ウィンドウズ2000へのアップグレード
周囲から止したほうがいいよという声があるなか、デフォルトの
98の不安定さに辟
易
してたわたくしはアップグレードに踏み切った。その心には、その昔W2Kが出たばかりのときに三菱電機のペディオンというなつかしいノートPCにインストールして問題なく使えていたことが記憶にあったということもあったと思う。
ノートンアンチヴィールスが邪魔をした
まず最初に引っかかったのはノートンである。これは日ごろはヴィールスから身を守ってくれる兵だが、今回ばかりは邪魔者である。W2Kのインストールが途中で止まってしまった。もっとも、かしこいW2Kは再起動によりなにごともなかったかのように再インストールをはじめた
なんだよ、順調だよ
そう、そしてなにごともなくアップグレードは終了し、98SE時代の環境もほぼ引き継いでいるようだ。ただし、アンチヴィールスをはじめ、フレッツADSLやウィンドウズCEサービスなどがアウトになっている。アンチヴィールスは対応していないというエラーメッセージ、ADSL・CEサービスは再インストールによってなにごともなく動き始めた
突然のブルースクリーン
しばらく使っていてCD-Rを使いたくなったわたし、
Easy CD Creator
をおもむろに出してきてインストールをはじめた。途中でエラーが出るなあなんて思いながらも一気にインストール終了。再起動を掛けた。。すると、ウィンドウズが立ち上がりつつ、途中で
ブルースクリーンでハングアップ!
どうしようもない状態になった。そう、私の持っていたバージョンはいかんかったのである(笑)
短絡的な行動はだめ
ここでわたくし、W2Kを信じきっていたので、再起動を掛けF8をおもむろに押す。ここには前回起動時の状態に戻せるといわれる隠しメニューがあるのだ。なにごともなかったかのようにこれを選択し、起動をかける。その結果は・・・・駄目である。起動しない。。そこでセーフモードにて起動を掛ける。
なんとか立ち上がった。そしてわたくしは短絡的にEasy CD Creatorの削除を掛けた。ふう、、一件落着と・・再度再起動!!なにごともなかったように起動をしていく。しかし、、、やはり最後でブルースクリーンである。
大問題はここで発生!!セーフモードでも立ち上がらないのである。CDからのリカバリーも動かない。あとでROXIO(当ソフトの製作メーカ)のHPを見ると回避するための方法が書いてあった。
短絡的・刹那的なアクションは禁物である。
あ~~反省(汗)
ここからが大苦戦
ハードディスクにはおよそ
5GBに及ぶ私の大切なデータ
が存在していた。これだけは殺すわけにはいかないのである。しかし、CD-Rも動かない。ウィンドウズも動かない。それどころかリカバリーも出来ないのである。どうしたものか。
辛うじて動くのはMS-DOS
であった。
フロッピーでは取りきれない。HDDに!というところから始まる苦戦
そう、5GBである。フロッピーではざっと
5000枚
という恐ろしいデータ量である。無理無理、FDDでバックアップなんて出来ないのである。さあ、こまったこまった。DOSからでは起死回生のパッチも動かなかった。急遽WIN98の起動ディスクを作成し、ここから立ち上げ、まずCDの認識をさせた。W2Kの起動ディスクでいいじゃないか?とお悩みの貴兄もいることであろう。。しかし、ここでは既にW2Kはセーフモードでも動かないのである。そう、W2Kの起動は無理だったのだ。。WIN98のプロンプトまで出れば、あとはW2Kをインストールできるかも・・・という
淡い期待
であった。
しかしW2Kの修復は出来なかった
W2Kには修復ツールがついている。通常はだいたいリカバリするのである。しかし、今回は駄目。。途中までは修復するが、最後はブルースクリーンである。しかし繰り返しているうちに、CDを認識している時間が長くなっている。そう、W2Kはインストール時に数回再起動をする。そのいつの段階かでCDを認識しなくなってしまうのである。するとHDDからブートするので、ブルースクリーンに逆戻り・・・という魂胆である。
しかし、なぜだろう。。。
DOSやらWIN98やらW2Kやらごたごたやっていると、いつのまにかW2Kを別フォルダにインストール出来た。そう、なぜかW2Kがとりあえず動いたのである。
ということはUSBが動く!!バックアップ完了!!
そう、W2Kが動くならUSBである。早速
USBのHDDを購入
。なんとか退避した。やっと一段落である。新しいパソコンを買ってもなんとかなるなと思うと気が楽になった。
諸般のことを考えると、デュアルブート環境だ。。
このようなトラブルを考えるとやはりデフォルトのOS環境は大切なようだ。となれば
デュアルブートだ。パーティション分割もトラブルが多いと聞く。ここはIDE接続の
HDDを増設し、WIN98とW2Kを別のドライブに入れるしかあるまい。。というところか
ら・・・第2話は始まる