコン必須なんでしょうか。先輩は、昔から素晴らしい写真を撮る方でした・・・。私が、ケータイのカメラ愛用者で、スナップ写真中心になってしまって久しいのに、常に、写真を撮り続ける先輩。年賀状には、必ず、ご自身の撮った美しい写真をプリントして送って下さいます。4月は岡山!10月には、東京!アーティスト(先輩)と一緒にトークパーティーなんて、楽しそうだなぁ。でも、4月は、園芸業界的には非常にタイト・・・。行けなくても・・・ずっと、心からの声援を送りますが、このタイミングで届いた美しい葉書が、今年一年、常に、傍で力をくれそうな気がします。^^(植物園で見た、アマゾンリリー)
2010.02.28
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帰宅が遅くなり、餌を待ちかねている、ベタ(闘魚)のベタ太の様子が見えたので、慌てて粒を撒こうと、手を水槽に翳した途端、もう一匹の闘魚、タロウが暴れだした。尻尾に加速装置が付いたように、水槽内を、アップダウンしながら二周し、挙句、(逃げようとしたのか、)コツンと頭をガラスに打ち付けた。そして、水槽の底に、斜めになって死んだように引っかかってしまった。えらも口も動かず、打ち所が悪かったか、と、思わず泣き声をあげた。『なんでよー! そんな事で絶命しちゃうなんてありなの!?』・・・うちに来てから早一年半、未だに人の顔を見ては、必ず威嚇するヤツだが、(そういや、この子がうちに来た時には、まだ麻生太郎内閣だったんだよなぁ。)ひょっとして、こんなベタは他にいないかもしれない、と思うほど個性の強いヤツで、大好きなのだ・・・(でも多分、タロウは私が嫌い)。暫く、様子を見ていると、・・・口が僅かに動いた。 しかし、元気な時、憎しみすら感じるふてぶてしさは、すっかり影を潜めて、目を動かすばかりだ。 ・・・動けないらしい。いつも威嚇してくれる私の顔を、至近距離から見ているのも癪に障るだろう・・・。仕方なく、水槽に布を掛けてやって、もう、静かにしてやった。それでも気になって、少し間をおいて、布の影から覗いてみた。さっきまで、斜めになって、動く気力も失っていたタロウは、いつの間にか、いつものヒーターの上に乗って、私にお尻を向けていた。・・・取り敢えず、動く事が出来たのを確認出来て、ほっとした。お魚は、弱っても、どうしてやる事も出来ない・・・。(病気の薬はあるけれど)今回は、私が不用意に手を翳したために、実は小心なタロウは、心底ビックリしたのだろう。(多分、寝ていたに違いない)逃げ回り、逃げる場所を求めてガラスの底にぶつかって、脳震盪でも起こしたのだろう。いつも、人を見ればプンプン怒っていて、なんちゅー癇癪持ちだと思っていたが、威嚇する、ということは、急な事態に対する心構えをしていたのだね。それが無いと、失神してしまうほど、恐がり屋さんなのだね・・・。これからは、顔を合わせる度に、一度、タロウに威嚇されるように努める事にするよ。だから、・・・元気になってください。
2010.02.26
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『お友達とね、越前海岸に行ってきたの!』(母は、元々関東の人なので、関西弁は使えない)バスで、日帰り越前ツアーと洒落込んだそうだ。車に弱い母が、よく頑張ったものだ・・・。『水仙はもう終わりに近かったわ』なるほど、水仙を見に行った訳ね。 淡路の黒岩にも水仙郷はあるけど、いかんせん車が無いと行けないから・・。母が嬉しそうに土産物を出してきた。『昆布ゼリーね、喉に詰めない様に食べてよ。(詰めないよ)とろろ昆布。 何にでも使えるでしょ?で、昆布の佃煮。 ○○(妹の名)がいつ来るか判んないから、持って帰って良いわよ。で、これは求肥昆布。 銘菓なんですって。』昆布ばっかりだね! 水仙系のお土産無いの?(笑)『仕方ないじゃない、バスで『昆布館』てとこに連れて行かれて、土産物買ったんだから』・・・なるほど。・・・・・・家に帰ってきて、お土産をよくよく見て気が付いた。とろろ昆布に、『利尻昆布とろろ』て書いてある・・・。なるほど、福井県の昆布館と、北海道の昆布館はタイアップしているのだな・・・。でも母よ、これは「越前のお土産」ではなく、「昆布館のお土産」だ・・・。(笑)
2010.02.18
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(植物園で見たトケイソウ、パッシフロラ)現在、家の室温19度。エアコンその他暖房器具、点けていません・・・。今日は雨が降っていますが、驚くような気温です。4月下旬並みとか言ってたっけ・・・。それでも、動かないと肌寒く感じます。いつもの習慣で、出掛ける前に、カイロを背中につけようかと思って止めました。あ、セロジネの蕾が、一日でぐんと大きくなっている!びっくり!では、行ってきまーす!!
2010.02.10
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レジに、見知った人が来られた。・・・先生だ。 大学の先生。もう、何度か来店されており、一度、嬉しくなって名乗りをあげ、挨拶をしたことがあるのだが、元来口数の多い方でなく、微笑んでくれたものの、ご自分の身分を晒されるのを、余り潔しとしないようなので、その後は、私も普通の店員に徹している。先生のご様子を見ると、時間が経ったことを痛感する。恐らく先生も、もし私を覚えておれば、同じ感想をお持ちだろう。私にとって先生は、大学での、重要な一単位をもぎ取る為に、苦労をした記憶と共にある方だが、先生にとって、私は、有象無象の中の一学生に過ぎぬ。それも、先生の授業について、余り熱心でなかった学生だから、忌々しく思っていらっしゃるかもしれない。懐かしく思えど、そう縁の深い方ではなく、だから、顔を合わせる度に邂逅を喜んでいては、お買い物を楽しんで頂くことが出来ない。そんな先生に対し、一度だけ、学生時代の私は食って掛かったことがある。3回授業を休んだら、単位はやらない(=留年)と宣言された時だ。・・・理由が、就職活動であろうと、なんであろうと。講義後、先生のオフィスに鼻息荒く飛んで行き、就職氷河期の我々が、どれだけ就職活動に力を入れざるを得なくとも、先生に、配慮は無いのか、と挑みかかった。先生はにべも無かった。曰く、就職活動は授業優先で行うものだ、と。講義を休みたい為に、就職活動するのではない、どうしても就職したい会社が、先生の講義のある時間に来い、と連絡があったらどうするのだ、と問うと、2回まで休む事は許している。 許容範囲で休めば良かろう、と仰る。3回以上、止むを得ず休まねばならなくなったらどうしたら良いのか、と問うと、それを調整するのは、君の義務だ、と仰る。議論は空転し、仮定の話を展開する事がイヤになった私は、話を切り上げ、頭を下げたものの、納得がいかず、ふくれっ面でオフィスを出た。***結局・・・先生の授業のある日は、最優先で就職活動を外し、私は、一度も休まず、就職活動を終える事が出来た。(全講義を一度も休まずに、という訳には行かなかった。)今考えれば、やって、やれない事を、やる前に理由にするなと、先生は仰っていたのかもしれない。***先生のお顔を見る度に、あの時の事を、先生は覚えているだろうかと思う。・・・そして、今の学生にも、『3回休んだら、問答無用で単位は落とす』と、宣言しているのだろうか。出来れば、そうであって頂きたいような気がする・・。今の状態では、聞くことも確認する事も叶わないが・・・。先生がお帰りになった後、しばし私は、心を大学時代へ飛ばすのだ。
2010.02.07
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いきなりですが、これなーんだ。ウエンディーズのハンバーガーです。そう、去年の12月31日で日本から撤退してしまったWendy's(ウエンディーズ)。私にとっては、飛ぶ鳥を落とす勢いのあったダイエーの象徴だったり、マクドナルドより、アメリカンなイメージがあり、(チリビーンズがあったから)閉店撤退は惜しまれるところでした。黒字経営だったと伝え聞きます・・・。日本では、店舗数が71、社員数約60人、アルバイト数1900人だったそうです。一店舗に社員が一人も居ないところがあった、と言う事でしょうか。それでもこれ以上人材投資できない、というのですから、どれだけ、裾野で働く人たちの負担が増えていたか、今更ながら、解るような気がします・・・。山一證券が破綻した時、かつて大騒ぎでした・・・。今や、日航がこんなことになってしまい、・・・しかし、淡々と事件は流れてゆく。・・・ウエンディーズは、歯牙にもかけられなかった・・・。誰もが、真面目に仕事に取り組んできただろうに、一体何がいけなかったのだろう、と思うのです・・・。多分・・・私にとっては、チキンタツタよりも、忘れられないハンバーガーです。(閉店前に、名残を惜しんで撮って来ました。)
2010.01.19
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