「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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神様のくれた恋1~5
この作品はわたしの花中デビュー作でした。
でも、UPされていたのは約1週間の間だけでした。
データが飛んでいったのです。
みなさんの素晴らしい作品と共にきれいさっぱり。
あきらめて、untitle書き始めました。
その中には「神様のくれた恋」に使われた文章もかなり入っています。
ですから、そのまま、UPするわけにはいきませんので
大改造しています。
タイトルだけ、同じと言っても差し支え在りませんが、
少し、残っているデータがあるので使用していきます。
最後まで、お付き合いいただければ、幸いです。
神様のくれた恋1
桜くらくら様より
牧野、おめでとう。
幸せになれよ。
そこにいる誰もがそう願った。
6月の花嫁。
白いドレスが良く似合って
とてもきれいだった。
「ありがとう」と何度も何度も繰り返し、言う。
涙で化粧がはげかけていたけど
鼻水をズルズルさせていたけど
全部、牧野で
誰もがそれを受け止めてた。
ブーケは宙を舞い、そして、女性陣の黄色い歓声の中、
それは、なぜか、俺の方に飛んできて
「下に落としたらマズイ!」ととっさに手が動き、
俺はそれを受け止めてしまった。
「あっ!ヤバイ!」とは思ったが
本当にその後がヤバかった。
「なんで、そこにいるのよ!」
「なんでとったの?」
どんな言い訳も通用しなかった。
女は怖いとは思っていたが今日ほど思い知らされたことはなかった。
俺たち4人はいつも一緒だった。
だから、牧野が初めて、俺たちの前に現れた時も
当然みんないっしょに初めて見たわけだ。
英徳にいないタイプの女だった
赤札にも負けないで、いや、俺たちに赤札を逆に貼り付けた女
意地っ張りで、勝気だった。
人を頼らず、自分でなんとかしようとして、よく、こけてた。
でも、そのくせ、情にもろくて、お人よしの牧野。
自分のことより、他人のことを先に考えていた。
俺たちからしたら、ありえないことで、
でも、牧野からそのことの大切さを教わったのも事実。
相変わらず、実践はできないけど。
鈍感さが半端でなかったから、その恋はずいぶん遠回りになったけど
でも、牛歩ながら、前には進んでいた。
それなりに。
しばらく、非難の嵐が続いた後、ブーケを手に考えていた。
俺が持っててどうする?
そうだよな?
女ども以外からは冷やかされた。
『なんで、お前が持っているんだ。』
『デリカシーがない』だの、『早くお婿に行きたいんじゃない』の等
俺はそんなつもりじゃなかったんだ。
ただ、あの時、牧野の心のようにきれいだったこの花を
どうしても汚したくなかったんだ。
牧野、ごめんな。
このブーケ、俺が取る羽目になって・・・
牧野はこの事実、どう思っているんだろうか?
今は、みんなに囲まれて、祝福を受けているから、後でそっと謝ろう。
そして、俺が取ってよかったのか、聞いてみよう
いや、聞かなくても答えはわかっている。
「いいよ。それは、取った人のものだから」なんて言いそうだ。
でも、この花は俺に必要ないと思う。
だから、永遠の美しさを保てる加工処理をした後、
また、牧野に戻そうと思う。
できれば、ガラスの容器か何かに入れて
そしてそれを見るたび、思い出し、言われるんだ。
「あの時、ブーケを取った馬鹿な野郎がいたな」と。
お笑いぐさにされても、それはそれでいいと思う。
そうやって、俺たち仲間が集まって、これから先も騒いでいられるのなら
俺はいつだって、笑いものになってやろう。
牧野、いろんなことがあったけど、とにかく、幸せになってくれ。
知らないところで流した涙の数は俺たちには計りようがない。
でも、牧野には幸せになる権利があるんだ。
どうしてかって?
それは神様がくれた恋だから
神様のくれた恋2
式の後、盛大な披露宴が行われていた。
俺たちも当然、出席したが、政界人、財界人の集まりと化した
披露宴会場は退屈きわまりなく、会う人毎にあいさつの繰り返しだった。
悪いとは思いつつも、2人の了解を得て、俺たちは
いつも集まっている溜まり場のようなクラブで2次会と称して飲んでいた。
2次会でも散々だった。
俺は女たちの標的になっていた。
「ブーケを取れなかった」せいで、悪酔いした桜子と滋が
俺に腹いせにと新種(?)の遊びを始めてしまった。
「題して、ブーケ取ちゃいましょう!」と
とにかく、俺に向かって、後ろ向きに物を投げてきた。
「おい、やめてくれ!」と叫んだが、2人の怒りは納まらず、
次々に手当たり次第投げてくる。
「割れ物とクラブの備品だけは投げるなよ!私物だけにしろ!」
と言い、必死にキャッチする。
花嫁のブーケを取ると言うのは
女にとってそんなに大事なことなのか?
あの、牧野の中学時代の友達のおとなしそうな女の子まで
それに加わっている。
桜子が言う。
「牧野先輩のウェディングブーケだからこそ、意味があるんです。」
「もう、頭にくる!!
