piled timber

手紙


貴女へ

 「いい娘だな」、最初に会った時そう思った。
 よく見えないんだって言った時「此処なら見えるでしょ」マネキンの側に立つ君を見て、可愛いなって思った、後は何度か会っているうちに、忘れられなくなり、抱きしめたいと想うようになってしまった。
 なぜなんだろう、君を想うこの気持、なぜなんだろう?君をおもいっきり抱きしめたくなる。たとえどんな所だろうと、まわりにどんなに人がいようが、お互いの事何にも知らないけれど君を抱きしめたい。
 そういう気持が、今の私にはとても大事な物かもしれないこんな事ばかり考えてるから、バカニナリソウダ私の目の前でこれを読む貴女に、俺は宣言するぞ、最初の一歩を踏み出してまた二歩戻ってしまったけれど、また踏み出そう。嫌がられてないと思って、嫌われてないと信じて

 読み終わったら気を付けるように、目の前の男はチャンスを狙っているぞ、何時でも君を抱きしめたいと、この思いを信じて貰えるならたとえ派出署の中でも、交差点のど真ん中だろうとも歩道でも、電車の中だろうとも、映画館の中だろうとも。

  君を抱きしめたい

 落ち込む君をみると悲しくなってしまう。ちょっぴりの余裕と時間があれば君と一緒にいてあげられるのに。何が悲しいのかな、男の嫌なとこ見ちゃったのかな?
「男なんてみんな女だったら誰でもいいんでしょ」って君が言ってたけど。そう、みんな自分の空き間を埋めてくれるなら誰でもいいのかも知れないと俺は思うよ。きれい事は言いたくくないんだ。人間誰でも淋しいとき、悲しいとき、泣きたくなるとき一人じゃいれないんだと思う。昨日の君がそうだった。独りにしちゃいけないと思えたよ珍しいね、あんなとこ見せたの、でも嬉しかったよ少しは俺のこと信頼ってゆうか、頼るってゆうかしてくれてるってこと、二歩前進ってとこですか?。
 ただ惜しむのは、昨日のチャンスを俺が行かさなかったことかな、お互いのこと何も知らない二人だけど。今の自分の気持に正直に。朝、目が覚めたとき、隣に君がいたらとても幸せな気持になれると思う。なんて勝手なことばかりいっちゃいけないね。今度、夜会うときはタイムリミットの無いときに会いたいね。だって、そのほうが絶対口説きやすいもん。そうじゃ無きゃ、昼、何処か公園みたいなところにでも行きたいね。君の膝を借りて、膝枕かなんかしちゃってさ。なんか、そんなのもいいと想わない。ほのぼのとしててさ。そんなふうになりたいね。君に、気持を伝えられたら。言葉にならない想いを伝えたなら。俺を想ってもらえるのだろう、何も考えずに日向ぼっこのようにぼーとしていたい、君の側で。

 人は出会いと別れを繰り返しながら生きてゆく、出会った順番が違っただけで、その後がだいぶ変わってしまう。もし もし君ともっと前に出会っていたら?。やっぱり今と同じ様に口説いていたんだろうな?。まめさかげんは昔の方が上だけど。昔より今の方が落ち着いて話が出来る。どちらがいいのかよくわからないが?。やっぱり口説くんだよな、ゆっくり口説いたほうが良さそうな君だけど?早いほうがいいときだってあるんだよ。
 よく解からないけど一緒にいたいって事だってあるんだよ、人には、いろんな良くないところがあるもんだから。それを見せたくないって想うんじゃないのかな?見つけられて、嫌われるか、逆に好ましいと思われるか。まあどっちかしかないからね、俺はいったいどっちに思われるんだろう?。

 書いた日にちがばらばらだから、大変読みづらくてごめんなさい。でもすこしは俺の気持を解かって貰えたかな?解かってもらえたら大変嬉しくおもいます。そいでもって受け入れてもらえたらなお嬉しいんだけど。怒られちゃうんだろうな?。やっと、つきあって貰えるかどうかって時なのに、だけど、スタートのゴウサインは出しちゃったし。後は......................。
 ま そんなとこですね。

 ひとつよろしくお願いします。

 先日は、どうもすいませんでした。雨の中、濡らしちゃってゴメンネ。
 何かまた、捕まえそこなって墓穴を掘ったみたいな感じになったね。
 ちょっとずつ貴女が近くに感じられてきた。ウレシイコトデス。
 最初にあったときは、なんて嫌な奴、次に会ったときは、嫌な奴。その次に会ったときは、まっ 普通かな。そして、ちょっといい奴かも知れないになって、今度は、一体どうゆう風に変わっていくのかな。多少手応え有りって感じだったけど、またしても逃げられてしまった。
 何かが、足りないみたいだね、一体何何だろう、足りないものって。エッセンスが、決め手になるかな。テンションを上げるにはやっぱり、場所、雰囲気、甘い言葉それとも、ただじっと見つめるのがいいのかな?じっと見つめ逢い、含羞む二人ってのもいいとおもう。あっ それはもうやってしまったんだね。

 この気持の高まりを、貴女に伝えたくて思わずペンをとりました?じゃあなくてキイボードを叩いてます。叩くじゃ、なんか味気ないね。この気持を伝えたい、この胸の高まりを伝えたい貴女に、なんとしてでも。どっか行きたいね!海が見える所がいいな、温泉があったりしてさ。のんびりと温泉に入り、二人でただぼーとしてたり。海辺の近くを散歩したりしてさ。二人で行こうよ、計画を練って時間を見つけて行こうよ。
 そうでもしなきゃ、貴女とゆっくり過ごしたいと思ってもそんなチャンスが出来そうに無いもん。貴女と、二人っきりで居たい、二人っきりになりたい、二人っきりの時間が欲しい。俺は、叫んでしまいそうになる。貴女が見つからない、店以外では殆ど捕まえられない。
 忙しいのは、解かるけど、せめて二日に一度ぐらいは電話で話がしたい。そう思っちゃおかしいかな?今迄でたった一度か二度だけだよ、電話で捕まったの。あんまり捕まらないから、彼氏がいるのかなって思ってしまう?いないって聞いてるし、そう信じてるけど。色々、忙しいから店にもあんまり行けないし。ああ ストレスが溜まりそうだ。
 毎日でも、貴女に会っていたい貴女に遭いたい、この思いが積もりに積もって遭いたい病になりそうだ。ああ 遭いたい遭いたい遭いたいよーと叫んでしまう俺であった、まる。
 傍から見たらただの病気にしか見えないかもね?今度、この手紙渡すのはいったいいつの日に成ることやら?その時まで、貴女が俺を忘れずにいてくれるのか?全く自信の持てない俺なのである。ああ情けない情けない 完全に病に落ち込んでいる。貴女の中に俺は住み着いているのだろうか?貴女にとっての俺と、俺にとっての貴女とが同じぐらいの重さであったらどんなにうれしいか。
 最初は名前も覚えて呉れなかったけど、少しずつ貴女との距離が無くなって来ている。貴女の思っている時間よりはずっと短かったかもしれないが、俺の感覚ではちょっと長いきがするけども?気持に正直に、貴女との距離が限りなく零になるようにがんばります。あくまでも俺のなかではソフトでも、
 貴女にはハードかもしれない。蜘の巣を張ったのは俺だったけど、その蜘の巣に捕まって動けなくなったのは、俺なんじゃないのかな、虜になってしまった。時間が俺を縛ってゆく、心が段々動けなくなってゆく
 貴女は何処にいるの 早く俺を解き放して欲しい。そして思い切り抱きしめさせてくれ。なんとなくこう書くと、ラブレターぽいでしょそして二人は結ばれたとなった、前か後かは定かではないが、二十四歳の誕生日おめでとう。貴女の、今迄の事は知らないし先の事も解からないけど、今を、この一時を楽しんで欲しい。出会いも何かの縁だし。せっかく、出会えたんだから、貴女の一言が、なかったら、何げない一言がなかったら ちゅうした仲にはならなかったと思うし、こんなに、貴女を好きになりはしなかったと思わないか?。今俺は、恋をしているのかもしれない、貴女はどう感じてるのだろう?

11月30日 気持を記す

PSこの手紙の裏の二人の様に今度は花束を持って誕生日の前後に会いま
 しょう。そしたら、今度は帰さないよ

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