ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

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Mar 29, 2011

私をスキーに連れてって 2011

(3)

カテゴリ：日常

　いつのまにか冬が終わってました……。

　もともとは、三月半ばから後半にかけて今季最後の北国スキー旅行に出かける予定だったものの、友だちには悪いけど自粛。時間的にも精神的にもそれどころぢゃなくなってしまったし。

　僕は昔から斜面滑走のスキー（ダウンヒル、アルペン）は好きでしたが、近年は平地滑走（クロスカントリー、ノルディック）も嗜んでます。アルペンよりもお気軽にできるのが最大の魅力。わざわざ高い金払ってお山に行かなくても、雪さえ降ればちょっとした森の散策路がノルディック用のコースになる。

　ただ、僕の周りのスキー仲間では、ダウンヒルとクロスカントリーの両方をやる人はあんまりいません。なんとも淋しいかぎり。

　ふと気づきました。強引に例えると、バイオリンとビオラの関係に似てるかもしれません。

　斜面スキーは、華やかで目立つし、滑走後の爽快感もひとしお。傍から見ても楽しそうなのは明白。一方、平面スキーは地味。何がどう楽しいのか、実際に体験してみないとその良さがわかりにくい。

　斜面派と平面派とを隔てる見えない壁。互いに相容れないのは、各人の意地やプライドなんでしょうか。

　で、自分の場合、現実的には骨折や捻挫などの危険性が少ないという意味で、来季からはクロスカントリーのほうに重きを置くことになりそうな気もしてます。