ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 11, 2012
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 NYカーネギーホールでオルフェウスの定期を鑑賞。




  オネゲル Pastorale d'?t?
  チャイコフスキー Serenade for Strings



 よくもまぁ、こんなややこしー曲ばかり集めるもんだと感動ちゅう。この楽団はほんとうに選曲が素晴らしい。

 特にショスタコはかっこよかった。ピアノ独奏はJean-Yves Thibaudet氏。楽譜を見てお弾きになってて、よってぼくは譜めくりのお姉さんのほうにばかり視線が行ってしまった。こーゆー曲の譜面ってめくるの忙しそうだなー、などと同情したりして。←勝手にお仲間意識

 さて、最後はチャイコの「オー人事」。寝た子も起きる、かつ泣く子も黙る名曲。オルフェウスにとってもオハコに違いなく。今回は裏メロをいちいち強調した演奏で、ぼくとしては実に気に入った。
 想い起こせば、ぼく自身チャイコ弦セレは何度も弾いたことがあるけれども、一番最初に弾いたのはまだ中学の頃。当時のこととかを想い出しながら、ちょっぴり感傷的になりながらオルフェウスの演奏を聴いた。
 チャイコって、やっぱりすんごい作曲家であることを再認識させられてしまった。ちょっと「通」ぶって、「チャイコはド派手すぎて、どーしても好きになれないんだよねーオレ」とか言ってる自分を恥じた。
 そして、この曲に純粋に惚れ込んでた昭和時代の若き自分に想いを馳せてみたわけで。








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最終更新日  Feb 12, 2012 01:25:50 PM
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