~翼をください~

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2006.04.02
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愛しい物を、手離すのは辛い事。

それと同じように。
愛しい場所と、さよならするのは辛い事。

私が最も長く過越した場所。
生まれてこの方、一度も浮気した事なんて無かったよ。
ずっと同じ場所に居たんだ。
沢山傷付けてごめんね。汚してごめんね。
でも、これは、成長の跡。

寒さから守ってくれた。
おじいちゃんとおばあちゃんが創って。
その子供達が守って。
さらにその子供達が生を受けて。
いろんな事があったね。
家族と難しくなる事は有ったけど、
居辛くなる事なんて絶対に無かった。
何でだろう?
新しい事に向かって、
前向きなはずなのに…
涙が止まらないよ。


これからだって家族で、私の生家で。
それは変わらないはずなのに。
涙が止まらないよ。
もぅ私の帰る場所ではない其処。
家族3人の城。


仲間外れになった気分だ。
大好きな大好きなあの場所が、
世界で一番遠い場所になった気がする。

きっと、
世界で一番安心する場所で、
私が最も帰りたい場所。

有難うを云えなかった。
今まで有難うって、さよならって、云いたかったのに。

裏切られたって思ってるかな?

どんなに帰らなくても、傷付けても、
私の帰りを待っていてくれたのに。
帰ってきたら温かく迎えてくれたのに。

もぅ帰らないの、解ってるから…さみしくなったかな。
今頃、泣いてる気がする。

私の今までを、一番見てきた其れだから。
私が、一番感情を表した場所だから。

門出って、こんなに切ない物なんだ。

卒業式だって、泣いた事無いよ。
何も寂しい事無かった。
ただただ嬉しくてたまらなかったんだもの。
早く此処から去れる…!!

此処だって最初はそうだった。
鬱陶しい家族と、接する事が無くなるのが、
少し切なくも有り、でも、嬉しかった。
多少寂しいのは解っていた。

でも、こんなに切ないなんて。

家族と離れるのは、切ないの、解り切ってたけど。
此処に帰らなくなるのも、其れと等しいくらい切ない事だなんて、思わなかった。

もぅ一度帰ったら。
ママとパパに、ちゃんと挨拶して。
お姉ちゃんにも言葉をかけて。
おじいちゃん、おばあちゃんにも挨拶して。
そしたら、最後に声をかけよう。
有難うって、さようならって云おう。

私の育った場所。


今度からは、私は客。





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最終更新日  2006.04.12 14:31:59 コメントを書く


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