ライバルは桜子しかいないと思っていたのに
靴だって、ハイヒールやめて、ほら、見て!
ヒール5センチのパンプスにしたのに。」
と、滋がロングスカートの裾をめくって見せる。
あぁ、もう、よしてくれ!
あぁ、もう、うるさい!
助けてくれ!
神様のくれた恋3
悪夢のような結婚式の日から2週間が経っていた。
「新婚生活を冷かしに行こうぜ。」とまた、いつものメンバーが集まる。
俺は運転手に待ち合わせ場所を言う。
今日は途中から一人乗せていく約束だった。
と、その前に寄る所があった。
頼んでおいた物を取りに行く。
店員は大きな袋を俺に渡しながら言った。
「きれいに出来てますよ。きっと、喜ばれる事でしょう。」
それを車のトランクに載せた。
待ち合わせ場所に近い公園の木々は
さっきまでの雨に濡れて新緑がいっそう、眩しかった。
待ち人は・・・もう、来ていた。
運転手が後部座席のドアを開けた。
俺の横に乗り込んできたのは
桜子だった。
「すみません。こっちに寄ってもらって。助かります。」
たぶん、ケーキだと思われる包みを持っている。
女って奴はどうしてこんなケーキのような
甘ったるいものが好きなんだろうか?
そう言えば、類は甘いの平気そうだな。
あいつ、フルーツグラタン食うぐらいだから・・・
総二郎も言ってたよな。
類が『抹茶にミルク入れたい』と・・・
「俺の立てた抹茶にミルクとはふざけるなよ」って。
「美作さん、どうしたんですか?物思いにふけっちゃって!」
あっ、もう、ブーケのことは気にしませんから。大丈夫ですよ。
滋さんはどうだかわかりませんけど・・・ね。」と笑いながら言った。
桜子とは特に付き合っているわけでない。
連絡を回した時の流れでついでだからと
車で迎えに行く約束をしただけだ。
ずっと、友達のような関係だったから
恋愛感情が今さら湧いてくるとは思えなかった。
ただ、俺も社会人になって忙しくなり、時間に制約のある
マダム達とそうそう、遊んでいる訳にもいかなかった。
そして司と牧野の結婚。
俺も俺の結婚について意識し始めたのも事実だった。
司のような恋愛もいいかもしれないが
俺には似合わないだろう。
かと言って、どこどの世話好きの親戚やらが持ってくる話や、
会社の関連企業の令嬢との見合い話に乗りたくはなかった。
俺には…誰かいるか?
と考えた時、なぜか、最初に思い浮かんだのが
桜子だった。
だからといって猛烈なアプローチをしようなんて思わない。
自然に任せればいい。
俺がこんな言葉使ったらおかしいかもしれないが
縁があれば、そうなるだろうし、なかったらそれまでだ。
とりあえず、先の見えない俺の恋の行方のことはさておき、
俺は結婚式のあの日にふと浮かんだ
「神様のくれた恋」という陳腐な言葉を耳にした日のことを思い出していた。
神様のくれた恋4
あの日も、いつものメンバーで集まっていた。
司がNYから帰ってきてから、すでに2年近く経っていた。
煮え切らないつくしに、なんだか、押しの弱くなった司。
2人を見てイライラする俺たち。
そんな状況だった。
別に何年付き合ったって、いいし、
2人のことに口出しする義務もない訳で
ほおっておいても良かったのだが・・・
司は海外出張が長引いて、その日の約束に間に合わなかった。
が、その代わり、いつも、遅れてくる類が先にきていた。
「なんか、番狂わせだな。いつも、俺たちが絶対お前を待っているのに・・・
どういう、かぜの吹き回しなんだ?」
と総二郎がからかい半分に聞いた。
「いや、今日、休みで寝ていたら、牧野が突然訪ねて来てさ、
相談あるって言うから、聞いて、それから来たの」
と部屋の隅っこに陣取って、ため息をついている牧野を指差した。
「どうしたんだ?牧野、ためいきなんかついて!
ついに、司やめて、類に寝返ったか?」と総二郎。
「バカ、そんな冗談やめとけ。
いまさら、血を見るようなことは言わんでくれ」
と俺は焦って言った。
「2人とも心配しなくていいよ。俺もそんな気ないし、
順調にいってるんじゃないの、たぶん。」と類が鼻歌まじりで言う。
「『たぶん』とはえらい不確定な表現をする奴だな。
お前、今日、相談に乗ったんなら、なんか問題あるんだろう?
言ってみろ、おにいさんが聞いてやるぜ」
と総二郎が類に迫っている。
俺はそれより、類が鼻歌を歌っている方が不気味だった。
「あんまり、牧野、待たせて、ここで話すのもなんだから、
とりあえず、中に入ろう。ほら、こっち、見てるぜ。」と提案した。
「お待たせ!」と牧野の座るそこだけ仕切られた
コーナーの方に3人で向かった。
「ねぇ、3人で何は話してたの?」と牧野。
総二郎が小指をうえに向け、
「この話に決まってるだろう。」と挑発している。
「もう、西門さんたっら、そんな話ししかできないの!
