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全く、今日も寒く天気が悪い。明日は高校の入学式だというのに困ったな。
桜並木を華やかに・・・とは行かないようだ。まだまだ新潟は冬。桜なんてカッチカチに寒がってきゅっと締まっている。
そんな気候のせいか、風邪をひいて高熱を出したりする人も多い。職場の後輩の1歳の赤ちゃんも体調を崩し、連日小児科通い。入院になるかもしれなく、本当に気の毒。
彼女の母親と旦那さんと彼女とみんなで交代に病院通いをし、彼女も職場と病院の往復でへとへとで疲れた顔をしている。頑張れ、若いママ。辛いよね。
王子も小さい頃、体が弱くてよく熱を出した。王子の病気が治って出勤すると今度は私が熱を出し、39度。帰って良いよ・・・と優しく皆に言われ申し訳なさと情けなさで涙がにじんで謝りながら帰ってきたことがあったっけ・・。
小さい子は急に具合が悪くなりあっと言う間にぐったりするから怖い。おまけに喋れないから、親としても切ないものだ。ぐっすりと睡眠をとることは大切。
王子が眠る時はよく昔話を読んであげた。
漫画日本昔話のように、声を変えてなかなか白熱した演技だったと思う。
私は、幼い頃、本が大好きだった。
ページをめくると広がる世界。2ページ、3ページと読み進んでいくとドンドンその中に入っていくようだった。読んでいる間は、主人公と共に冒険し時には外国人になり、時には動物になり目くるめく非現実世界を堪能するのが楽しかった。
活字が頭の中で映画のように映像になる、あの感覚。王子にも是非本の楽しさを知ってもらいたくて、なるべく眠る前のイベントとして・・・さっさとベットに入っていただくためにもあれこれ盛り上げて読んであげていた。
王子は傘地蔵が好きだった。何度も読まされて暗記してしまったっけ・・。
しっかーし、 今、王子は本を読まない。何でだよっ!
ま、思うようにいかないのが子育てってもんですな。ま、それも彼の個性で、私には出来ないことを彼は出来たりもするわけで・・。
久しぶりに絵本を広げてみたら、懐かしくて我が家の毛深いお嬢さんに協力してもらった。眠る前に、昔話をどうぞ。
寒い冬のことじゃったぁ。

森にも雪が降り子猫は初めての雪に夢中じゃった。


「わぁ・・何かが振ってくるよ。」
暫く夢中になっていると手がかじかんで冷たくなってきた。

「おねいたん、お手手がキンキン冷たいよぅ。」

「まあ。可愛いお手手が冷たいね。手袋を買いに行こうね・・」
可愛い小さな妹の為に、二人は人間に見つからないように夜、こっそりとお店にやって来た。
「決して姿を人間に見られてはいけないよ。人間に見つかると かわいい~
とか言って捕まって閉じ込められるか、保健所に連れて行かれてしまうんだよ。
人間は勝手で怖い生き物だから、捕まってはいけないんだよ。お姉ちゃんがこちらのお手手を人間の子供の手におまじないで変えてあげる。こっちの手をだすんだよ」
お姉ちゃんはそう言ってお金を渡した。

こん、こん、こん。
「夜分、しゅいません。このお手手に合う手袋、くださいな。」

!! 魔法のかかっていない手を出してしまった。
その手をみた手袋屋は、狸か狐が騙しに来たのかとも思ったが、声を掛けた。
「千円です。」
はい!

どうやらお金は本物だったので手袋を持たせてあげた。
山の動物でも、冬は手が冷たいんだな・・・手袋屋はそう思った・・。

「お姉ちゃん、ただいま!あたち、買ってこれたよ。人間、怖く無かったよ」
喜びと緊張から解き放たれて ぎゅう と、姉にしがみつく・・・。

「頑張ったね。でも、怖くない人間もいるんだね・・」

「うん、人間怖くなかったよ。間違えてお手手を出してもちゃんと売ってくれたもの・・」
子猫は、飼ってきた大事な手袋をぎゅうと握り締めてそう呟いた・・・。
はい、おしまい・・・・。
主演・・・子猫・エルザ おねいたん・クッキー でした。
さあさあ、早くねましょっ。
お休みなさい。明日は良いことありますように・・・
そうだよ、アホだよ・・。 2013.10.11 コメント(14)
付いて来るぅー!付いてない日。 2013.09.13 コメント(18)