ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Apr 9, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「いいか男は生意気ぐらいがちょうどいい」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星)

 イギリスの名門Oクスフォード大学で、何世紀にも渡り存在する反逆系秘密倶楽部の話。
 部員は成績優秀しかもお金持ちのお坊っちゃまばかり。草食系かと思いきや、実は大酒呑みで乱痴気騒ぎ好き、しかも女子や貧乏人や非白人を見下して差別発言しちゃう困ったちゃんたち。

<感想>
 いまいち。
 どこまで実話をもとにしているのか知らないけど、どーでもいい。何を描きたいのか不明。 
 そもそも、誰が主人公なんだかメリハリに欠ける。お若いイケメン役者を複数揃えりゃいいってもんぢゃないし。別に演技も演出も特に優れてるとも思えず。
 いっそのこと、新入部員の何とかさん(名前忘れた)をもっと明確に主役に位置づけて、彼が倶楽部の活動と美女との色恋沙汰とのはざまで悩んだり、部の活動内容自体に疑問を持ったりするくだりにもっと時間を割けばぐっといい構成になっただろうに。
 彼らのとんでも言動を批判したいという目線でもないみたいで、どうも観づらかった。要するに優越感を誇示なさりたいだけの、常識に欠ける白人男子様たちのお話か。
 英語の表現にBoys will be boysというのがあるけど、男は大人になってもしょせんやんちゃ少年のままだから、多少の粗相は許される。これって、女子とか非白人男子には当てはまらなくて、ちょっとでも失敗すると「これだからお前らは」とか叱られる羽目になるわけで。





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最終更新日  Apr 18, 2018 08:24:09 PM
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