あっ、花沢類は違うでしょうけどね。」
と言って顔を赤くする牧野。
オ、オイ!俺もそうかよ!
俺、この頃、忙しくて遊んでる暇ないんだよ。
「こいつと一緒にしないでくれ。」と言いたかった。
が、当然、言わせておく。
「それより、牧野、司、出張、長引いているんだって?
寂しいだろう?それで、類のとこ、行ったのか?」
と言い終わる前に牧野が横にあった、自分のバッグを投げてきた。
それがやけに当たったら痛かった。
「なんだよ。何が入っているんだ。牧野、お前、
こんな重い物を投げて、打ち所が悪かったらどうするんだ」
と重いバッグを俺は持ち上げながら言った。
『なんでいつも俺だけがこんな目に合うんだ』と思う。
牧野は「ごめん。でも、美作さんが悪いんだよ。冗談やめて。」
と真剣に言ってきた。
その顔にことの重大性に気付き、
「ごめん。牧野。悪かった。」と詫びた。
「どうしたんだ、牧野。もう、類には話ししたんだろ。言ってみろよ。」
と総二郎が言った時、女性陣2人が入ってきた。
「イエーイ、滋ちゃんですよ!みんな、元気?」
相変わらず、元気のいい大河原に、
「すみません。遅くなって。仕事終れなくて、少し、待ってもらいました。」
このところ、すっかり、大人の女になった桜子。
「待ってないぜ。俺たちも今さっき、来たとこ。」
俺は座るように席を指差す。
2人は牧野の隣に座った。
2人が来たことで一旦、さっきの話は中断されていた。
食事の間、仕事の話しやら、最近のそれぞれの近況など、
当り障りのない話がしばらく続いていた。
俺は時折、気になるので牧野の様子を何度となく、伺っていた。
見た目はいつも通りだった。
いや、桜子と滋にはさまれ、どちらかと言うと楽しそうだ。
『なんだ!思ったより、深刻な話しじゃなさそうだな。』
あらかた食事が終わり、ワゴンに乗せられた各種デザートが運ばれてきた。
女たちの歓声。
真剣にデザート選びをしている。
こんなことに夢中になって、しかもなんだあの熱いまなざし。
ある意味、女たちは幸せな奴らだと思う。
「俺、パス!俺の分、食べていいぜ」と言う。
「俺も、パス2だ。」と総二郎。
類はと・・・一緒に真剣になって選んでいた。
口火を切ったのは意外にも滋だった。
「ねぇ、つくし、そろそろ、結婚って話、聞いていいんじゃない?」
司、マンション買ったでしょう?まだ、住んでないみたいだけど。
新婚生活にぴったりなとこでしょう?ネタはあがってんのよ。」
「えぇー!マジで!知らなかった。牧野、本当か?」と総二郎。
俺も初耳だった。
やっぱり、そろそろか・・・と。
急に、牧野がしゃべりだした。
「あのね、マンションの話は本当。こないだ、一緒に中、見てきた。」
「どうでした?道明寺さんが選ぶとこって、やっぱり、億ションでしょう?」
と桜子が興奮気味に聞いている。
「うん、まぁ・・・ね。滋さんとこ並みののマンションだった。」
「でも、その割にはえらい、浮かない顔して・・・つくし、なんかあった?」
しばらく、牧野の返事を待ったが、帰ってきたのは
深い、ため息だけだった。
「牧野さ、」と返事をしない牧野の変わりに類がしゃべり始めた。
神様のくれた恋5
みんなで固唾を飲み込んで、その先を待った。
「牧野、その時、司にプロポーズされたんだって!」と類。
『えっ-!!なにそれ!』
『はぁー!ついに来たか!』
『すごい、先輩!とうとう、やりましたね!』
みんなから、あがる驚きと感嘆の言葉。
俺も・・・なんだ、司、やっぱり、やる時はやるんだな。
良かったじゃん・・・
と思い、牧野に向かって
『おめでとう』という祝福の言葉を口にした。
だから、類の奴、鼻歌なんか・・・
ところが、肝心の本人はえらい浮かない顔をしている。
「ありがとう・・・」と短い返事をしたまま、また、黙ってしまった。
やっぱ、なにか、あったんだ。
えっ!まさか?
そんなことをないだろう?
たった、今、頭に浮かんだ考えを否定しつつも
俺は心配になり、思わず、言ってしまった。
「まさか、断ったってことはないだろう!」
一斉にあがるブーイングの嵐。
「美作さん、縁起でもない!冗談よして下さい。先輩に失礼ですよ。」
「そうだよ。司のプロポーズ、断るなんてありえないよ。
花中同盟の人なら旦那、捨てても、プロポーズ受けるわよ。」
「オイ、あきら、なんでそうなるんだよ」と総二郎まで、突っ掛かってきた。
「あぁ、ごめん、ごめん。うらやましい限りだよ。
バッグ投げられたお返ししただけ。牧野、良かったじゃん。」
ところが、類が否定しなかった。
「あきらの言う通りらしいよ。ねぇ、牧野、断ったんだよね」
嘘だろう・・
なんでそうくる!
俺はその先のことを嵐の予感を感じながら、類の次の言葉を待った。
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