高千穂~日奈久






通潤橋の大放水通潤橋の放水



着いたのが10時過ぎですでに一番近い、駐車場は満車でした。
仕方がないので、別の駐車場へ。いつもこの駐車場ばかりです。
ここからは、歩きです。結構、歩きます。
でも、甌穴群が渓谷のいたるところに見られ、とても見ごたえ十分です。
一番近い駐車場に止めたら、ここの見学はしないと思うので、いいとしましょう。

いよいよ、旦那、去年乗れなかったボートを乗りに受付へ
もう、順番待ちができていました。
歩いてここに向かう途中、下の渓谷が眼下に迫り、
ボートに乗る人たちが見えました。
ボートはフル稼動で渓谷はボートで溢れていました。

一槽、1500円で3人まで乗れます。
お兄ちゃんは遠慮すると言うので旦那と私と娘で乗りました。

前にも書いているようにボートはフル稼働のため、上手く漕がないと
別のボートとぶつかりそうになります。


ボート1傘を差し、用意万端のご婦人


そんな状況の中で娘が漕ぎたいなどと言うもんだから、
私は反対したにもかかわらず、旦那は代わってあげ、指南を始めました。
おかげで、ボートのみならず、渓谷の岩にまでぶつかり、
わたしは悲鳴を上げます。


ボート2ボート漕ぎの練習をする娘


しかし、周囲を見ると、そんなボートばかり。
ボートに乗って漕ぐなんて考えてみたら、あまりないですよね。
下手なのも、無理はありません。
あっちでゴッツン、こっちでゴッツン!です。
そして、ボートの数の多さもあり、よほど、上手くないと
この状況では当然、ぶつかるのが当たり前だと思いました。

ボート3ボートの順番を待つ人たち

制限時間の30分になりそうだったので、娘のボートこぎの練習もここで終了。
岸に戻るとボートに乗る人の待つ列が長くなっていました。


突然ですが、高千穂のお土産にはこれがいいです。


あいそめ堂のお漬け物
   特に「しそ千枚漬け」はおいしいです。



温泉と食事の出来るところ。
しかも、2,3時間横になりたい。

高千穂を後にした私たちが次に向かう場所の条件です。

市内を少し抜けたところに高千穂温泉がありました。
2,3ヶ所のリストアップしたとこから選びました。

選んだポイント  「 近い 」「 行ったことが無い 」です。

高千穂温泉


ここは、オープンが平成10年4月なので、まだ出来立てでとってもキレイ。
隣には温水プールがあります。
温質は単純温泉、低張性弱アルカリで、
効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、健康増進です。

ここには、大浴場、高千穂の山々を見ることのできる露天風呂、
ミストサウナ、ドライサウナ、肩こりにはたまらないうたせ湯、
季節ごとの薬草やハーブなどのお湯が変わるイベント湯があります。

体を洗うところには、仕切りがあるので、
隣を気にせずゆっくりと洗うことができます。

また、更衣室の所にある鏡も大きいので、鏡の前に置いてある椅子に座って、
ゆっくりとドライヤーで髪を乾かせます。

お風呂上がりにはのんびりくつろげる大きな休憩室もありますから、
畳でごろごろしてみては?(しかも1階と2階の両方にあった!)

ぽぽの一家はここで横になって大画面の熱闘甲子園を応援!

個人的には、風呂上りにマッサージ機にかかるのが気持ちいいです。

この温泉は、地元の人が多いみたいです。
旅で寄られた方は是非大浴場で高千穂の人と交流を深めて下さい。

《料金》高校生以上500円 中学生300円 小学生200円
 ※毎月第1木曜日(祝日の場合は翌日)はお休みなので要注意



ここで、食事と温泉と休憩を堪能して約、3時間半 過ごしました。
夜中、車を走らせたのでいい休憩になりました。
食事代は別にして500円で十分、元を取らせてもらいました。

大きな施設なだけにばい菌の繁殖を防ぐために塩素臭さはどうしても
ありましたが、泉質はまぁまぁでした。


これから、また、行程が長い・・・先を急がないと!

ここから、私が旦那に代わって運転です。
旦那の車は8人乗りのワゴン車「エスティマ」です。
車高が高いし、排気量も3200だから、運転し易い。
(スズキのワゴンRに普段、乗っている私の実感です。)

国道218号線を西へ   五ケ瀬町~矢部町を通り抜けます。

途中、五ケ瀬町にある「うのこの滝」を見学。

細い道をくねくねと曲がって行き、たどり着いた行き止まりが
滝の見える小さな空き地でした。

うのこの滝うのこの滝


五ケ瀬町を過ぎると熊本県です。
218号線をしばらく行くと矢部町を通ります。
ここは数々の石橋で有名なところ。

大放水で知られる通潤橋をはじめ、
霊台橋という最大規模の石橋があります。

ぽぽのは3回行ってようやく、大放水に行き当たりました。
日曜日の12時に放水してくれます。


通潤橋の大放水通潤橋の放水
この写真は去年の7月の分です。


通潤橋の放水は有名ですが、あれ1回放水してもらうのに5000円かかります。
(看板に放水を希望される方のために連絡先が書いてます。)
そこでただで放水を見る方法を伝授いたしましょう。

通潤橋には観光シーズンにはほとんど毎日観光バスがやってきます。
そのツアーのほとんどに放水が組み込まれているのです。
そこで、お昼頃にお弁当でも持って特等席をキープしておけば、
見事な放水を見ることができます。
念のため駐車場の売店のおばちゃんに時間を聞いておけばバッチリでしょう。
やっぱり、実物はすごいですよ。

放水口の栓の開閉は、先祖代々受け継がれているそうで、
原田さんしかできないことになっています。
(おじさんは農作業の合間に来たような格好で気さくな方でした。)




本日のお泊りは日奈久温泉の 金波楼 です。   

金波楼娘の後姿を激写

場所がわからないので電話をしたら、
従業員の方が角の所で待っていてくれました。


金波楼は木造3階建てで重厚な外観を持ち、明治43年に創業し、
それから94年を経た日奈久温泉の代表的な老舗旅館です。


日奈久と言えば、温泉と名物日奈久ちくわですが
忘れちゃいけないのがもう一つ
桑原竹細工店 です。

早速、宿に着くと工房の方へ歩いて出かけました。
誰もいない、店内!
でも、開け放たれたまま・・・
電気もつけずに・・・

どうしようか?
勝手に上がって見学するもの・・・と思案していたら、
奥さんが帰ってきました。

残念!
今、大阪の阪急デパートに実演販売に行っているとの事。
しかも、『いい品物をごっそり、持っていってしまったので
できのいいのが残っていません。』と奥さんは気の毒そうに言いました。

でも、支店の方にいくつかあるとのことで明日の朝、行くことにしました。


豪華な食事に良質の温泉。

豪華料理夕食の豪華料理 魚がメインです。


この写真のほかにもあとで、2,3品暖かいのがきました。
食べきれませんでした。


温泉は夜、遅くなって入りました。
改装してまだ、何年も経っていないのでとても、清潔でした。
そして、良質な温泉でした。

日奈久温泉は開湯600年になると言う熊本県下最古の温泉地です。
以前から良質の湯とひなびた雰囲気が受け、
中高年を中心にファンが多かったが、
現在は九州新幹線開業で県内外からさらに注目を集めています。


夜中に・・・

この日は室伏選手の出るハンマー投げのある日で
当然のように観ました。
そして、また、寝不足に・・・

金波楼の磨かれた玄関黒光りした玄関


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: